フルログとは違い小屋組みからのキザミです(桁、リクから)。仮組みしてから柱の立つ位置
(胴差や大引き)の墨を出すため、GLから500ほど上げた高さで、レベルをだしています。
そのため、桁をのせるまでは安定が悪いためスクライブ、丸太のセットいろいろ苦労しました。
まずは皮剥きです。写真にある丸太はほんの一部です。長いもので5m〜9mがあります。
大体40本近く、皮剥き+曲面ガンナです。これだけで大仕事です。
通し柱の位置です。中央写真が通し柱のホゾです。3箇所から
入れ込み金物で縛ります。この部分に左写真の丸太が入ります。
丸太に溝がしてあるのは外壁の入れ込み溝と水切りです。
柱にもホゾをします。大体20本近くホゾ(オンタ)・ミゾ加工です。
在来ならプレカットで一瞬ですが、丸太なので一本一本手刻みです。
勿論、メンタも同じ数ずつ手刻みです。