山田の春祭り(4)
 所作事は、途中は中山田、坂の下の辻、坂を登った所の辻、下山田に行き小学校近くの辻で行われます。
若行は、若行事の事ですが、歳が若いと言う事でなく、祭りの進行役である行事の前役です。若行は次年は行事、
地区によっては世話係と言う大役を背負う形になりますが、若行は行事の手ほどきを受けながら祭り進行を行い、
大役を務めるべく仕事を受け継ぎます。
 若行の大きな仕事は、山車の上で、曳き回しの時に「ホーリャーイ」の掛け声で曳き子達を囃し立てる事です。
祭りの花形と言う存在の役です。掛け声の「ホーリャーイ」は蓬莱山から来ているとのことです。
1台の山車に5人の若行がいます。
 
 笠鉾は小学校近く迄、2台の屋台と神幸行列は、下山田の
木戸原八坂神社の有る御旅所まで巡行、屋台の所作事は
ここで終了。踊り子達は屋台から降ります。
 御旅所では神事と代参宮神楽の奉納が以前は有りました
が、現在は、恒持神社境内での神楽が夕方まで行われて
いる為、ここでの代参宮神楽は行われません。