2021年7月11日 メッセージ要旨 | ||||
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静かに神に信頼して イザヤ書 30章15節 |
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立ち返って落ち着いていれば、あなたがたは救われ、静かにして信頼すれば、あなたがたは力を得る。 イザヤ書 30章15節(抜粋) |
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サマリアを攻め取り、北イスラエルの十部族を捕え移したアッシリア。その脅威に動揺せず、神に信頼するようにという仰せに対し(15節)、南ユダの為政者(ヒゼキヤ王)は、神に拠り頼まず、エジプトの保護に身を避けようとします(2節、15節)。
けれども、頼りにしていたエジプトは、何の助けにもならず(7節)、南ユダはアッシリアの攻撃を受けてしまいます。その時、神は、救いを求めるヒゼキヤ王の祈りに応えて、アッシリアの手からユダを救ってくださったのです(36~37章)。神に立ち返って信頼すれば救われるのです(15節)。 水の中で慌てふためいてもがくより、落ち着いて静かに体を水にゆだねた方が浮いて助かると言います。苦難を自分で回避しようとしてもがくと、かえって溺れてしまいます。神に立ち返り、静かに自分を神にゆだねることで、力を得、救われるのです。 アッシリアがどんなに恐ろしい大国であっても、神はその上におられる世界の支配者です。エリシャはアラム軍に包囲されましたが、それをはるかに上回る神の大軍、火の馬と戦車が、エリシャを取り巻いて守っていました(列王記第二6章8~17節)。同じように、私たちが脅威に感じることがあったとしても、それをはるかに上回る神の大軍によって私たちは守られているのです。 アッシリアとエジプトの二つの大国に挟まれて、イスラエルは小さな国です。私たちも五つのパンと二匹の魚のように小さな存在です。しかし、神は、その五つのパンと二匹の魚を祝福して、五千人を満腹させることのできるお方です(マタイの福音書14章13~21節)。人間の小さな視野で、神の救いを小さく見積もってはいけません。神の保護に頼ることは、全能者に身を避けることです(詩篇91篇1節)。神は、私たちが願うところ、思うところのすべてをはるかに超えて行うことのできる方です(エペソ人への手紙3章20節)。自分の弱さや困難な現状を見るのではなく、偉大な神を仰ぎ見ましょう。 私たちが罪赦されて救われるために、キリストは十字架にいのちを捨ててくださいました。御子のいのちを与えてくださった神が、ご自分に拠り頼む者をお救いくださらないことがあるでしょうか。神の愛を信じましょう。 私たちには日々さまざまなことがありますが、心を騒がせて自分でもがくのではなく、神に立ち返り、静かに神に信頼してまいりましょう。そうすれば私たちは力を得て救われるのです。 |
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