<例会山行報告> | ||||
2003年5月 | ・天ヶ岳 ・綿向山 ・山スキー ・姥が岳1・姥が岳2・ |
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<例会山行報告> | ||||
<公開例会報告> 姥ケ岳 標高1454m 2003年5月22日木曜日晴れ 参加者:小松(CL)・西村高(SL)・武藤・山本綾・本田・天岡・ 沢崎(里山)・寺尾(鈴鹿)・高村(小松友人)、以上9名 |
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コース:雪稜会前(6:08)…平家平(9:50)…ブナ林(10:57)…ミズバショウ群生地(11:23)…姥ケ岳(12:25)…平家平(15:55)…雪稜会前(19:50) 雪稜会前を2台の車に分乗して出発、マキノで1人合流。 標高900メートルの平家平に駐車、すでに車が6台停まっていた。 人気有る山なのだ。登りだしてすぐにお花畑になり写真撮影がはじまった。 花のことは、ちんぷんかんぷん皆さんよく知っている。蕗に似ているサンカヨウやミツバオウレン・バイカオウレン・タチスボスミレ・ニリンソウ・ミヤマカタバミ・ザゼンソウ・等々、花音痴には到底覚えられないです。 林道を数回横断して、林道の終点に3台の車が止まっていた。ここのブナ林も、すばらしい樹林帯です。町の人らしきカメラマンが数人カメラを回していた。山菜を採りに来ている人も多いようだ。禁止の看板があるのだが!この素晴らしいブナ林の平地にはスミレやミヤマカタバミが咲き乱れ、鑑賞と写真で、前へ進まない。イワウチワ・コブシと花花花。雪も残っていた。 水芭蕉群生地到着、1200m位か、水芭蕉やナルコユリ・ユキザサ。皆さん、もう動かない、まだ1時間くらいはかかるだろうに。頂上近くに来て、カタクリの群生、右も左もカタクリです。すごいです。 ようやく姥ケ岳(1454m)に到着、北寄りに荒島岳、南寄りに能郷白山が望める。荒島岳はすこし霞んでいた。食事のあと全員で写真。昼食時間60分 ゆっくりと景色を満喫して、ここともお別れする。 ☆再度すばらしいぶな林でゆっくりした。平家平駐車場ヘ意外にはやく到着できた。姥ケ岳は名前に似合わない素晴らしい山でした。 報告:天岡 |
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<例会から> 姥が岳雑記 小松 明美:記 |
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ブナの新緑に会いたくて出かけた姥ケ岳。 そこで出会えたものは、芽吹いたばかりのブナはもちろんのこと、誰もがその白さに魅了されるコブシの花。頂上近く、感激的な出会いのカタクリの群落。まだ芽吹かぬ頂のブナ。 そして何より温見を挟んで南にそびえる奥美濃の盟主、能郷白山。右肩奥の蕎麦粒と並ぶ私の山の双壁である、磯倉。 雪国の遅い春を十分に堪能することが出来た一日でした。 国土地理院2500分の一を4枚つないでみると、(つないでみないとこの場所がよく解らない)この辺りの山深さが解ろうというもの。 姥ケ岳は、旧西谷村の南部、真名川上流雲川と笹生川を分ける大山塊である。平坦にゆったりと延びる頂稜は、昔、西谷村の人々がこの山を生活の場としていたことを想像するに難くない。 頂から西北に広がる高原状の斜面は平家平と呼ばれ、昔ここに平家が隠れ住んだという伝説があるそうだ。北の小沢、南の温見から村人達が、山の幸を求めて行き来したであろう様子も想像できる。 温見からの路を知りたくて、大野市教育委員会に出かけていったが、あいにく図書館は休館日、西谷村村史を紐とくことは出来なかった。市史編纂室にある資料からは検索することは出来ず、ゆっくりと時間をかけてもう一度歴史を紐とく作業をしたいものだ。 錦秋に染まる秋のブナ林の再行までに宿題を片づけておこうと思う。 大野市役所林務課で頂いた資料を添付しておきます。 |
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