西武鉄道
西武鉄道、池袋線の前身は武蔵野鉄道、新宿線の前身は川越鉄道で合併を繰り返し
現在の西武鉄道に至っていますが、秩父に西武鉄道が開通したのは昭和44年10月14日
西武池袋線の吾野から西武秩父線として延長されました。それまでは西武バスが正丸峠を
越えて秩父と吾野を結んでいました。山間部を通る西武鉄道は幾つものトンネルを貫き
ました。その中正丸トンネルは4811m、JRを除く私鉄では近鉄の青山トンネルに継ぐ
2位の長さを誇ります。
西武秩父線開通に合わせ登場した車両が幾つか有ります。有料特急のレッドアローの登場、
上右が初代のレッドアローですが新レッドアローに変わり引退しています。通勤型車両では、
山間部に対応する101系車両が登場、黄色系塗装もこの時に登場しました。左上から4枚目、
私鉄では最大級と想われます、EF型の電気機関車も西武秩父線開通に合わせて登場して
いますが引退しています。
下は西武山口線、当初は遊園地ユネスコ村と西武園を結ぶお伽電車とミニSLが走っていましたが、
西武球場建設の時、お伽電車から、池袋線と新宿線を連絡する新交通システムとして生まれ変わり
ました。廃止のSLは義経号と弁慶号の愛称が付いていましたが、どっちが何号か忘れました。
下左2枚は上毛電鉄、右は上信電鉄ですが、西武鉄道の旧車両です。