2020年12月13日 メッセージ要旨
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                                                             アドベント第三週 
                     神の栄光を現す者として

                                           レビ記 9章22~10章3節
                                                                                                                                   
     
 わたしに近くある者たちによって、わたしは自分が聖であることを示し、民全体に向けてわたしは自分の栄光を現す。
                                          レビ記 10章3節(抜粋)
 
  主が命じられたとおりのいけにえが献げられると(9章3節.4節.6節.22節)、主の栄光が民全体に現れ(23節)、主の火が祭壇の上のささげ物を焼き尽くしました。民はみな、これを見て喜び叫びます(24節)。そのように、神に従順に従うことで御栄光が現され(6節)、そこに喜びがもたらされるのです。

一方、神に聞き従わず、主が命じたものではない異なる火を献げたナダブとアビフは、主の火によって滅ぼされてしまいました(10章1~2節)

「わたしに近くある者たち」とは、祭司のことです。祭司には、神が聖であることを示し、民全体に向けて神の栄光を現す役割があるのです(3節)。ですから、祭司は神に従順に従って、神の聖さと栄光が現されるように生きなければなりません。私たちも、人々に神の栄誉を告げ知らせる祭司なのです(ペテロの手紙第一2章9節)

キリストは、私たちが罪赦され、神のものとされるために、十字架の上で私たちの罪を負われました。私たちは、御子のいのちという尊い代価を払って買い取られたのですから、その愛に応えて、神に従って、御栄光を現す生き方をすべきなのです(コリント人への手紙第一6章20節)

 私たちが神に聞き従うことで、神の聖さと御栄光が私たちの生活に反映され、神の存在があかしされます。祭司である私たちが、神のみこころにかなわない歩みをしていては、神の恵みを人々に取り次ぐ管となることはできないのです。

 神は私たちによって、ご自分が聖であることを示し、人々に向けてご自分の栄光を現されます。そのようにして、神はご自分の存在を明らかになさるのです。私たちはその役割を果たすことができるよう、神に従順に従って歩んでまいりましょう。