海龍で空を飛べるか


3bのサーフカヤックを造るぞー

下に下がりながら見て下さい


浜厚真は北風(オフ)が吹くと沖合に少々のうねりが有っても
波が消えてしまう
ここ何週か海に出れない日が続いたので前から考えていた
新艇の設計に取りかかることにした
年と体力を考えて長さ3b幅62aとした
長さがある分前後のロッカーは少々きつめ
問題は浮力が付きすぎるのでどこで調整するか
グラスだと削って調整出来るがベニヤだとデッキの形がちと
難しく成りそう中身の無い頭でしばし考える事にしましょう。
新艇座標21−11−10.pdf へのリンク

クリックして印刷してご覧下さい
新艇をラインを書き起こすのに必要な座標を公開します
まだまだ途中ですが解る人が見たらこれだけでサーフカヤックが
作れてしまいます
公開するのでそれを見て作るのは自由ですが完璧ではないので
解らないことはメールで問い合わせて下さい
だけど作った物に対しては自己責任でお願いします
作り方などはサーフカヤックを造ろうのページを参考にして下さい
新艇の座標を方眼紙に書き写してみた長さ3メートルの長い図面です
自在曲線定規で座標をつなぎ合わせていくと曲線が現れる
計算にほぼ間違えが無かったのでプラスマイナス1ミリ前後で書き上がった
後はこの実線でストリンガーと船底を作ってゆく
12月6日
今日は南風23bが吹いた
どこにも出かけられないので3階でストリンガーの制作
買って有った松材を前に作っておいた図面を切り取り
それに合わせて貼り合わせる
今回は強度を出すために幅15ミリ高さ30ミリとした
それにしても長さ3000ミリは長い上手く付くと良いが
1月24日
寒に入り寒い日が続きますが3階の作業部屋でストーブを
焚きながらストリンガーを切り取りました
電動ジグソーでガーガーやったわりには接着面が外れることなく
綺麗に切り取れました
その後強度を出すためテープ状のクロスを貼り付ける
クロスを上半分に(幅5センチのテープクロス)貼り付けるため
丸く面取りした後クロスをマスキングテープで仮止めした
その後シワを伸ばしてカッチリ止めた後エポキシで接着する
1月31日
3×6ベニヤを2枚貼り付けました
厚さ3ミリのベニヤなので厚さの6倍余裕を見て
7倍近く20ミをリスクエヤーカットして接着
合計幅90センチ長さ360センチの大きさに成る
左の写真はつなぎ目の拡大部分両面に板を挟み
30分くらい上に立っていた70`の重さでピッタリと付いた
@ 切り出す為に前にカットしておいた半割の型紙を仮釘で留めた
廻りを線引きした後、写真上の部分にひっくり返し又線引きをする
その後ピラニアソーでカットします
A 上の型紙で切り取ったらこんな形になるわけ無いだろうと思われるかもしれませんが実はこの間に作業が1つ有るのですが写真を取り忘れたのです
@で船底の形を書いたのち切り取らずにロッカーの曲がりとレールの角度を出すためにサイドの線を引き直すのです
B ベニヤに15センチ間隔で線を引いてノーズは2センチ、サイド(シートの横)で7.5センチの切り込みを@で使った型紙を利用して切り取ります
それがAの中心に有るロケット型の部分です
その後ロッカーの曲げとサイドの絞りを加えながら少しずつ切り取ると(これはある程度感による作業になる)こういう形になります
触覚の先端部分Bに有る四角の部分は後で調整出来るように切り取らずにわざと残してある
曲がった触角みたいな部分を銅線で絞り込んでいくと
左のような形になります
これはあくまでも仮止めなのです
後はストリンガーのロッカーに合わせてみて微調整はします
反対から見たところ
写真の撮り方にもよるが実際は細身の船体です
銅線で絞り込んだ部分の拡大したところ
ストリンガーを当ててロッカーの当たり具合とサイドの開き具合を
見ました
調整は必要ですがまあまあのできです
この後ストリンガーとベニヤを接着し銅の釘で補強します
ストリンガーをセンターに固定しないうちにサイドの立ち上がり
部分を厚さ4ミリの長尺ベニアで切り出した
ロッカーが結構有るのでベニアが結構粗末にに成りますが
仕方ない。余ったベニアは又違うところで使うことにします
模様が付いているベニヤを使うので右左を間違えないようにします
2.4メートルのベニヤでも長さが
足りないので余裕をみて後に70センチ継ぎ足します。
なぜ70センチかというと船は3メートル(直線で)でサイドは膨らんでいるから(Rが付いている)
@センターのストリンガーを固定した。
エポキシジェルをストリンガーに塗り銅の釘(15ミリ)を打ち付ける
Aノーズの先端部分も調整しながらカットし形を整える。
上でも書いたが図面どうりにベニヤを切り取ると20〜30ミリ短くなるのでここで調整します
Bノーズの前の外側部分が微妙に膨らんでいるのでサイドのベニヤを縫い合わせるときに調整します
Cサイドの立ち上がりを銅線で(太さ1ミリ)がっちり縫い上げました
ハシゴみたいに入っている棒は曲線と立ち上がりの角度を調整するために仮に入れて有る
Dフィンボックスを取り付けるボックスをサイドはベニヤで作りセンターはストリンガーを切り取るので松材で補強を兼ねて作る
この後グラスを船底と一緒に貼り付ける
@エポキシとウッドフラワーでパテを作りサイドの立ち上がり、その横の銅線で縫い合わせた所、センターストリンガーをパテ盛りする。
Aパテが固まらないうちにクロステープを貼り付けて強度を出す
パテが固まらないうちに柔らかいエポキシを塗ってクロスとなじませておく
Bサイドの立ち上がりが直角になるようにパテが固まらないうちに棒で調整する C船底をクロスで覆わないうちにフィンボックスを一度目のクロス掛けをする
Dフィンボックスを固定し終わったところ E二度目のクロス掛け
この後エポキシで隙間が出来ないようになじませておく
@船底のクロス掛け
サイドとセンターにも掛かるようにクロスは大きめにカットしてある
これでサイドとセンターは二度目のクロス掛けなのでより強度になる
A一度に出来ないので片方ずつ
2日懸かりです
B全体を塗りおえたところ C太さ1ミリ長さ10センチ、10センチ間隔で縫い付けられていた銅線を切り取ります
左にペンチ右にニッパーと両刀使いです
丁寧に取らなければいけないので半日仕事です
D銅線を切り取って残った銅線の頭をヤスリで削り全体的にペーパー掛けしたところ E後から見たところ
F前から見たところ ノーズの先端にエポキシとミルドグラスファイバーでパテを作り少しぐらいぶつかっても大丈夫なようにパテ盛りし強度を出した
テールの部分も同じようにパテ盛りしました
固まったらエポキシのトロトロなのを重ね塗りして隙間をふさぎます
手カンナの質問が来たので私の使っている物を紹介します
DIYショップで手に入る安物ですが(3千円くらい、替え刃を含む)
ベニヤを加工するのに便利なので長年使っています
替え刃式なので使いやすいです
FRPも良く削れます
右側は削る面が丸いのでベニヤの曲面削りに重宝します
@バウデッキの型を切り取ったので仮に組んでみました Aボリュームを下げるのに薄く作ろうと思います
Bそこで問題が発生しました
曲線を多様するとステッチ&グルーでは加工が難しいのです
Cさて どうしたものか?
しばし考えましょう。
誰か良いアイデアが有ったら
教えて欲しいよ〜〜〜。
@デッキの作成をストリップブランキングで作ってみようと思い立ちストリップ材を貼り付ける型興しをしてみました A厚めの方眼紙を買ってきて自在定規を駆使し30センチ間隔で型取りしました
B最初の型取りなので基本的な型興しをしてあります
Cこの後は
コンパネ(12ミリ)に型を写し全体の形を見ながら修正します
@コンパネに型を写し取る前に半分だけの型を左右1対の型にするのを書き忘れていました A標準的な型で全部で9枚仮のモールドの型を作成しました
3ミリのベニヤに少しづつ調整しながらです
B写真では左から3番目実際は4番目の仮モールドから急激に立ち上がっているのが見えます C4番5番6番のモールドの位置がシートや足回りの位置です
D7番目位から急激に平たくなります Eこの写真が4〜7番です
大きさや角度などもう少し悩みそうな場所です
道具の紹介
はさみはグラスクロスを切るだけ
ナイフは結構ちょうほうするノミでも良いのだが先の丸い部分で細工が出来るカッターだと歯が折れそうな事が簡単に出来る
カッターと平ノミの間に有るのはハンドドリル電動で出来ない場所用
両刃の鋸は頻繁には使わない
緑のグリップの替え刃式自在鋸は縦横少しの曲線と利用頻度は高い、その隣は引き回し鋸(丸く切る)その左はピラニアソー3種
一番左はピラニアソーの折れたのベニヤの途中から切り始める時などに結構使う
モールド9枚
厚さ12ミリのコンパネを半日掛けて
切り抜いたコンパネは非常に切りずらいので緑の取っ手の自在鋸を使用する
9枚切るだけで肩がこります
反対側
右側がノーズの1番
モールド固定
3ミリで型を取りそれを写し取ると
コンパネの幅(厚さ)がある分入らなくなる
それを手カンナで調整しながら
幅30センチに合わせて固定する
松材の端材が有ったので木ねじで
ストリンガーでセンターが出ているので固定は楽である
3ミリベニヤを20ミリ×1800ミリに切りそろえる
モールドに木工用速乾ボンドが付かないようにテープを貼り付ける
センターを打ち付け後はストリプ材をペタペタ何日もペタペタ。
ストリプ材はセンターが逆台形その他は菱形に手カンナで一枚づつ削って貼り付ける
結構手間が掛かるのだーーーーっ?
ストリプ材の貼り付けは1日でたったこれだけです
真っ直ぐのうちは1800ミリを4〜5枚張れるがサイドの加工が始まるともっと少なくなる
先は長い毎日夜なべするぞー。
ストリブ材を毎日少しずつ加工しながら
貼り付けているがまだ20センチちょっとしか出来ていない
真っ直ぐ貼り付けるところは割とスムーズに張れるのだが曲線がきついところとひねりが入りそうな所の加工は1日1本の時もある
デッキのベニヤ制ストリブ材の貼り付けがやっと終わりました
この写真は前から見たところですが光の加減でデコボコが余り良く見えません
斜め後から見たところです
ベニヤの隙間が空かないように速乾の木工ボンドが乾くまでマスキングテープで仮止めしてある
後から
仮釘はセンターとサイド以外はすべて抜き取ってあります
1800×20のベニヤストリブ材は85枚で張り終えました
木工ボンドは小3個仮釘は小3箱でした
全体のデコボコが少しは見えるかな
明日からは毎日サンダー掛けです
ベニヤの角を取るのと全体の丸みを出すためです
センターとサイドに打ってある仮釘以外をすべて抜き全体的にサンダー掛けをする
終わったらストリブ材の隙間を埋める
そのあとデコボコを直すため削りすぎて地の色が出たところをお色直しです
うまく色の調整出来たと思いエポキシを塗ったのですが失敗しました
ベニヤの地の色が余計に目立ってしまった
これは直しようが無いのでそのままにする
エポキシが乾いたら手鋸で大雑把に切り取ります
少し見やすく成ってきた
うしろから見たところ
仮釘をすべて抜きデッキ部分を取り外してみました。
奥に有るのがひっくり返したデッキです
反対側の写真
出入りがよく見えないです
デッキの表裏を変えてみました モールドがすぐ外れるかどうか3分割にしてみました。
外したデッキは手鋸でサイドのいらない部分を一周切り取りました
失敗しないようにゆっくり丁寧にやったら2時間も掛かってしまった
もう一度組み立てて今度はペーパー掛けです。
エポキシをはけ塗りしてあるのですがデッキ部分は丸みが有るので固まるまでゆっくりと移動します
そしてストリプ材の端に溜まります
そのデコボコを無くすために一生懸命に時間が掛かりますがサンドペーパーを手で掛けます
だいたい8部通りペーパー掛けが終わったところです
後は手でなでながらデコボコがある程度無くなるまで頑張ります
手の感覚だけでやるのですが結構綺麗に仕上がります
手仕事の素晴らしさが実感出来る時です
エポキシのサンダー掛けが順調に仕上がったので次はクロスを掛けてグラッシングの準備です

1.2×3.5bのクロスの余分な部分を大きなはさみでカットしました。

なぜ大きなはさみか?
小さなはさみでチョコチョコと切るとクロスがほつれて仕事がしづらくなるのです。
安いはさみですがダイヤモンドソーで頻繁に研いであります。
エポキシを塗る前にクロスがずれないように端をガムテープで留めてします
出入りの有る船体にクロスを長手で貼り付けるとシワが寄ります
なるべくシワが寄らないように少しずつテンションを掛けていきます
最終的に5ミリ幅で2本のシワですみましたのでその部分はカッターで切れ目を入れ重ね張りをします
エポキシをかけ終えたところです
エポキシをポリ容器に規定量計り(容量で2対1)(重量で100対46)失敗しないように両方する事にしている
今は暖かいので手早く
エポキシをカヤックの中心線に沿ってバウからテールまで一気に垂らす
あとは柔らかめのゴムで素早く伸ばす。均一の厚さで中心からサイドに伸ばす伸ばす伸ばすの繰り返し
サイド部分でエポキシか゛足りない部分は又計量して刷毛で塗りその後スクイージングする
エポキシを塗り(グラッシング)終えたら今度は余分に塗らさったエポキシをスクイージー(上記のゴム)で掻き取る作業をするそうしないと結構厚さにムラがでて美しくないし重量がかさむ。
手間を惜しんではいい物が出来ない
エポキシを塗り終えたが1部にクロスの浮きが発見された。
下の方が外側に反っているので仕方がないことである。
30分くらいほっておいて少し固まりだしたらローラでコロコロ、タテタテヨコヨコ、コーロコロでくっつくのだ。
翌日の夜にはエポキシも乾き固まったのでデッキを取り外した。
大きいカッターで廻りの余分なクロスをカットします。
クロスだけだとはさみが必要だがエポキシがつくと紙みたいにカッターで切れるのでカットはすぐ出来る
デッキの裏をクロス張りします
表は一枚物で綺麗に張りますが
裏は表に使った余りと残っていたクロスを
貼り合わせます
見えないのでいいのです
でも仕上げは後で綺麗にやります
エポキシを塗りおえたところです
写真ではよく見えませんが重ねて張った箇所は結構デコボコしています
廻りのクロスを切り取りランダムサンダーでクロスの重なった所とかクロスの切りはし部分の糸くずとかを出来るだけ平らにします デッキ裏の仕上げが終わりました
ペーパー掛けしたあと出た粉を綺麗に掃除機で吸い取りエポキシを掛けると綺麗に仕上がります
上の写真と比べると良くわかると思います。
これで裏面の仕事は終わりです
ここまでやるとクロスのささくれなどが
足に刺さることも無く安心して足を出し入れが出来ますし小さな隙間から海水が入りクロスが浮くことも無いです。
今度は底面の内部の作業です
クロスを面に合わせてカットしてあったりストリンガーの部分に立ち上げて貼り合わせたりといろんな所でクロスの端が出ているので丁寧にペーパー掛けします

ペーパー掛けが終わったので全面にエポキシを塗ります。
これで内部の底面はつるつるです。
違う角度からもう一枚
厚さ1センチ高さ2センチのデッキを取り付けるためのガイドをサイドに貼り付けます
この状態からデッキのRに合わせて角を手カンナで落とします

エポキシの接着力を信じましょう
裏技の紹介
写真ではよく見えないが船首のガイド部分の曲がりがきついのでサイドのベニヤに貼り付けられません。
そこでガイドに3センチ間隔で厚さの半分くらいまで鋸目を入れます
後はエポキシをたっぷり塗り少しずつ曲げながら貼り付けます
裏技の裏技は少しずつ裂けるので鋸目を同じ深さまで入れない事です
シートのベースを作成した
3ミリのベニヤで自分のお尻に合わせ型を切り取りその周りに銅の針金で縛りながら絞り込んでいくが銅は柔らかいので穴の倍の数だけ引ちぎってしまう。
少しずつ隙間が無くなるようにほんとに少しずつの作業に成る。
腿が痛くないように先の部分を山、谷の形に作ってみた
横からみたところ
写真では見づらいが横面にも銅線がたくさん見える
シートの銅線は強度保持の為に切り取らずにそのままにしてある
底面です
銅線で縛ったところをエポキシジェルで
接着します
普通はコテなどで角を丸くするのですが
隙間にすり込みたいのと銅線が邪魔をするので指先でやります
終わった後はすぐに特殊な洗剤で洗います。
ざらざらしていて一皮むけるくらい強力です
接着が終わったので翌日2度目の厚塗りです
2度目はエポキシ50c+23cにシリカシックナーを同量混ぜてピーナツバターくらいの堅さにしてコテで銅線が綺麗に隠れるくらい盛りつけます
底面の裏側もグラステープで角を補強します
ここは見えないのでパテ塗ってすぐに作業しても荒さが解りません
シートのうしろ側に残した銅線を抜けなくするようにパテとクロステープでガッチリと固めてしまいます
この後グラスクロスでうしろ全体をもう一度塗り固めます
角角を補強したので試しに座ってみた
シートの底面を山なりに加工したので
座るとたわみの部分がペコペコしている
それならば下から引っ張って丸みを付けようと思い写真の様に針金でぎりぎりまで引っ張りクロスで固めてしまった
左の状態で表面もクロスで固めると
引っ張った状態で固定?固まってしまう、これで尻の当たる部分が丸くなりずいぶんと尻にフィットするようになった
シートを所々カットしたので仮に船底に乗せてみた
まあまあの出来で有る
細かいところはこれからだがこれでやっと
次の作業に掛かる準備だけはできた
シートを横から見たところ
微妙に後傾しているのが解ると思う
後のカット部分と横の幅などは完全に取り付けた後での加工です
シートの形をある程度整えた後グラスクロスをエポキシで貼り付けます
たるまないように所々をクリップで固定してクリップ部分は最後に塗ると割と綺麗に張り付く
この写真がエポキシが固まった後の写真綺麗に付いているのが解る
貼り残しが無いようにすべての面にクロスを貼ります
このへんは只ペタペタと貼り付けるだけですが強度と防水はばっちりです
隔壁2枚補強用3ミリベニヤ4枚補強用アーチ1本の取り付けに掛かります
すべてにエポキシで防水加工しアーチはクロステープでさらに補強します
防水加工が終わったらさらに船底に密着させます
隔壁は特に密閉性を高めるために何度もエポキシを塗ります
隔壁の防水加工が終わったらノーズの折れを防ぐための補強をストリンガーの両サイドに4ミリのベニヤを取り付けた
上から見たところ
幅は3センチ弱ある
エポキシパテでカッチリと接着した
その後クロステープで船底やガイドと2重に補強する
デッキを接着する準備で上手くあうかどうか荷作りテープでギチギチに縛ってみた手鋸でなおかつフリーハンドカットしてあったけど+5ミリくらいのずれでした
印を付けて手カンナで削れば終了です
コーミング用の穴を開けた
本来は1つの穴で終わりだが
今回は3重の穴である
右端は切り捨てる部分
真ん中がスカートを引っかける部分
左端が船のデザインの為に切り取った
3枚合わせて撮った写真
真ん中何かに使えないかと思案中
コーミングの外側ベニヤで加工しようとベニヤを丸く切り取り正確に型を取ろうとしたら上下に湾曲しているため一人では抑えきれず円形に書ききれません
暫し考えベニヤでダメなら紙に写し取ることにしました
円の淵より大きめの方眼紙を用意して廻りに切れ込みを入れながら折り目を入れる要領で写し取ることに成功しました
前にコピーしておいたコクピットの実物大の写真を乗せて大きさとか位置関係を確かめて見る
まあまあ上手く行きそうです
上の方眼紙を切り取ってベニヤに写し取り切り取った
真ん中が凹んでいるので荷造りテープで
押さえながら前後を銅線で縛ってみた
この分だと上手く付きそうです
左の写真で大体うまく会うことが解ったので本来のコーミング部分を切り取りました
その後銅線で縛って固定しました
コーミングの立ち上がり部分をベニヤで
立ち上げた。
幅10センチ長さ120センチのベニヤ2枚にぞうきんで水をたっぷりつけてベニヤにしみ込んだのを見計らって切り抜き部分に差し込み癖が付くまで放置
上手く会うかどうか切り取ったコーミングを乗せてみた
コクピットはかなり低くなりそうですが今度はニーブレイスの位置が心配になってきた
本体のデッキ側コーミングに合わせて
幅3センチに切り取った
湾曲しているので定規などは使えないのですべて手書きで写し取る
後は写した線のとうりに手鋸でカットするだけの事です
前にカットしておいたコーミングと合わせて銅線で10センチ間隔に縫い付けるだけです
今回もゲルマジックを使う2対1で混ぜ合わせた後指先を使い隙間に押し込むように入れ接着する パテが固まったらエポキシ+シリカシックナーでパテを作りクロステープを貼り付ける
マダラにに見えるのは厚みの違いで後ほどサンダー掛けします
コーミングの上の部分は板目が見えるように一寸気をつかって1枚物のクロスで仕上げます。
下に下げる部分は何時ものようにはさみを入れ広がるようにします。
今回もエポキシ+シリカシックナーでパテを作り先に内側に一寸厚めに塗りつけておき上の部分にはエポキシだけを塗る。
クロスを置いたら接着するように手で押さえつける。
シワ無く接着されたらエポキシを上から塗りつけておく。
廻りのクロスバリをカッターで切り取り後は内外を均一の厚さに成るように汗をかきかきサンドペーパーで削ります 上から見たところ
パテを使っていないところはそんなにペーパー掛けしなくてもきれいです
立ち上がりの部分を目検討で調整したので、若干内側にベニヤが傾いたようです。
コーミングの立ち上がりをベニヤを合わせてカットしたので、そのままクロス掛けしても、合うものと思い込み、作業したのが間違い。
少しずつ銅線で広げていったが、後もう一寸が広がらない。
両手で力を込めてみてもダメでした。
いらないところでエポキシの強さが証明されました。
こうなったら作り直すのが一番です
外側は会うのですから後は内側を幅広くカットするだけです。
ベース部分を作り直し廻りを銅線で留めてから木工用瞬間接着剤で留めクランプなどで固定した。 本来なら内側も銅線で留めてしまうのだがベニヤを大きめにカットしたので合わせて又カットするのが一寸面倒だった。
その分接着剤が高く付く。
前にコーミングの一番上側をクロスで接着したときと逆の事をします。
パテを作りクロスを貼り付けたい部分に厚めに塗りつけておきます。
クロスをそっと乗せて手で優しく貼り付け圧着します。
圧着が終わったら内側のクロスに切り込みを入れてクロスが下に垂れるようにしてからエポキシで全体を塗ります
クロス1枚では強度に不安が有るので
コーミングベースのつなぎ部分を2重にした
2重に成っているのが上の写真と比べると解ると思う
コーミングの裏側は太ももやひざが当たる部分なので特別丁寧にサンドペーパーを掛けた。 此でもかってくらいペーパーを掛けたのですが手作業なので最後は疲れてやめた。
余りにも同じような写真が続くので番号を入れた。
Aは上の写真をひっくり返した状態
銅線を切り取ったらデッキに合わせて
整形しペーパーで整えておく。
デッキ部分もクロスが良く付くようにペーパー掛けしておく。
Bはリング状にクロスを切り取りエポキシで貼り付けた後です。
クロスはベースの他にもコーミングの立ち上がり部分まで覆われている。
シワになりそうな所はハサミを入れて張り付きやすくして有る。
デッキのクロスが浮いているところは
もう少し時間が経ったらコロコロで押さえつける。
浮いたクロスをコロコロして綺麗に貼り付けたところです
ペーパーを掛ける前に手カンナで端の浮いているクロスを削る
外側の部分などは割とこの手を使う
ペーパーを掛けるよりかなり早い
自分の船だけのマル秘テクニック。
E番である程度まで手カンナで削ってあるのでペーパーを掛けるのが少し楽です
コーミングの立ち上がり部分などはノミで
削り取ると早いです。
シートは現場合わせでカットするので大きさは最初に作ったときの半分くらいになった。
船底の曲線に沿って調整しながらシートの底をカットして貼り付ける準備をする。
その後エポキシでパテを作り空気が入らないようにする。
小さいけれど浮力体の役目もする。
浮力体も兼ねるので海水が入らないようにエポキシでパテを作りシートの底が当たる部分に肉盛りしておきます
動かないように荷作りテープでカッチリ固定してシートの廻りに再びパテを厚く肉盛りします
その後は得意中の得意技、指先でパテの仕上げをします
後側より見たところ
隙間が出来ないように何度もパテを指先で押し込みます
最後に工業用石けんで何度も手を洗います
シートのエポキシが硬く成ったのでバンドを外しました
シートの高さを合わせたらほとんど同じ高さに成ってしまった
バウを低く作る予定でしたがかなりの低さである
シートの廻り接着部分をトロトロのエポキシを塗りました
これで海水が絶対入らないと思う
ついでに船底全体の接合部分やたくさんの隔壁の機密性を上げるためにエポキシを塗りつけておきました
4月に入りました
エポキシの加工が出来る季節に成りました。
船底とデッキの接続です
少し柔らかめのエポキシパテを作り内部の接点に肉盛りします
接点の両面に肉盛りしたパテが垂れて流れ落ちないうちにソッとデッキを乗せてしまいます
センターがずれないように銅の釘で3点留めしてから荷造り用テープでガチガチに縛りあげ接合部の浮いているところは釘で固定します
船底のクロス貼りです
仮に貼っただけなのでまだあちこちに
シワが有りますがガムテープでキチキチに
引っ張りながらシワを伸ばします
話が前後しますが上の写真のコーミングの廻りみたいにバウデッキ全面をペーパー掛けしてからクロスを貼ります。
前回のデッキのクロス貼りから時間が経っているのでくっつきずらく成るためです
クロスにテンション掛けます
簡単に言えばシワに成らないように
クロスの端を引っ張ってからガムテープで
貼り付けるだけです
長さが結構あるので平たいとこ以外はシワになりやすいです
どうしてもシワが伸びきらないときは
切り込みを入れて強制的にクロスの
余分とシワを取り除きます
1回目のエポキシ掛けです
一度に調合するのは200c+92c
刷毛は使わずセンター沿いに掛け流します
その後柔らかめのゴムで全体に伸ばします
前後に1回づつ合計600cくらいです
サイドの部分までクロスが掛かっているのでその部分は刷毛塗りです
透明に成るので見づらいですがガムテープのところまで塗ってあります
エポキシを5回厚塗りしました
仕上げ塗りまで後1回は必要です
砂や石、岩などの上をズーリズリと擦るので厚めに塗らないとダメです
最後にテカテカにします、波の上をよく滑るように。
ひっくり返してデッキ部のペーパー掛けです。
船の前後に隔壁が取り付けて有ります
エポキシパテで隙間が無いようにコーキングしてしまいます
前の隔壁はフットペダルも兼ねているので特別丁寧にくっつけます。
ペーパー掛けが終わったので全体的に仕上げのグラッシング
サイドのフィンボックスの写真
前にボックスを作り取り付けて置いた所の反対側を(フィンを取り付ける方)ピラニアソーで切り抜いてトロトロのエポキシジェルを流し込んで置いてボックスを埋め込んだ
ニーブレイスをグラス4層して取り付けた。
シートの高さが無いので一寸心許ないのでシートベルトを取り付けた。
使うかはその時の状況次第。
隔壁をフットブレイス兼用で作ったらピッタリ出来すぎて足の遊びが無く、船から出るときに非常に苦労します。
隔壁を20センチ前に移動し新たにフットブレイスを取り付けた。
ニーブレイスの角度と大きさを変えました。
上記の写真と比べたら解ると思いますが横に広げすぎてヒザが遊びすぎた為、ほとんど真下に垂れ下がるように取り付け直した。

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