デビッドサンジィというコリドラスです(「ニューメリニ」という名前で販売されていたりもします)。ネグロ河中流域の支流であるウニニ川がタイプ産地だそうです。後頭部のオレンジ色が鮮やかで、体は全体的に夕焼け色に染まり、背ビレから尾ビレに斜めに入る黒バンドとのコントラストもなかなか良い感じです。後頭部がオレンジ色のコリドラスでは、アドルフォイなどの美白系の人気種がいるので、それらの影に隠れて目立たない存在になりがちですが、現在ではコストパフォーマンスの高い美コリの1つだと思います。
写真上の子は、コリドラスに興味を持ち始めた頃に、アドルフォイが欲しい〜と思ってお店に行ったところ、偶然出会いました。水槽の中に2種類のコリドラスが入っていて、片方は結構なお値段で、もう片方はお買い得価格でした。その頃、コリドラスの名前と種類なんて、ぜんぜん知らなくて、値札を見てもどっちがどっちだなんて分かりませんでした。2種類のうち片方の綺麗なコリは絶対高いだろ〜と思っていましたが、勇気を出してお店の人に声をかけたところ、「あ、それは安い方」と言われ、ほっとしました。こんなことってたまにありませんか?。熱帯魚の価値って本当に難しいですね(汗)
2002年の話しになりますが、特に何かをしたわけではなく、運良く産卵をしてくれて、チビをたくさん育てたことがありました(写真下)。長期出張が入ることが度々あり、それと引越が重なったりした時に、写真の子達とはお別れをしました。これは懐かしい思い出のコリ写真の1つです。
(2005年4月30日, かずみ&TA)
|
|