カププラ架空回転寿司
「メディツィン・トゥッケラー」





「皆さんこんばんわあ。レポーターの日向山ポカ美でえす。
今日の『今夜はごちそうさま』は、最近オープンした変わった回転寿司屋さんをレポートしてみたいと思いまあす。
今日は特別ゲストとして、スィーツ評論家の隆羽軍司さんに来て頂きましたあ。隆羽先生こんばんわあ」

「はい、こんばんわ。ポカちゃん、僕はね、今日のレポートはとても楽しみにしていたんですよ」

「ヒナちゃんです。そうなんですか? どう言う所がポイントなんでしょうか?」

「今日お邪魔する回転寿司『メディツィン・トゥッケラー』は、西ドイツの高名な医学博士が経営なさっているんですね。
マンフレート・ゼドウルマイヤー博士とおっしゃって、ワイマール共和国時代に時のエーベルト大統領から表彰されているんですね。戦時中はナチの協力を拒んでアメリカに渡り、戦後になって同志のキッペンベルガー博士、メリング博士と共に帰国し、卓越した防疫学の知識を発揮して同国の健康管理に力を注いだんですねぇ。その功績でコンラッド・アデナウアー大統領から・・・」

「わあ、ここがお店ですねえ。早速中に入って見ましょう。隆羽先生はドイツ語はお判りになるんですか?」

「・・・うん、まぁ多少はね。しかしポカちゃんね、専門的な話もあるだろうから、今日は通訳さんに頼りましょう」

「ヒナちゃんです。はい、通訳の扶枝リーザさん、お願いしますねえ」

「はいよろしくお願いします」

「ご主人、こんばんわあ、よろしくお願いしますう」

「Guter Abend. Danke schon.
(こんばんわ、どうぞよろしくお願いします)」


「Ich werde geehrt, um fahig zu sein, Sie zu sehen. Ich bin erste Person der Westdeutschland Bakteriengesellschaft, Manfred Sedlmayr.
(貴方にお目にかかれて光栄である。私は西ドイツ細菌学の第一人者、マンフレート・ゼドウルマイヤーである)」

「ようこそ、とおっしゃっています」

「博士はこれまで立派な数々の業績を上げて来られ、とてもお忙しいと思うんですけど、どうして回転寿司のお店を開こうと思ったんですか?」

「Ich hore, das ein Arzt sehr beschaftigt ist. Aber, warum der Arzt dieses Geschaft offnete?
(博士は大変に多忙と聞いている。さりながら何ゆえ博士はこの店を持つ決心をなさったのか?)」

「In der ersten Stelle meisterte ich Bakteriologie von den Zeiten von altem Fritz.
(私は老フリッツの時代から細菌学の研究に没頭してきた。)

Es ist jetzt nichts als es, das ich beabsichtigte, dieses Geschaft mit Dr.. Kippenberger, und Dr.. Melling, um unsere theoretische Rechtmasigkeit zu demonstrieren.
(しかしながら今、私とキッペンベルガー博士、メリング博士と共にこの店を持つに至った理由は簡単である。それは我々の理論の正当性を実証する為に他ならないのである。)

In anderen Worten, die Theorie ist zu sagen, das die Essensvergiftung unmoglich ist, wenn es die Autoritat von uns Westdeutschland Bakterien Gesellschaften drei gibt.
(すなわちその理論とは、我々西ドイツ細菌学会の権威が三人いれば、食中毒は起こりえないと言う事である。)」

「えぇと・・・、清潔な店舗と食材を提供したいとの考えからだそうです」

「博士に質問なんですが、その、歴史的に見まして・・・」

「うわあ、これが博士の作ったお寿司なんですねえ。回っています回っています。あの博士、このネタは何なんですか? 何だかゼリーみたいな、ちょっと青っぽい」

「Ich stelle einem Arzt eine Frage.Was ist der kochende Bestandteil, der derartig blau war?
(博士にお尋ねする。この青みがかった食材は何であろうか?)」

「Dieser kochende Bestandteil ist eine Torus mycotic mit der harten Giftigkeit. Ich hing das Schalentier, das zur Zentrifuge habend gelassen verfiel, das die Bakterien an eine Miesmuschel kleben, das im Nordmeer produziert wurde, und neutralisierte der Giftigkeit in hydrocyanic atzendes Kupfer.
(この食材は、猛毒性を持つトーラス糸状菌の一種である。その菌を、北海で採れたムール貝に付着させた後、腐敗した貝を遠心分離機に掛け、青酸銅で毒性を中和したものである。)

Zuruck ich, der aufgeblasene Bakterien in besondere Kulturflussigkeit zu 10,000 Malen schalt, und nahm hohe Drucksterilisierung. Es ist dieser kochende Bestandteil.
(特殊な培養液で菌を1万倍に膨張させ、しかる後高圧殺菌を施した。それがこの食材である。)」

「え・・・、ええと、これはきのこの一種です。大変に手間暇掛かっているそうです」

「・・・あの今、博士はギフテッヒカイトって・・・」

「そうですかあ、きのこの一種なんですねえ。あ、とてもおいしい。ちょっとコリっとして、独特の苦味がありますねえ、これが大人の味ってヤツですかあ? グワッハッハ。
所でこの回転寿司はとても速く回転していますけど、どうしてこんなに速いんですか?」

「Scheint die Drehung vom Teller zu sein, zu fasten Sie in diesem Geschaft, aber das, was der Grund ist?
(この店では皿の回転が速すぎるように見える。その理由や如何?)」

「Dr.. Kippenberger erklart den Grund.
(その理由はこれなるキッペンベルガー君が説明するであろう。)」


「Nett, Sie zu treffen. Ich bin Johan Kippenberger. Wissen Sie die besondere Theorie der Relativitat?
(初めて御意を得る。私はヨハン・キッペンベルガーである。貴下は特殊相対性理論について存じおるか?)

Ich verandere mich langsam zu der Zeit des Gegenstandes, um sich zu nahern, wenn die Geschwindigkeit des Gegenstandes an Geschwindigkeit des Lichtes und die Massen Zunahmen herankommt.
(物体の速度が光速に近付けば近付く程、その物体の時間はゆっくり推移し、質量は増大するのである。)

Deshalb gab es nicht es und ging langsam durch die Drehung vom Teller nur fur Geschwindigkeit des Lichtes zwischen Zeit vom Teller durch das Bringen davon Ende voran, und ich behielt dadurch die Frische vom kochenden Bestandteil, und ich dachte mich aus, das ich die Masse des kochenden Bestandteiles zu dem gleichen Zeitpunkt erhohte.
(従って私は、皿の回転を光速に限りなく近付ける事によって皿の時間をゆっくり進め、それによって食材の鮮度を保ち、同時に食材の質量を増大させる事を考案したのである。)」

「はい、ええと、それはつまりですね・・・」

「あ、それでその隣の赤茶色っぽいふんわりしたネタは何ですかあ?」

「Nun... Was ist der kochende Bestandteil, der kastanienbraun war, braun, setzen Sie den Nachbarn ein?
(ええと、その隣にある赤茶色の食材は何であるか?)」

「Ihr scharfsinniges Auge sollte gelobt werden.
(あなたは大変にお目が高い。)

Dieser kochende Bestandteil ist eine Art von sehr giftigen hohen Kosette-Bakterien. Ein Zusammenstellungsmodell ist als Normalen-Kosette-Bakterien anders und macht Doppelganger spiralformige Struktur.
(この食材は、非常に毒性の高いコセッド菌の一種である。組成モデルが通常のコセッド菌と異なり、特殊な二重螺旋構造をしている。)

Ich transplantiere diese Bakterien zum kleinen Darm des Kameleinheimische von westlichem Asien, und es ist die Sache, die es namlich diesen kochenden Bestandteil vervielfachte.
(西アジア原産のラクダの小腸にこの菌を移植し、繁殖させたものがすなわちこの食材である。)


Deshalb wie fur dieser kochende Bestandteil wird es vielleicht gesagt, das die internen Organe eines Kamels, die von Bakterien angegriffen werden, die Sachen sind, das Gelee es nicht Bakterien wurde, wenn ich genauer sage.
(従ってより正確に言うならば、この食材は細菌ではなく、細菌に冒されたラクダの内臓がゼリー化した物であると言えるであろう。)」

「あ、あのえと・・・このネタはある動物のホルモンのようなものだそうです」

「へええ、ホルモンですかあ。わぁおいしそう」

「えっ、つまりこれはラクダの内臓が腐っ・・・ポカちゃん! ポカ・・・あ、食べちゃった」

「ヒナちゃんです。隆羽先生、これすっごい美味しいですよ。やわらかくて、丁度ネギトロみたいな食感がしますよ。どうして先生は召し上がらないんですか? あそうそう。ゼドウルマイヤー博士とキッペンベルガー博士はお店にいますけど、もう一人、メリング博士は今日はお休みなんですか?」

「Ich horte, das es drei Angestellte dieses Geschaftes gibt, aber es gebe nicht den dritten Arzt, Dr.. Melling hier. Wie ist es ein Grund zu sagen?
(私はこの店の従業員は三人いると聞いたが、三人目の博士、メリング博士がここにいない。それは如何なる理由からであるか?)」

「Melling arbeitet durch meine Unterrichte in afrikanischem zentralem Teil an medizinischer Hilfe.
(メリング君は私の指示によりアフリカ深央部で医療援助活動に参加している最中である。)

Aber gibt es einen weiteren Grund fur seine Geschaftsreise. Es ist eine Versorgung eines neuen kochenden Bestandteiles.Wie fur ich wird ihm er gebeten, eine besonders neue Art von Trichophyton zu erhalten.
(しかし彼の出張には裏の理由がある。それは新たな食材の調達である。新種の白癬菌を入手するよう私は特別に依頼しているのだ。)」

「メリング博士は、海外医療ボランティアでアフリカに行っておいでです。それだけです! 本当にそれだけなんですってば!」

「へええ。それは立派ですねえ。で、博士、こっちの黄色っぽいのは何ですか?」

「Was kocht das Gelb Bestandteil im Nachbarn? Wenn schreckliche rohe Materialien wieder vielleicht benutzt werden, fuhle ich mich besorgt darum.
(その隣にある、黄色い食材は何であるか? 私は再び恐ろしい原料が使われているのではないかと危惧するものである。)」

「Sie mussen sich angstlich uber nichts fuhlen! Weil ich wie fur der epidemiologic erster Person-Beweis ist weil ist es!
(貴方は何一つ危惧を感じる必要はないのである! 何故ならば私は防疫学の第一人者である。)

Dieser kochende Bestandteil ist das Mitzolsen-Protozoon, das auf Art vom grunen Froscheinheimische von Lateinamerika schmarotzerhaft ist. Der Frosch schwitzt allmahlich, als ich einen Frosch im kleinen Zimmer einsperrte, wo ich einen Spiegel aufstellte.
(この食材は、南米原産のガマガエルの一種に寄生するミッゾルス原虫である。この食材を採るには先ず四方に鏡を立て、その中に蝦蟇を追い込む。蝦蟇は鏡に映る己の醜い姿におのれと驚き、たらーりたらりと油汗を流す。)

Ich sammele den Schweis mit dem Drahtnetzgewebe, das ich mich unter einem kleinen Zimmer ausbreitete, und die Sache, die ich entlang mit dem Zweig der Weide wahrend 21. siedete, ist dieser kochende Bestandteil. Ich kombinierte Manntiek mit Kokosnusol der Sudmeere und Telementiek, ihm.Ein Schnitt oder eine Schwellung hat Wirksamkeit.
(それを下の金網で漉し採り、柳の小枝をもって三七21日の間、とろーりとろりと煮詰めたるがこの蝦蟇の油だ。赤いは辰沙椰子の油、テレメンテエカにマンテエカ、金創には切り傷、横根がんがさその他腫れ物一切に効く。)

Ich verkaufe dieses fur eine 100 Mark, aber verkaufe es normalerweise in zwei Schachteln fur das Werben heute besonders fur 100 Mark.
(何時もは一貝で百文だが本日は披露目の為、小貝を添えて二貝で百文だお立会い!)」

「蝦蟇の膏ですって」

「うん、うん、美味しい。ちょっと油っぽいけど、ワサビと良く合いますねえ。所でもうそろそろお時間なんですけど、博士、このお店の宣伝をしちゃってもらっちゃって良いですかあ?」

「Ich will den Dank machen, das ein Arzt mit unserer Berichterstattung kooperierte. Der Arzt sollte jetzt die Reklame von diesem Geschaft prompt machen.
(私は博士が我々の取材に協力してくれた御礼をしたい。博士はよろしくこの店の宣伝を、尚且つ直ちに今するべきである。)」

「Es wiederholt sich, aber wir sind die epidemiologic erster Person-Beweis. Perfekte Sterilisierung / Sterilisierung wird in meinem Geschaft gegeben, und dort Sie nicht die Sache sein, das Essensvergiftung verursacht wird, auch wenn ich keinen Art benutzte, Bestandteil zu kochen!
(繰り返すが、我々は防疫学の第一人者である。私の店では完璧な滅菌・消毒が施されており、いかなる食材を使用したとしても食中毒を起す事は無い!)

Es ist vollkommen absolut eine unmogliche Sache!
(絶対に、完全に、ありえないのである!)」




「じゃぁ僕らはここで。ポカちゃん、お疲れ様」

「ヒナちゃんです。先生お疲れ様あ」

「ちょっと君、通訳の君、えぇと」

「はい、扶枝です」

「そう、扶枝君だったね。君は今日、通訳にあるまじき事をしたね。通訳とは私情を挟まずに相手の言った事を訳して伝えるのが本分だろう、それを君は・・・」

「クラウゼヴィッツはこう言いました。
Wenn es viel Informationen gibt, ist Urteil keine Sache der Bequemlichkeit.
(情報が多ければ判断が楽というものではない)」

「え、君はクラウゼヴィッツを知っている・・・」

「私の祖父はプロイセン軍人です」

「え、そうか、そうだったのか。ならば、ならば是非二人きりで話を聞かせて欲しい事があるんだ。どうだね、これから?」

「はい」

日向山ポカ美やTV局のスタッフと別れた後、隆羽先生と扶枝リーザは何処かへ消えた。

―良いものだ。魂までを至福に浸す夕べは。


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読まないほうが多分面白いです。