架鉄過去帳‐1‐ 同尾鉱業専用軌道



中学一年の夏頃、ルーズリーフの裏に書き上げた「鉱山鉄道風」架鉄の路線 図です。原画は「汗」、「涙」、「泥」、そして「弁当箱から漏れた汁」で かなり痛んでおり、完全な修復は出来ませんでしたが、一つだけ判る事、そ れは「ペン習字習っておけば良かったなぁ」と言う一事に尽きます。


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国鉄の「峯村駅」裏手に発し、水田の中を山へと辿り、川を遡り、途方も無 い山中にある積出駅「選鉱所(まぁ精錬所と言うべきでしょう)」までを結 んでいるようです。そもそも何の鉱石を運んでいたのか、今では見当が付き ません。
終点近くの「雁巣」付近には鉱泉が沸いているようです ね。当時の考えでは「鉱泉」とは山中を行く森林鉄道・鉱山鉄道とは切って も切れない仲と思っていたようで、この他の幾つかの架鉄にも「鉱泉」は 必ず存在しています。
小六の秋に乗工社の「加藤型DL」を買ってもらい(ヤな小学生だね)、 LOCOの鉱車やナベトロを牽かせて楽しんでいました。当時手許には既に 「ナローゲージモデリング」があり、葛生の原石鉄道や台湾の基隆煤炭の写 真に興奮しまくっていた頃です。
まぁ何と申しますか俗に言う「三つ子作って魂入れず」ってヤツですか ね。