X列車で行こう1860・完全攻略本-5



4-2-1 利用可能な機関車

① 4-4-0アメリカンA型

見ての通り、西部劇でおなじみのスタイルです。幾つかのマップでは、この機関車しか利用できません。燃料に薪を使う為運行経費は安めです。

 登場:1850年
 価格:4500ドル
 牽引力:客車・貨車3輌(旅客固定編成列車の場合4輌)
 速度:中速
 運行経費:600ドル/年


② 2-6-0モーガルA型

アメリカンAに比べて小型の動輪を3対持っている為、速度は出ませんが牽引力は期待できます。初期のマップでは貨物輸送に活躍する事でしょう。

 登場:1861年
 価格:5200ドル
 牽引力:客車・貨車5輌(旅客固定編成列車の場合6輌)
 速度:低速
 運行経費:670ドル/年


③ 4-4-0アメリカンB型

アメリカンAを改良した高速機関車です。速度がモノを言う旅客輸送で最後まで使用できるでしょう。

 登場:1870年
 価格:7800ドル
 牽引力:客車:貨車4輌(旅客固定編成列車の場合5輌)
 速度:高速
 運行経費:1200ドル/年


④ 2-8-0コンソリデーション

勾配線や貨物列車で威力を発揮する大型機関車です。速度は大して出ませんが、牽引力の大きさではゲーム中随一を誇ります。

 登場:1872年
 価格:11000ドル
 牽引力:客車・貨車7輌(旅客固定編成列車の場合8輌)
 速度:低速
 運行経費:2500ドル/年


⑤ 2-6-0モーガルB型

モーガルA型が低速の貨物用であったのに対し、B型は大きな動輪を持ち、旅客・貨物に重宝する機関車です。アメリカンA型の交替に最適と言えるでしょう。

 登場:1880年
 価格:14000ドル
 牽引力:客車・貨車6輌(旅客固定編成列車の場合7輌)
 速度:中速
 運行経費:3000ドル/年


⑥ 4-6-0テンホイラー

アメリカンB型の後継機として登場する高速旅客用機関車。速度と牽引力の双方から見て、ゲーム中最高の旅客用機関車です。

 登場:1891年
 価格:24000ドル
 牽引力:客車・貨車6輌(旅客固定編成列車の場合7輌)
 速度:高速
 運行経費:6500ドル/年


4-2-2 利用可能な貨車(客車)

① 木材運搬貨車

木材を切出している駅から始発駅(資材工場)まで木材を運ぶ貨車です。木材は供給過多になる事が多いので、早期から多めに準備しておくと良いでしょう。

 価格:300ドル
 運行経費:120ドル/年
 受取運賃:6ドル/ブロック


② 鉄鉱石車

鉄鉱山(赤いヤグラの立っている地域)の最寄駅から始発駅まで鉄鉱石を運ぶ貨車です。

 価格:350ドル
 運行経費:130ドル/年
 受取運賃:8ドル/ブロック


③ 石炭車

炭鉱(黒いヤグラの立っている地域)の最寄駅から始発駅まで石炭を運ぶ貨車です。

 価格:350ドル
 運行経費:130ドル/年
 受取運賃:8ドル/ブロック


④ 資材運搬車

背の低いフラットカーで、始発駅(資材工場)から指定された駅まで資材を運ぶ貨車です。1輌の資材運搬車に載せられる資材は1梱包だけですが、1梱包は資材4コ分に相当します。

 価格:300ドル
 運行経費:120ドル/年
 受取運賃:10ドル/ブロック


⑤ 車掌車(カブース)

機関車を購入するとボーナスで付いて来る車両です。特に何かを運ぶ訳ではありませんが、列車の最後部から列車全体を監視できるので、旅客固定編成列車以外には必ず連結されます。

 価格:N/A
 運行経費:N/A
 受取運賃:N/A


⑥ 客車(コーチ)

旅客を運ぶ客車は、沿線に大きな都市が現れないゲーム序盤では殆ど使う機会がありません。1輌の客車を往復させていれば十分です。しかし一旦町が成長を始めると急激に使用する場面が増えるでしょう。

 価格:500ドル
 運行経費:200ドル/年
 受取運賃:2ドル/ブロック(乗客1人当り)
 定員:50人


⑦ 寝台車(スリーパー)

都市が成長すると、それにつれて富裕な乗客もまた増えます。そうした乗客は多少の出費をしても快適な旅行をしたいと願う筈です。寝台車は1880年から利用できるようになります。定員は客車の半分しかありませんが、運賃は4倍近くも取れる為、長距離を直行する列車に1輌は連結した方が良いでしょう。
毟れる所からは毟るべきです。

 価格:1200ドル
 運行経費:700ドル/年
 受取運賃:7ドル/ブロック(乗客1人当り)
 定員:25人


⑧ 食堂車(ダイナー)

食堂車は1880年から利用できるようになります。定員はなく、全くのサービス施設です。しかしこの車両を連結している事で、列車全体の受取運賃が33%アップします。この車両を運用するには旅客固定編成を組む必要があります。

 価格:2000ドル
 運行経費:1000ドル/年
 受取運賃:N/A(受取運賃33%上昇)
 定員:N/A


⑨ 展望車(オブザベーション)

展望車は1880年から利用できるようになります。定員はごく少なく、その代わり富裕層中の富裕層が利用する為、受取運賃は非常に高額です。展望車を連結していると、展望車を除いた列車全体の受取運賃が50%アップします。この車両を運用するには旅客固定編成を組む必要があります。

 価格:5000ドル
 運行経費:1500ドル/年
 受取運賃:30ドル/ブロック(乗客1人当り:全体の受取運賃50%上昇)
 定員:10人