<例会山行報告>
2003年4月 三十三間山   ・朽木:雲洞谷山 
野点:雲洞谷山 野伏岳
<例会山行報告>
能登越から三十三間山(842.3m)
4月26日(土)天気 曇り霧雨
参加者:CL小松明美・西村高行・武藤釿二・天岡茂 
秋山典彦・堀部美智恵・松田祐子・岡和子 計8名
 7:00 事務所集合 3台の車に便乗三十三間山へ出発
 8:30 三方町三十三間山登山口 真新しい駐車場にログハウスのトイレ2年前に登山者の為に作られ、明日27日は登山開きで賑わうそうです。この駐車場に1台車を置いて2台で八幡谷、村道に入る。
 9:05 八幡谷村道途中に車を置いて登山口へ
 9:10 霧雨のため雨具の上だけ着て出発 15分程で川を渡る
 9:25 能登郷登山口 ここから急登 p290 衣服調整 ギフチヨウの餌になるカンアオイを教えて貰う(ギフチヨウの幼虫はこれしか食べないそうです)
 9:55 小休止 5分
 10:25 右手に谷を見ながら歩く丸木橋、滑りそうなので橋の下を歩いた。
 10:46 稜線に出る、能登越えp655滋賀県と福井県との県境お天気がよいとひだりに若狭湾が見えるとか??霧のために景色が見えない、残念、武藤さんが鹿の角を見つけられた、枯れ木とよく似ているのに運が良いとみんなで誉める
 11:07 美浜山遊会の標示がp720 今度はカヤバで西村さんが角をみつけた、なんと二度も、二本並べて立派な角でした。

鹿の角

三十三間山頂上にて
 ブナ林に入るp780霧に煙るブナ林はまだ新芽は吹いていない枝にかかる水滴が木肌に流れ落ちて見上げるといぶし銀色に輝き何とも美しい
 11:51 霧雨に煙るブナ林の中で昼食、こんな幻想的なところで食事をするなんて参加して良かった大きなブナの木を発見、カメラの出番です、p800 カタクリの花があちらこちらと咲いている。
 13:40 三十三間山頂上p842.3タムシバ、クロモジ、チゴユリ、ユキザサ、カタバミ、イワウチワ、イカリソウ、エンレイソウ、マムシソウ、カタクリ等とたくさんの花に出合えました。
 14:00 下山開始 ムシカリ(オオカメの木)満開でした、小松さんのブナの花を見つけたと言う声で少し戻る、初めてブナの花を見ました。
 14:45 中間点の標示
 14:52 夫婦松 小休止
 15:44 林道に出る
 16:00 駐車場 朝、停めていた車で林道の車を止めた所まで二台の車を取りに行ってくださる、有り難う御座います。
 16:30 帰路に・・・こんなにゆったり、のんびりと花を愛でての山歩きは楽しかった.
・・・これからはこんな楽しい山歩きを目指そうと思います。

                                         記録:岡
<春の公開野点山行>
朽木雲洞谷山(622.6m)〜大彦峠』
     日 時:平成15年4月29日(火曜日)緑の日
参加者:会 員(家族含む):18名
岳友会の参加者:3名・一般参加者:39名  合 計60名
(コースタイム)
 小野駅(8:00)→和迩駅(8:20)→朽木学校前バス停(9:20〜55)→登山口(10:05)→名護峠(10:30〜40)→東山(11:05〜15)→行者山(11:40)→雲洞谷山手前の広場にて昼食兼野点(12:15〜13:40)→雲洞谷山(13:45〜55)→大彦峠(14:33)→林道(14:50)→上岩瀬バス停(15:50〜16:00)→朽木学校前バス停(16:10〜20)→小野駅(17:15)→和迩駅(17:30)

 大型連休の頭の祭日で参加者数が心配されたが、有り難い事に参加者多数の為、バスを大型車に変更、更に救援車を含め三台の車を出し、朽木学校前バス停に集結。
参加者の受付後、西村会長の挨拶、土方様の指導で準備体操を行い三班に分かれて
 9時55分出発。
 市場の商店街の丸八百貨店(文化財)を左折直進すると不老の滝がありその先に登山口がある。 登山口を入った所に『鳥居』と『山の神の祠』がある。
 早々からの坂道、この名護坂を昇りきると名護坂峠にでる。 此処で小休憩。此処から南方向へ尾根伝いに杉の緑と雑木林の芽吹きの柔らかな新緑に包まれたトンネルの中を、落ち葉の絨毯を踏み締めながら東山(412,5m)、行者山(621m)へと進行。時折鳥の囀る声と共に爽やかな風が吹き気分爽快である。またイワカガミの花は珍しくは無いが、尾根に出てから行者山の先までの広範囲にイワカガミの群生が見られ精一杯花を咲かせていた。雲洞谷山の手前の雑木林の広場にて新緑の木立に囲まれ昼食と野点を楽しむ。皆さん『抹茶』を美味しく頂いた様です。
 食後スタートし5分程行くと前方が開け『朽木雲洞谷山(622.6m)』山頂に到着。始めて展望出来る処に出て比良山系、蛇谷ヶ峰を眺めることが出来た。此処からは下りで暫くすると岩場の急斜面を下り鉄塔を過ぎると大彦峠。最後の難所で急な階段を下りると林道に出る。全員無事下山し大彦谷の林道を、せせらぎの音を聴きながら上岩瀬バス停。 全員の下山確認後バスにて帰路に就く。
晴天に恵まれ余り人の踏み入れて無い素晴らしいコースで参加者の皆さん大変喜んでおられ、今回の公開野点山行は大成功で終了しました。
                                  記 秋山

イワカガミ

1 班

2 班

3 班
野点山行> 
雲洞谷山に参加して
4月29日(火) 晴れ
湖南岳友会:河野小夜子:記
 比良雪稜会の野点山行は以前から知っていましたが「雲洞谷山」はどこにあるのか、どう読むのかさえわかりませんでした。どうも朽木の方らしいと地図を広げて探してみると、うん あった!そこから安曇川を挟んで蛇谷がある。でも、登山道は示されていない。
 こんな話をしながら私たち岳友会のメンバー北村・富田そして私・河野は集合場所に向かいました。空は青空、気持ちがいい。申し込みがギリギリと言うか 多分締め切った後にもかかわらず山本さんのご好意で参加できるようになり感謝しています。
 貸切バスが朽木に到着する間を利用して ちゃっかり本陣の朝市を楽しみました。試食して歩き買いもしないのに作り方を聞いて…しかしイタドリの佃煮はおいしかった。あんなのどこにでもたくさんあるのにねぇと言いながら「作ってみようか」とは決して言わない主婦二人。
 参加者60名には正直驚きました。多くても20名くらいかなぁと勝手に決めていたのでその人気の強さ、そして恒例になり皆さん楽しみにされているのがよくわかりました。
 山の中に入ればイワカガミの群生、そして淡い黄緑の新緑。そして緋毛氈の上でいただいたお抹茶。ぜ〜んぶ、ご馳走様でした!重い魔法瓶をザックに登っていただき いろいろご配慮ありがとうございました。うちの会は元気な人多いけど、こんな風情のある事をする人いるかなぁと三人でボソボソ。
 大彦峠には白倉岳に続く道があり、ここは縦走しなければならないとまた行きたい山を見つけ、おまけまでもらった気分でした。
 比良雪稜会の皆さん、ありがとうございました。
また、誘って下さい。自分の会の山行は正直なとこ居心地はいいのですが、井の中の蛙になります。他の会の雰囲気を知ることも大切だと思いました。それより何より山を愛する者 同じ滋賀労山の者として友人をたくさん作りたいと思います。皆さんも岳友会の山行に是非一度参加してみて下さい。歓迎いたします。