2020年8月30日 メッセージ要旨
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                      心配せずに神にゆだねて

                                            マタイの福音書 6章25~34節
                                                                                                                                   
     
  あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。
                        
                                   ペテロの手紙第一 5章7節
 
 イエス様は「何を食べようか何を飲もうかと、自分のいのちのことで心配したり、何を着ようかと、自分のからだのことで心配したりするのはやめなさい。」(25節)と言っておられます。

人は自分の手に負えないことがあると、無力に感じ、心配になります。しかし、何の蓄えもない無力な鳥を、神は養ってくださり(26節)、野の草さえ、装ってくださるのですから(30節)、私たちが無力であっても心配する必要はないのです。鳥や草よりはるかに優るご自分の子どもたちに、天の父が良くしてくださらないことなどないのです(26.30節)

心配することには信仰の薄さが表されています(30節)。心配することは、何一つ生み出せない無駄なことなのです(27節)。かえって心配することで、喜びは薄れ、活力を失います。

神は私たちに何が必要であるかを知っておられます(32節)。私たちに尊いいのちを与えてくださった神は、そのいのちに必要なより小さなものも与えてくださるのです(25節)。ですから、心配しなくてよいのです(31節)

神が王として統治する神の国には、神の支配があります。私たちは自分の心配事が解決するよう求めますが、本当に求めるべきなのは神の支配なのです。神の支配の中で守られていることに目を向けるなら、自分の欠乏や無力さを見て心配する必要はなくなります。神の支配を求める者には、それに加えて必要なものが与えられるのです(33節)

明日がどんな日なのかは人には分からず、神だけがご存知です。苦労はその日その日に十分あります。未来のことは神にゆだねて、行く末を案ずることなく、一足一足進んで行けばよいのです(34節)

神は私たちが罪赦されるために、御子を十字架の死に渡されました。御子のいのちをお与えになるほどに、私たちを尊んでくださったのですから、神は御子とともにすべてのものを、私たちに恵んでくださるのです(ローマ人への手紙8章32節)

 神が私たちのことを心配してくださり、偉大な御手で守ってくださるのですから、神を信頼して、思い煩いをいっさい神にゆだねて、歩んでまいりましょう(ペテロの手紙第一5章7節)