本の紹介

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数学や教育関連を中心に,生徒向け教師向けで良かった本を紹介しています。

NEW <2013.02.26> No.15:つまずき克服!数学学習法
高橋一雄 ちくまプリマ−新書 ISBN978-4-480-68859-0 \780
数学が苦手なすべての人へ。 大事なのは「戻る勇気」と「愚直さ」。 算数から中学数学、高校数学へと階段を登る際、 どこで、なぜつまずいたのかを自己チェック。 今後どう数学と向き合っていけばよいかがわかる。・・・裏表紙より
使えないかなあ・・・と考えています。

NEW <2013.02.26> No.14:数学ガール ガロア理論
結城浩 ソフトバンククリエイティブ ISBN978-4-7973-6754-6 \1900E
シリーズ第5弾です。ついに・・・

NEW <2013.02.26> No.13:13歳の娘に送るガロアの数学
金重明 岩波新書 ISBN978-4-00-005211-5 \2600
中学生にガロア理論を解説するなどということは 無謀きわまりない試みといわれるかもしれない。 しかし、もしそれができれば、世界で一番やさしい 解説書になるはずだ。・・・カバーより

<2004.11.28> No.12:文系のための数学教室
小島寛之 講談社現代新書 ISBN4-06-149759-6 \720
数学は「言語」の一種です。しかし、このことを理解している 文系の方は案外少ないのです。・・・本文より
理系だって、数学の感覚を知らない人が多い。 専門家の感覚を覗いてみましょう。

<2004.6.6> No.12:物理学者はマルがお好き
ローレンス・M・クラウス 早川書房 ISBN4-15-050291-9 \800
物理は基本的なアイディアを用いて理解することができる。
物理学者と工学者と心理学者の三人が、生産の思わしくない 酪農場にコンサルタントとして招かれた。 工学者は・・・、心理学者は・・・、 最後に呼ばれた物理学者は「まず、牛を球と仮定します・・・」

<2002.10.12> No.11:数学の教育を作ろう
上野健爾・岡本和夫・黒木哲徳・野崎昭弘編/日本評論社  数学セミナー増刊/1800円
収録されている「砂田利一 いつか行く路」は, 読んでいていつそんなことがあったんだと,日付を確認してしまったほど 現実味のあるブラックユーモアだ。本当に起こりそうだから怖い。
「野矢茂樹 ジョン・ロックへ」は,今1年生に証明を教えているので, 感じる所が多くあった。
論理的思考という言葉は自己矛盾である。 論理力は,試行によって獲得したものをきっちりと表現する力であり, 表現されたそれを理解する力である。
他にも面白いものがたくさんありますよ。

No.10:誰が数学嫌いにしたのか
上野健爾/日本評論社  ISBN4-535-78333-0/1800円
目次に 林竹二 ... とあるので,彼らが数学嫌いにしたと 言っているように見えてしまうので,題名を付けるのを 失敗したかなとは本人の弁。
現在の教育については批判が多いが, 実は明治時代からあった批判が 何も反省されないまま,今もなお 間違った方向へ進んでいるのではないかと述べている本。

No.9:プロカウンセラーの聞く技術
東山紘久/創元社  ISBN4-422-11257-0/1400円
人は,話すことには興味を持っても, 人の話を聞くことについては技術があるなどと思ってもいないでしょう。 私もカウンセリングの訓練を受けた1人として, この本の内容がもっと行き渡って欲しいと思います。 特に,教師には是非読んで欲しいなあ。

No.8:幾何の魔術
佐藤肇・一楽重雄/日本評論社  ISBN4-535-78280-6/1800円
ただのパズルとしては、実はずいぶん昔に解けていたようです。 私は知りませんでしたが。そのような本を読むのには忍耐が必要ですが、 この本では、有限体上の有限幾何や射影幾何を使って、 魔法陣を考えてゆきます。構造があれば記憶にも残りやすい。 一度は読んでおきたいですね。
「中学生からおとなまで、文系理系を問わずわかるように書いた」 とは著者の弁。

No.7:数術師伝説
木村俊一/平凡社  ISBN4-582-53102-4/2300円
「数学はわからないからこそ面白い」 「数学は、物理が物理現象を研究するように、 数学現象を研究する学問だ」 「小学生からおとなまで、数学のわからなさが堪能できるはずだ」 と著者の弁。
ちょっと遊びすぎているきらいはあるが、 集合や、基礎論に結構詳しく、素人から玄人まで 楽しめる。

No.6:東大が倒産する日
森毅/旺文社  ISBN4-01-055017-1/1500円
題名はともかく、研究者を目指す生徒や、それをサポートしたい 高校教師にとっては知っておきたいことが書いてある。

No.5:数学名所案内上〜代数と幾何のきらめき〜
G.トス著/蟹江幸博訳/シュプリンガー・フェアラーク東京  ISBN4-431-70854-5/2700円
色々な分野の数学をちょっとずつかじらせてくれる新しいタイプの 数学書。

No.4:オイラーの賜物
吉田武著/海鳴社
オイラーの公式 e^{ix}=\cos x+i\sin x を理解することを目標に、 いろいろな分野の数学が語られ、それらがオイラーの公式に収束していきます。 大学進学が決まった後に薦めるのに最適な数学書。

No.3:数学をつくった人びと(上)(下)
E.T.ベル著/田中勇・銀林浩訳/東京図書
現代数学の立場から、古今の有名な数学者たちの生涯を描いています。

No.2:数学ってなんだろう
猪狩惺編著/日本評論社
仙台で行われた「高校生のための数学セミナー」の内容をまとめたもの。 高校生に現代数学の内容を紹介し、現代数学に興味を持ってもらおうというもの。

No.1:数学完全ガイダンス
数学セミナー編集部著/日本評論社
大学ではどのような数学を学ぶのか? 他の分野とのつながりはどうなっているのか? どんな数学の本を読めばいいのか? など、数学ビギナー向けのガイドです。 大学院の案内付き。


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