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ラブルオーディオにおける操作体系の課題 (2)
次に「長押
し」がキライだ。
実例:設定変更の呼び出し方が、「停止」キーの長押し
各種設定の確認や変更。それは生録において非常に重要
かつ速やかに行なうべきもの。そのための専用キーがあってもいいくらいだ。
それをなぜ、無関係なキーに割り振ったりするのか。これでは操作が連想できない、直感的じゃない。
事前の試
し録音をした後に、あえて録音設定の変更を掛けなければならない時というのは、大抵ひっ迫している。待ち時間が、実際には
1.5秒でしかなくともイライラ
の元である。軽薄短小化により設計段階からキー数の制約があるにせよ、こういう素早い変更が求められる操作は
やはり専用キーか、妥協点としてはシフトキーとの
組み合わせ(○を押しながら×を押す、など)で即時メニューを呼び出せるようにし、
長押しのようなのんびり操作は、普段頻繁に設定を変えたりはし
ない(または不用意に変えてはいけない)項目に割り振るようにして欲しいもの。
長押しと判定されるまでの秒数は、機器によってまちまちのため こんなポカを誘発するケースがある。
実例:ファイルの消去 ①「消去」キーを押す ②確認メッセージが出るのでまた押す
全ファイル消去 ①「消去」キーを長押し ②確認メッセージが出るのでまた押す
・・・この操作系で、1ファイルのみ消去したつもりで全消去してしまい、真っ青になった。
実例:録音の仕方 「録音」と書かれたキーを押す
・・・このどこに間違う要素があったのか? 「録音」キー押したらすぐパッと離さないと「長押し」と判断され、なんと録音されていなかったのだ。
万感の思いを込め、確実に録音を押したつもりがこの仕打ち。
ちなみにそのレコーダー、では「録音」キーの長押しには何か別の機能が割り振られていたのかというと、全くそんなことはない。何なんだ。
君だよキミ。
実例:誤操作防止用ホールドキーが別途あるにもかかわらず、電源キーが要・長押し。
・・・わざわざ長押しにする意図がわからない。
結論:長押し操作を 安易に組み込んで欲しくない。
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