国鉄(インチキ)車両図鑑-2(その2)



オロネロ13、18の最後の活躍の場は、山陰と北海道であった。
特に三軸ボギーのTR73を履いたオロネロ18は山陰本線の米イモ、米トリ区に集中的に配置され、急行「さんべ」に使用された。昭和40年から53年まで「さんべ」は通常現車6両で編成されていたが、その内容は、図のようにロネ・ロザ・ハネ・ハザに荷物 まで加えたバラエティ豊かなものであった。



急行さんべ 昭和53年2月28日調査

DD51 535   米
1  オ ハ ニ11   118  米イモ
2  オロネロ18     3  米イモ
3 オ ハ ネ12    47  米イモ
4 オ ハ ネ12    42  米イモ
5 オ    ハ46   512  米イモ
6 ナ ハ フ11    19  米イモ

上はオロネロが組み入れられた最後の時期の編成であり、この直後昭和53年3月改正でオロネロはオロハネに変更された。

オロネロ18形式