県腎友会タイトル

支部プロフイールBER

山形県腎友会プロフィール

○ 設 立     昭和50年12月
○ 会員数     1140名
○ 事務連絡先   住所
              山形市城西4−2−38
             電話番号 FAX 023−643−4804
             ホームページ http://www5.ocn.ne.jp/~yamajin/
             メールアドレス yamajin7jp@wine.plala.or.jp

○主な病気     慢性腎不全


支部活動展開BER

活動写真

山形県腎臓病患者友の会(略称:山形県腎友会)は昭和50年に発足以来、県内最大規模の 患者団体として活動してきました。私たちの会は主に透析患者を中心に県内30の病院で 組織されており、会の目的は腎臓病患者の医療や生活を守り、腎臓病に対する理解や啓蒙 をはかることにありますが、そればかりでなく上部団体である (社)全腎協(社団法人全国腎臓病協議会)とともに他の患者団体や障害者団体と力を 合わせて医療と福祉の向上を求める運動も進めています。
患者のほとんどが週3回1日4〜5時間の人工透析をうけながら闘病生活を送っています が、医学の進歩は尿毒症で死すべき人々の延命を可能にしただけでなく、社会復帰することも 可能な状況をつくり出しました。かつては「金の切れめが生命の切れ目」と言われ 経済的理由による患者の自殺、あるいは人工腎臓そのものの絶対数の不足から病院による 過酷な患者選択などの悲劇が数多く見られました。そのような状況の中、昭和46年に結 成された全腎協の活動により翌年には透析患者に更生医療が適用になり、また、障害年金 も給付されるようになって、基本的にはかつての悲劇的状況はなくなりました。しかし、 人工透析は金のかかる医療であり、それが普遍化すればするほど多額の予算を必要とします。
限られたパイの中で、いつか歯止めがかけられ「金の切れ目が生命の切れ目」という かつての悪夢が再びよみがえらないとは限りません。
現に経済的視点からのみ医療や福祉のあり方を見直そうとする動きがここ数年来顕著と なってきており、そのような流れを阻止し得るのは私たち患者団体の組織としての団結力かと 思っています。
医療と福祉は単にそれを必要としている人々にとってだけの問題ではありません。
今、健康で幸せな生活を送っている「普通の人々」もいつなんどき障害者や難病患者の悲劇を 背負うことになるかわからないという可能性を基本的に内包しながら日常の生活を送っている ものですし、また、年をとれば誰にとっても医療と福祉の充実は必要不可欠なものです。
私たちは尿毒症で死すべき生命を人類の医学の進歩と福祉の充実によって延命し社会復帰を するという生命の痛みを知った体験からも国民の誰もが不幸にして障害者や病気になっても、 安心して医療と福祉の恩恵に浴することができるよう国民本位の社会保障の確立をめざして これからも私たちの運動を継続していく所存です。


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友の会から特定非営利活動法人とあらためました



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