京王新労働組合自己紹介
所在地 〒184−0015 東京都小金井市貫井北町1−7−22
рO42−387−9150
執行委員長 : 佐々木 仁
京王新労働組合
京王新労働組合の誕生
京王電鉄が2000年に過去最高利益を更新する中でのバス部門分社化、大幅労働条件の切り下げを提案しました。その中で既存の労働組合が一部提案を修正して合意をしてしまったことから労働者が立ち上がって2001年11月に結成された労働組合です。
リストラとの闘いの中で一時、職場がなくなりました。しかし、3年間の闘いを経て2004年12月に京王電鉄と和解をして現在、職場にもどりバスの運行に従事しています。
新しい仲間の誕生
バス事業各社が分社を進める中で関東バス株式会社が分社して労働条件の大幅な切り下げて運行を開始したケイビーバス株式会社の労働者が立ち上がり京王新労働組合の分会として労働組合を結成しました。
また、京王電鉄バスの子会社である京王バス東の労働者も勇気を奮い京王新労働組合の戦列に加わっています。京王バス東に対しても要求書を提出し、未払い労働などの是正を求めています。会社は既に改善をした部分もあります。
ケイビーバス分会誕生
京王新労働組合に2005年8月5日ケイビーバス分会が新たに仲間に加わりました。ケイビーバスは東京都中野区に本社がある関東バスが丸山営業所を分社して出来た会社です。
ケイビーバスでは長時間労働が蔓延する中で、社員が退職してしまい人員不足で運行を行なっています。そればかりではなく働いているにもかかわらず労働時間にならないところがありました。
ケイビーバス分会は会社に要求することにより改善をしています。賃金の未払いの準備時間・点呼時間などを改善させました。
バスの職場での奮闘
規制緩和を理由にバス事業部門では各社で分社化を進めています。また、分社化だけではなく労働条件の切り下げを行なっています。
しかし、バスで働く労働者は乗客の生命ばかりではなく第三者の生命にもかかわるものです。そんな中で労働条件の切り下げは労働者の生活を脅かし、不安定な雇用を生み出しています。
不安定な雇用では安全は保たれません。ましてや睡眠時間をも削られ、目をこすりながらの運転ではいつ大事故が起っても不思議ではありません。
また、バスの運転手にも成果主義賃金が持ち込まれているところもあります。路線バスでは走る路線、走る時間帯などが会社により決められるにも拘わらず、バスの収入により賃金に差をつけるような人事考課がなされています。また、残業をすることによる査定効果も持ち込まれています。
公共交通の最大の使命は安全運行です。前期のような利益優先で安全を切り捨てる事は、公共交通の使命を捨て去るものに他なりません。
安全運行を確保するためにも私たちは労働者の労働条件を向上するためにがんばります。また、私たちが安心して働くためにも平和な日本が求められています。平和でなければ労働条件の向上は達成できません。平和を守るためにも奮闘をします。