山田の春祭り(6)
花火の奉納が終わると祭りも終わり、屋台蔵に向かい巡行します。
午前中、3台の山車が揃った場所で、山車の曳き別れ「手締め式」が行われ、それぞれの屋台蔵に向かいます。
大棚笠鉾と山組屋台は、もう暫く一緒に巡行します。大棚(上組)と山田(山組)の境の弁天橋で再び、手締めを行い
二手に分かれ、それぞれの屋台蔵に戻っていきます。私たち山組の屋台は弁天橋から屋台蔵までは、それ程時間は
掛かりませんが、大棚は若干の登りで距離も有り暫く掛かるようです。
最後の力を振り絞り満身の力を込めた秩父屋台ばやしで屋台を進めていきます。大波の連打も続きます。
屋台倉に戻ると、装飾品を外し、簡単に持って行かれない物はそのままにして置き、次ぐ朝から山車を解体して屋台倉に
戻します。役頭の音頭取りで三度目の手締めで祭りも終了。家には午後11時半前後になります。