...........................................................
ウッドパドルを自作しょう
世界でたった一つ自分の為のウッドパドルを作る
一番最初の松材の貼り付け写真を撮り忘れたので写真がちぐはぐですが 心材に朴の木両面に松材(25ミリ×120ミリ×450ミリ)をエポキシで圧着しました。 |
|
左のパドルはブレードの裏面です 心材の高さが35ミリなので出っ張りが見えると思います 右は表面、材料が皆同じ高さに揃えられています |
|
裏から見たところです 根本の方の心材が張り出しているのがよく分かる |
|
切り取りが終わった状態で全体的に5ミリくらい大きい 本当はまだ厚さが25ミリの板状のままなのですが 写真が無いため削ったのを代用 |
|
全体の写真です この写真も25ミリ厚を想像してください |
|
ここでやっと本来の写真です 25ミリ厚の板状を4時間掛けてグラインダーで削りました 表面は中心が約20ミリ削られ凹んでいます 裏面は両サイドが約20ミリ削られています 側面に5ミリくらいの平行な線を引き後はすべてフリーハンドです 人には勧められませんチョッと間違えたら指まで削ってしまいます 削り終わったらグラインダーの振動で手が痺れてました 翌日には肩がパンパンで腕もパンパン |
|
荒削りが終わったのであらかじめ用意していた型紙で型を取り ピラニア鋸で綺麗に切り取りました 後は凸凹が無くなるまで60番から順にペーパー掛けです 左の写真の様に木目が綺麗に見えるように成るまで頑張りましょう |
|
横にして取った写真 上が裏面 下が表面 この時点でパドル全体の重さが800cしか有りません 金具とクロスを貼り付けて後何c増えるか |
|
荒削りが終わった時点で色んな角度から写真を撮ったので貼り付けます | |
防水性を高めるのと木目を綺麗に出すために焼きを入れました バーナーで少しずつ焼くのですが手加減が難しいです 写真で見るより綺麗に出来たと思います この後エポキシを一度塗り染みこませた後平らに成るまで ペーパー掛けです このままでも十分使用に耐えられるのですが使い方が荒い サーフカヤック用なのでクロス掛けします |
|
ペーパー掛けが終わったら仕上げにもう一度エポキシを塗って 次はクロス掛けです クロスの上からはけ塗りしますが厚さが均一に成るように 塗った後にプラのヘラでスクイーズします それで厚さを整えるのと余分なエポキシをこそげ落とします。 一度に両面出来ないので表と裏とは日にちを替えて塗ります。 |
|
両面をエポキシ掛け終わったところ このまま周りをカットしてペーパー掛け出来る状態に成るまで放置します 寒い時期なので最低2日は掛かります |
|
周りをカットしたところです ガチガチに硬いので引き回し鋸で大雑把に切り取ります その後手カンナで丁寧に周りを削り取ります |
|
凸凹が無くなるまで全体をペーパー掛けします 右が9割がた終わったところ 左が5割くらいです 刷毛で手塗りするので凸凹が結構有り削るのに 結構時間が掛かります |
|
全体的に綺麗に削り終わったら仕上げのエポキシを塗ります 左の写真は塗り終わった直後です。 |
|
刷毛塗りの為パドルに塗るエポキシの量が違います 余分に塗ってしまったエポキシを均一にするために パドルをつり下げて置きます。 速乾性で無いので余分な量はポタリポタリと落ちます 左右で落ちた量が違うのが解ると思います。 これでブレードのエポキシ加工は大体終わりです。 これも経験を積んだ裏技の一つですが独学だとたった是だけの 事が解るまでに何年も掛かります。 |
|
仕上げのエポキシを塗り終わったところ |
|
ブレード表面 | |
ブレード裏面 |
木目が綺麗だったのでUPで エポキシで仕上げた後少し寒かったとみえて 若干透明度が足りない寒い冬に作業すると温度と湿度の 関係で良くあることプロは冬に作業しないと言うが私は仕方ない 夏は遊ばなくちゃいけないから冬オンリーである 少々の事には目をつむりましょう。 |
|
ブレードのそり具合の写真です | |
その他の写真 | |
その他の写真 | |
ジョイント用のステン金具を取り付けました ここで一気に重量が増えて合計で1150c長さは1900ミリ 今度はグラスのジョイントにしようと思うそうすれば1000cは 切れると思う 1ピースで良いならスカーフジョイントでつなぐともっと軽くなるはず さて今回の材料代は エポキシとクロスは手持ちを使ったので新たに買った分は 合計7000円 これで市販の4〜5万円のバトルに匹敵するかも? |
|
パドル制作第2段 前回取り忘れた接着前の写真 4本の松材は厚さ25ミリ×幅60ミリ×450ミリ 真ん中に有るのは圧着用の治具、手作りです (ボルトを買ってきて角材に穴あけて通すだけ) 上が借り組みしたところ |
|
上の材料をエポキシで圧着しているところ 幅270ミリ×長さ450ミリ |
|
手作りの治具 作り方は至って簡単 端材に穴を開けてボルトを通すだけ |
|
エポキシで圧着が終わったので治具を 外したところです |
エポキシがはみ出してガタガタしているのを 手かんなで綺麗に面を整えてから前回作成した パドルの型紙を使って線引きをします |
|
青い線が実際の大きさです 赤い線がプラス5ミリのジグソー用カット線です 最初から実線(青)通りにカットしないのが 失敗しないためのコツです |
|
赤い線の通りに綺麗にカット出来ました 嘘です 実際は結構曲がりながらカットされいてるのです 板が厚いのでジグソーのブレードも3枚ほど折りました。 25ミリの厚さが有るのでゆっくり切り進んでも 熱に耐えきれずに歯が折れます |
|
グラインダーで一生懸命に削りました 3時間ちょっと掛かりました 前回より45分くらい短縮されましたが 次の日は相変わらず筋肉痛です 横っ腹の筋肉も痛いですそんなところ 使った覚えは無いのに? |
|
真上から見たら結構ジグザグにカットされているのが バレバレだね |
|
真横からみたところ 今回はブレードの付け根部分の削りを 少し甘くした7ミリシャフトの中心に近づけた |
|
ある程度まで削り進んだので 最終的なカットの為の線を引きます |
|
曲線を切るための手鋸で線の通り丁寧にカットします | 切り終えたところ上は裏面下が表面 |
裏面の付け根部分 |
表面の付け根部分 |
付け根部分の横から見たところ綺麗に付いているのがわかる |
薄いクロスをエポキシで貼り付けました |
エポキシパテを薄く塗っておいてデコボコしているところを先に固めてしまう |
この部分を先に接着しないと柔らかいエポキシではクロスが浮いてしまいます |
夏は一晩で堅くなるので次の日にはカッターで周りをカット出来ます |
今回は名前もクロスの下に貼り付けました このパドルが海に浮いていたら教えてね |
周りを綺麗に整えたら一度全体をペーパー掛けてエポキシを 仕上げ塗りします |
今回はジョイントを使わずに 1本つなぎにすることにしました 20センチの長さでスクエヤーカットします。長さを測ったら後は斜めに線を引いてフリーハンド 持ち手が楕円形なのと45度に曲げる為かなり慎重にカットします。 |
仕上げ塗り終えた表面 |
同じく裏面 |
ジョイントした部分のUP写真 フリーハンドでカットしたのに隙間無く綺麗に接着されている 木目が違うので接着面が良く見えると思います |
|
楕円形の為細く見えるがこちら側も綺麗に接着されている この部分は1本の木がひねりを加えたように接着されている 写真では解らないが実際に見たら一寸かっこいいです |
|
完成したウッドパドル 長さ1900ミリ 重さ1020グラム 後もう少しで1000グラム切れたのに残念 |
|
完成したパドルを持って浜厚真に行ってきました なかなか使いやすかったです 今度は流さないようにしなくては? 今回はジョイントを買わなかったので 5,000円で完成です。 |
|