民芸益子焼 手づくり工房 室田嘉一郎
柿釉面取花生 作陶展2006より
柿釉面取花生 ( 14cm x 24h )
益子焼というと、すり鉢や甕といった柿釉で焼かれたものをイメージすると思います。
それらに使われた柿釉も、昔は多くの窯で焼かれましたが、今では個展会場の展示品の中に柿釉
の作品があると「なつかしい」とか「めずらしい」といわれるようになってしまいました。
しかし年配の方には郷愁、若い方には逆に新鮮に受け取られたり、ということは、まだ柿釉の出番はありそうです。
益子焼の柿釉は地元芦沼で取れる芦沼石(赤粉)を釉薬に使った益子独特の焼物です。