セコニックシートリーダーの部屋

最新情報

ヒント
(1)可視光の場合 ボールペンのマークも拾いますが,通常の用紙に使っている色は使えません。その色を拾ってしまうからです。 可視光のシートリーダーで使える用紙は、印刷の色が赤でないといけません。
Windows版 採点2021 Ver21.07α(2020.10.25更新)
Kaspersky Internet Security でウイルスチェック済です
操作性の向上など
Windows版 採点2019 Ver19.09α(2019.05.14更新)
昔集計で作業していた「調査書交付カード」に対応した.市販のカード「選択50問解答用紙」に対応した.「健康診断カード」(どこのだろう)に対応した.

「素人,玄人」という表示を「基本,完全」に変えた.
生徒データファイルを追加読み込み(明訓を含む)するとき, 不適切なエラーメッセージが出ていたのを修正した.
誤答例に☆を表示するようにした.最も効率的な解説項目である.
個票に,生徒が間違った項目を表示できるようにした.
点票で補完するオプションの状態を記憶するようにした.
新テスト用に,正解でダブルマークに対応した.正解を手入力する場合は,小さい順に入れてください.

今年も,マーク演習を始めました. 今の学校では,マークシートリーダーはありますが, 用紙を自由に使える状況にはありません. コピー機でJPEG にしてから,ソフトでcsvファイルを作って, 「採点」に取り込んで処理をしています.
カラー印刷機でA4のマークシートを印刷して使っています. 面倒ですが,この状況を逆手にとって, マークを小さくして,1枚で5問のマークが出来るようにしています. これはとっても便利です.(2018.9.7)



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趣旨説明
毎年、マークシートでセンターテストの演習をやっているところや、 これから始めたいと考えているところもあると思います。

読みとる機械やソフトが無いとできませんが、学校現場では お金がありませんから、なるべく安く、やりたいことが簡単に できるようにと作ったのが、このソフトです。 県内の公立高校だけでなく、 私立高校や他県の学校でも使われるようになりました。

ただ、ちょっとやってみて、できないからとあきらめるところも多いようですが、面倒なのは最初だけです。何度でも問い合わせて下さい。その際、電話よりメールが良いですね。

シートについてはヘルプにも記載がありますが、 分かりにくいようならメールで問い合わせてください。

さて使い方ですが、ただ使えば良いというものではありません。 学校や生徒にもよりますが、もう十年以上数学の演習に携わってきて、 いくつか考えることがあります。参考になれば幸いです。

  • 週4回が適当

文系の場合は、すべての時間を演習に使ってもこんなものでしょうが、 理系は6時間以上あるでしょう。 センターの演習ばかりやっていると、 数学に対する感覚が「理系」のものとずれていくようです。 数Vの微分や積分に関する演習も十分ではないはずですから、 理系の生徒の感覚を育てるために、 週3時間程度数Vの演習を入れた方が良いと思います。 センターも2次もこうした方が結果は良かったです。 その実践問題例は pLaTeX2e の部屋の、 「教科書終了後」にあげてあります。
  • 直後に解答(解説)を配る

演習の時間は生徒の頭を働かせるのが目標ですから, 直後に確認する必要があります。 上位校では2時間続きにし、 後半で解説をしながら他方で採点し結果を返すと良いです。 下位校では1問だけ25分で実施し、 残りの時間に解説をするということができます。 解説の時間を必要とするかどうかは生徒や学校によります。 放課後必要な者だけ聞きにくるように設定することもできるでしょう。 やる気はあっても全く手が出ない生徒には、 50分のうち20分は自力で考えさせ、 その後教科書や参考書あるいは解説を見ても良いというように 決めておくこともできます。
  • 時間は50分でも良いが、チャイムの始まる前に配ってしまう

60分という時間の長さを体得させるという意味もありますが、 たいていの場合あせって時間がなくなるということが問題となります。 この場合10分くらい無くてもかまいません。 むしろ、50分間を完全に集中して行うという態度が重要です。 そのためには、休み時間に教室へ行き,配ってしまう。 「始めてもいいし休んでいても良い。しかしチャイムが鳴ったらすぐに始めよう」 などとすれば、時間が始まってもふらふらしている生徒は減ってきます。
  • 個票を次の時間に渡す

自分が何番だったとか、目標とする生徒に比べてどうだったかという 結果に生徒は敏感です。毎回出るので後にはひかないようですが。 すぐ返すことが、生徒のやる気を育てていきます。
  • レベルと配列

項目別の問題は,準備という意識になってしまうのか、 のりが悪いです。実践形式の問題にしましょう。 レベルは駿台のものがいいと思いますが、 いろいろやってみて学校の状況に合わせて下さい。 駿台、河合塾、代ゼミ、数研、進研の本があります。
  • 気持ちのケア

たいていは出来が良くありませんから、 生徒はあせっていやがるようになります。 でも、常に半分取れていれば本番で8割くらい取れるように なるのですから、嘘でも何でもがんばって続けられるように サポートすることが大事です。 これが教師の唯一の仕事です。

ついでに言えば、「英語」の点数は生徒の「やる気」を表すとよく言われますが、 「数学」の点数は生徒の「根気」を表すのではないかと最近考えています。 文系でも、数学を最後まであきらめない生徒はおおむね伸びます。 もちろん理系でもそうです。最後までがんばれるように応援しましょう。

感想や改善要望などありましたら、メールをくださいね。

データ訂正は現在「採点」と「集計」で動きが異なります。どちらがいいですか?

「採点」常にキーによる変更を受け付ける。常にマウスの範囲指定を受け付ける。 反転表示がない。 反転表示がないと、大きな範囲を範囲指定しにくくなります。 シフトを押しながら、マウスでスクロールバーを動かし、対角の セルをクリックすると範囲指定ができますが、集計の方法と違って 微妙で、指定しにくいです。

「集計」リターンキーとクリックで、エディットモードが切り替わる。反転表示される。


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