栽培管理

剪定コンセプト
2月中に剪定作業を終了します。このあたりは風が強く寒い日が続きますが、ぶどう畑には薄緑色の若草を見つけます。いいよ長い冬が終え、この村にも春の訪れが感じられます。
被覆作業コンセプト

 

 いよいよ被覆作業が始まります。この時期は春風いわゆる東風が強く吹きます。被覆がトンネルメッシュに巻きつくこともしばしばあります。乾燥で手袋に静電気が生じるので軍手を活用しています。それでも樹木は樹液をたれて芽吹きの兆候が感じられます3月は荒れ模様の天候です。
防鳥ネット

 

この村は獣対策に悩まされ続けています。上空の野鳥(カラス)対策などで防鳥ネットを少し早く準備しています。5月以降に張ることもあるのですが新梢管理に時間をかけるためこ4月ごろの時期に行っております。やはり東風が強いです。今年もいいぶどうが収穫できると嬉しいです。

芽かき作業

 

萌芽が順調に進行できる年は新梢がよく揃い作業がやりやすいのですが逆の場合は苦労します。芽の方向が誘因線に向かっている新芽は作業効率もよくなり管理しやすくなります。不要な新芽は取り除いています。4月中旬ごろより開始しています。

新梢管理

 

新しい枝が成長をしていきます。新梢や副梢といいますが葉の数など制御して誘因作業へと進みます。ぶどうの品種によっては、芽とびなどがおきるので対策も必要です。こまめに巡回して管理していきます。写真は5月中旬ごろのシャインマスカットの様子です。

摘粒と袋掛けコンセプト

 

ぶどうの粒を確認しぶどう袋に収まるぐらいの粒数にカットし、形のいいぶどうに仕上げていきます。ぶどうの品種ごとに異なりますが、40粒前後の約600gを目安にしています。毎年季節の様子により功労をしていますが袋掛けは梅雨時期の様子によりずれ込む場合があります。毎年、7月上旬ごろから袋掛けを始めています。