2020年11月15日 メッセージ要旨
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                                                             召天者合同記念礼拝 
                     信仰の歩みを天に携えて

                                            ヨハネの黙示録 14章12~13節
                                                                                                                                   
     
 また私は、天からの声がこう言うのを聞いた。「書き記せ、『今から後、主にあって死ぬ死者は幸いである』と。」御霊も言われる。「しかり。その人たちは、その労苦から解き放たれて安らぐことができる。彼らの行いが、彼らとともについて行くからである。」
                                          ヨハネの黙示録 14章13節
 
 人は死ぬとき何一つ持って行くことはできず、富も栄誉もみなこの世に置いて行かなければなりません(詩篇49篇17節)

 しかし、主にあって死ぬ死者は、生前の信仰の歩みがついて行き、その報いを受けるのです。それゆえ、天で労苦から解き放たれて安らぐことができます(13節)。神のみもとには何の労苦もなく、全き安らぎがあるのです。

 道であるキリストを通してでなければ、だれも神のみもとに行くことはできません(ヨハネの福音書14章6節)。十字架の上で人々の罪を負われたキリストによって、信じる人は罪赦され、神のみもとに、天に行くことができるのです。

 信仰の歩みにはさまざまな苦難があります。ですから、神の戒めを守り、イエス様に対する信仰を持ち続ける者たちには忍耐が必要です(12節)。しかし、信じて従い続けるなら、労苦から解き放たれ、天にある全き安らぎを得ることになるのです。

 私たちの労苦は主にあって無駄ではなく、やがてその信仰の歩みが報われる日が来ます。ですから、堅く信仰に立って、動かされることなく、いつも主のわざに励みましょう(コリント人への手紙第一15章58節)

 神は、私たちが聖徒たちに仕えた働きや、神の御名のために示した愛をお忘れにはならず、その歩みに必ず報いてくださるのです(へブル人への手紙6章10節)

 世を去るとき、信仰の歩みを携えて神の御前に行くことができるように、そして、みもとで安らぐことができるように、堅く信仰に立って、主のわざに励んでまいりましょう。