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ラブルオーディオにおける操作体系の課題 (3)
メカニカルキーからロジックキーへの移行に際し出てきた違和感だが
同じキーで「再生」と「停止」を行なうインターフェイスがキライだ。
押すと再生、もう一度押せば停止、というタイプである。
設計する側としては、合理的と思ってるのかもしれない。
しかし考えてほしい。「再生」の機能と「停止」の機能とは正反対だ。対極である。アントニムなのだ。言うなれば”はい”と”いいえ”、”Yes”と”No”の関係のようなものだろうか。
それを、同じキーで行なわせようとするのだ。感覚的に絶対におかしい。動作としての結果は同じはずなのに、いらなく戸惑ってしまう。つまり「使いづらい」ということだ。
バックライトの点灯/消灯キーとはワケが違う。
とあるメーカーのCD操作部。上が問題の再生/停止キー
こちらは同じメーカーの、より新しいモデルのCD操作部。
再生キーと停止キーとは、独立した個別のキーへと”戻って”いる。不評だった?
ところが、これより新しいウェアラブルオーディオでは依然、再生と停止キーが兼用。使いづらい。
この、ヒューマンな操作感覚に逆らってまで行なわれるキー数の削減って何? 本末転倒である。百歩譲ってもう一度押しで発動させるとしたら、それは停止でなく、ポーズでないか。
録
音キーもまた然り。録音中に録音キーを押すとポーズ、というメーカーも多いが、正直それにしたってあまり褒められたモノではない。なぜなら、そういうイン
ターフェイスのレコーダーで、録音開始時 意図せず二度押し(又はチャタリングを起こ)してしまい、録音に失敗した事が一度あるからだ。
結論:明らかにカテゴリ違いな「文部”科学”省」のような強引な統廃合は、遣らない方がまだマシ。
戻
る