<例会山行報告>
2002年1月 ・初日の出山行  ・新春山行:武奈ヶ岳
   <例会報告>   
2002・元旦
 初日の出山行 比良・権現山   
 
参加者:山本(CL)山田(SL)藤井夫妻 山口 福野 福田 尾畑 
 谷内夫妻(山友会)谷内さんの知人親子:計 12名    やまもと記
 コースタイム・登山口5:30〜頂上7:00〜登山口8:45

 2002年元旦 午前五時過ぎ上記12名が権現山登山口に勢揃い。身支度を整えて五時半に出発。三年連続雨にたたられた、いわくつきの山行とあって天候が心配されたが、お天気男の山・山コンビがまたもや威力を発揮、満月の明かりに照らされた明るい登山道歩きとなる。年末に降った雪が所々残っていて多少歩きずらい所もあるが、おおむね順調に登ることが出来た。(途中からガスが架かって来ていやな予感)頂上には雪が10センチほど積もっていていい感じの雪山登山となった。我々の他に2パーティー4名が居て16名の賑やかな初日の出山行に相なった次第です。
 残念ながら、初日の出は、4年連続で見ることが出来事せんでしたが、山口弥生ちゃんが準備してくれた、トン汁風雑煮は具の多さと味の良さであっという間に完食となりました。寒い中での暖かい食べ物は最高にありがたいものです。4〜500人は登っているであろう三上山を正面に見下ろしながら、滑らないように、ゆっくりと慎重に下山しました。
 2002年も意欲的に多くの山に挑戦してみたいと心を新たにしました。
<新春山行>  
< イン谷口〜武奈ヶ岳〜イン谷口 >
2002年1月13日(晴れ・曇り)

メンバー:CL山本修・SL山田・西村高・藤田・新見夫妻・藤井・山口弥・
原・尾畑・福野・宮下・藤本・(藤井友人)・武藤:計 15名
コース
 イン谷口(8:15)→大山口分岐(8:45)→青がれ(9:15〜20)→金糞峠(10:05)→奥ノ深谷分岐(10:15)→中峠(11:00)→河原・昼食(11:30〜12:40)→ワサビ峠(13:00)→武奈ヶ岳(13:30〜40)→八雲ヶ原(14:30〜40)→山上駅(15:05)→イン谷口(16:15)

 イン谷口に8:00集合、昨日からの快晴で本日の参加者は、山本さんのメール効果か?15名の多数となる。登山道を並んで歩く姿は、なかなかの壮観である。
 新年からの雪も、この所の天候で融雪し、だいぶ少なくなっている。今日も暖かである。青ガレ迄、衣服調整の短い休憩を取り順調に進む。途中、木の上に野猿の姿を見かける。青ガレから雪景色らしくなり、元気な女性達に引っ張られ金糞峠まで一気に登るが、峠は雪も少なく風が吹き寒いため、奥の深谷分岐の平地まで行き休憩を取る。
 一服後、大橋小屋方面の手すりの付いた丸木橋を渡ると、このあたりから芦生杉の大木が眼につき始める。大橋小屋との分岐を右にとり中峠に向かい丸木橋を渡ると沢沿いの道が続く。幾度も積雪の中の渡渉を繰り返しながら高度を上げていく。沢から離れ中峠に近づくと積雪量が急に増え、後方に堂満岳が見え始める。西村高行さんが、ここから見る堂満岳の姿・形が富士山に良く似ており「比良富士」と銘々。デジカメにその雄姿を納める。  

中峠から堂満岳を望む

西南稜から武奈ヶ岳を望む
 中峠とワサビ峠の鞍部の河原で昼食に決定。中峠から河原まで皆、積雪の中を思い思いのコースを取り、膝まで雪に埋まりながら楽しく下山する。
 尾畑シェフが鍋奉行となり指揮をとり、2つのコッヘルで湯を沸かし、出汁を作り、具を入れ、各自持参のもちを入れ完成。早速、戴くと、これが実に美味い。もちにスープの味がしみ込み、暖かいスープが冷えた身体に染みわたる。最後は、一滴のスープも残らず皆の腹の中に収まる。楽しかった昼食も終わり、いよいよ出発。  
 ワサビ峠までの雪道は歩きやすく、あっと云う間にワサビ峠に着く。西南稜からの景色は、曇り空ではあるが雲が高く見通しは比較的良く、まわりの山々が水墨画の様に見える。

 武奈ヶ岳山頂では、登ってきたハスキー犬と記念写真を撮り、下山となる。
 武奈ヶ岳直下の下りは急でアイゼンを付けていない人には、少々きつい下りとなる。八雲ヶ原まで一気に下り小屋前で休憩、先行組はどうやら、尻セードを楽しんでいたようだ。後発組は踏み後が消え歩き難くかったのは、どうもそのせいかもしれない。

山上駅までの最後の登りが、いつもながら、きつく感じる。山上駅からは、岳コースとリフト組(武藤・藤本)の下りに別れ下山し駐車場所に合流、解散(16:30)とする。

武奈ヶ岳山頂で登ってきたハスキー犬と記念撮影