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特定非営利活動法人 山形県腎友会設立 |
2002.11.08 発足しました
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●県民の健康向上と医療・福祉の一層の充実を目指して
7月21日に開催された特定非営利活動法人山形県腎友会設立総会に基づき、事務局にて法人化の手続きをすすめ、
10月24日に所轄庁から法人の認証を受けました。11月5日に法務局において登録手続きを行い、11月8日
に所轄庁に設立登記完了届書を提出、ここに本会は特定非営利活動法人山形県腎友会として発足しました。
これまで、山形県腎臓病患者の会は1975年発足以来、行政・医療関係者など関係各方面のご協力とご支援を
受けながら27年間にわたり『運動なくして得られない成果はない』という患者会の歴史の教訓のもと
『腎疾患総合対策』の早期確立を運動の基本に医療と福祉の充実を求める活動をして参りました。
医療・福祉を取り巻く現在の環境は国や自治体の財政危機のため一層厳しさを増しています。
この状況の中、私達は使命感をもち、私達の医療体験を社会に生かし腎臓病に関する正しい知識の普及、
及び社会啓発並びに腎臓病患者の自立と社会参加の促進を図り、県民の保健、医療と福祉の増進に
寄与して参る所存です。
これまでの法人化の手続きに伴う、会員の皆様・各方面の関係者の方々のご協力深く心から感謝申し上げます。
●さくらんぼの自己管理教室
指導:山形市立病院済生館 透析室看護師 石山由紀子
●第9回『透析患者のための運動療法』
今回は透析室看護師さんに、透析患者のための運動療法を指導していただきました。
是非、健康管理に役立ててください。
●どのような運動が良いのか?
運動療法は長く続けることが一番大事です。この運動は長期間続けることで効果が現れます。次第に筋力がつき
日常生活が楽になります。そのためには身近な事から始めてみましょう。
第一段階
家事の励行。身近にある家事を手軽に長続きする運動として考え、身体を動かす習慣をつけましょう。
徐々に簡単なストレッチへと進めて行きましょう。
◎運動を始める前に
体調が悪い時は運動を中止しましょう。
@ 風邪気味・熱がある
A 胸苦しい・ドキドキする
B 透析直後は避けましょう
●運動をしてはいけない時
運動を行うことは有用ですが、運動をするとかえって身体をこわす場合があります。
どのような病態のときに運動をしてはならないのか、を知っておきましょう。
@ 尿毒症で体調がかなり悪いとき
A 血圧が非常に高いとき
B 不整脈や心不全など心臓に障害があるとき
C 感染症や血栓性静脈炎をおこしているとき
D 骨や関節の障害をおこしているとき
E 水管理の悪いとき
●準備運動と運動@〜B
《準備運動》
身体を寝た状態で、足をまっすぐ伸ばした状態にします。
足首をのばして、足首をもどして、足首をまわします。
『足首をまわし、上げ下げを各20回ずつします』
《運動@》
膝の曲げ伸ばしを20回します。
《運動A》
膝を伸ばしたまま足をあげ、5秒数えて下におろす動きを20回します。
上げは床から20センチ位いあげる。
《運動B》
膝の裏をベッドに押し付けるようにして太ももに力を入れ5秒数えて力を抜く。
これを20回します。
※もしも、運動のイメージがつかめないときは一度看護師さんに聞いてみてください。
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心にも花を育てようね。 |
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