宿 | 志布志行きのフェリーの船内 |
距離 | 約50km |
道のり | 自宅→祖父母宅→かもめフェリーターミナル→太平洋 |
さてさて、日本縦断の記念すべき第一歩です!
14:30に自宅を出発しました。さらば自宅・・・。
この日から正にホームレス生活のスタート!なんとわびしい・・・
自宅とフェリー乗り場までのルート上に祖父母の家があるので顔を出しに行きました。
もちろんお盆も帰ってこれないし、もしかしたら今生の別れにもなるかもしれないので。
大げさかもしれませんがそれほどの決意でむかってたということです。
しかぁし!そこで、自宅にチェーンキーを忘れてきたことに気づきました。
決意の割りに凡ミスしてます orz。
えらく祖父母に心配され、近くのサティーでチェーンを買いにいかされました。
さて、祖父母の家を再出発。フェリー乗り場までの道中で晩飯・翌日の朝飯を調達してからフェリーに乗り込みます。
この日は特に問題も無く・・・というわけにもいかず、フェリー乗り場手前3kmぐらいの場所でパンク!なんかでっかいゴミ(?)を踏みました。
40分前に余裕の到着・・・とはいかず、しかもフェリー乗り場には夏休みということでしょうか、たくさんの人が乗船券を買うために並んでいました。おかげで20分ぐらい待ちました。
船の出港も少し遅れていたみたいです。
当然ながら船内にはとても多くの人が居てビックリでした!
乗船後、一段落したところで「日本縦断Tシャツ」を作成しました。
自分で言うのもなんですが良い出来栄えです。自分は字が汚いのでそれを心配してましたが、それほど悪くないバランス。
これを着て船内をウロウロ(笑)。
次の日の走るルートを慎重に決めて、やることも無いので早めに寝ました。
一人で乗るフェリーほど暇なものは無いです(泣)。
読みかけの『項羽と劉邦・中』とか持ち込んでみたものの全て読み終えてしまうほどです。
この時全体的な見通しも立ててみましたが、合宿スタート地点への到着・合流が本当にギリギリのように思えて仕方が無かったです。
しかし結果的に・・・。今は内緒です。
宿 | 大根占のスーパーの駐車場のはしっこ |
距離&アップ | 140km 500〜600up |
道のり(アプローチ) | 志布志港→串良→鹿屋→根占→佐多→佐多岬! |
道のり(日本縦断) | 佐多岬→佐多→根占→宿 |
9時間も寝たのに、まだ6時かよ!
身支度を終えてもまだまだ時間に余裕がありました。この時間にパンク修理をできたらどれだけ後が楽なことか・・・。
甲板には立ち入れなかったorz。
・・・ということで!フェリーを降りてまずはパンク修理。
めっちゃ気温が高く、綺麗に晴れていました。おかげでパンク修理中でも汗が出てくる出てくる!
パンク修理を終え、やっとこさ出発!
真の日本縦断出発は佐多岬ですが、走行感でいえばここが出発地点というイメージがあありますね。
最初に訪れた『道の駅くにの松原おおさき』ではカブトムシとクワガタが戦ってる(?)変なモニュメントがありました。
明らかに無駄遣いに思えますが・・・。
あっ、写真についてはアップロード容量が余っていればします。
国道から自転車道に入り、とても快調に走っていましたが、さっきとは一変!
突然夕立に遭遇。
自転車道沿いかつ田舎なので逃げ込む場所も無いまま1時間ぐらい降られました。防水装備をまさか0日目に発動しないといけないとは・・・。
その後、小さな商店で昼飯を調達し、すぐに食べる!めっちゃ、お腹がすいてたんだ!弱ハンガーノック。
さらにTシャツ効果もあり、ラッキーでパンとアイスをもらった。
実はパンク修理がうまくいっていなかったらしく、ここでパンクを修理しなおした。
佐多に入るまではほぼ平地。
順調に佐多岬に近づけましたが、悪名高い(本当)佐多岬はさすがにつらい道のりでした。
国道から県道に入ると平地から一変して山道が続きます。
おまけに暑さと逆風もあり非常にしんどい。
さらに登り道が意外に長い。
一度山を下りますが佐多岬ロードパークから、もう一度登り道が・・・。いや、そのままの高さでつないどいて欲しかったなぁ・・・。佐多岬ロードパーク内の景色は怖かったです。
見慣れない南国植物&虫。何故か轟く銃声。
縦断する人全員が「佐多岬は辛い」という意味を身をもって知った日でした。
苦労に苦労を重ねて、九州最南端『佐多岬』に到着。
このときばかりは「いよいよか・・・」という、決意みたいな感情が湧き上がってきました。
ここで、日本縦断Tシャツに『中』の文字を書き足しました。
「ここで」というのが重要なポイントですよ〜。
さぁ!いざ行かん!新たなる旅、日本縦断の開始です!
往路とは一変して、復路は楽でした。
テンションが上がったせいか、少し疲れも抜けていました。
この旅で気づきましたが、気分によって走る苦楽に大きな差がありますね。
モチベーションを持続させて走ることはとても大事です。
さらにもう一つ疲れを感じずに走れた要因は、鹿児島湾の反対側に見える開聞岳、別名薩摩富士に夕日がかかっていた事!あまりにも美しい夕日が見れたので、疲れが吹っ飛び帰り道はすんなりと根占に到着できました。
ネッピー館という風呂屋を気づいたんです。
シャンプーのふたがきっちりと閉まっていない・・・。
あぁぁぁぁぁ!ザックの中が泡だらけだぁぁぁぁ。
いろんなものに被害が及んでしまったし、シャンプー無駄遣いだし、意外なところでダメージ。
風呂場でザックを洗う自転車乗りはそうはいないはず。
途中で見た時に道の駅根占が泊まりにくそうだったので、途中に買出しをしたスーパーに目をつけて、駐車場の脇で寝ました。
スーパーの店長さんがいい人で助かりました。
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が、僕は見る目がないようです。駐車場は虫だらけ。
蚊取り線香を2巻き使ってましたが、蟻とかが俺の腕に這い上がってくる!
宿 | 道の駅田ノ浦(休憩室24時間使用可能、rank-S) |
距離&アップ | 200km 800〜900up |
道のり | →垂水→国分→隼人→丸池湧水→水俣→!田ノ浦! |
寝床に何度も虫に侵入されて、眠れない・・・。
蚊取り線香はアリ・蛾の類には効き目が無いことがはっきりしましたね。
で、どうせ寝付けないからと予定時刻より早く起きて、さっさと出発しました。
朝飯はこのスーパーで5割引で購入したものばかり。
いやぁ、安くて腹いっぱい食べれるのは幸せです。
この日の目標は既に決まっていいました。
宮本先輩の縦断記に載っていた『道の駅田ノ浦』です!
理由は24時間休憩室が使えるということ!
この日はぐっすり寝れなかったから、しっかり睡眠をとりたかったので必死です。
朝の海沿いをしばらく走ります。
風がありますが、涼しく快適に進めていい感じ♪
懐かしの「道の駅垂水」(春合宿アフター参照)で少し長いめの休憩をとります。
日本一長い足湯は夏ということもあり、足水に変わっていたのが少し残念。
休憩所はクーラーが効いていて快適〜。
縦断中は少しECO精神が薄れましたが、過酷だったので半ばあきらめ気味。
いや、無理したら死んじゃうからね?許して。
テレビで、広島平和式典の様子が中継されていたので黙祷を捧げた。
今こうして生きて、自分の目標を叶えようとできることがとても、「運のよい」ことであると感じた。
ずっと海沿いでしたが、隼人付近からは山越えの道に。
3号線では距離が長く、当日中に目的地に付けないので水俣まで山道を抜けることを選択。
この道が距離で言えば最短。
この道(国道223→504)には「鹿児島ロマン街道」という名があったがロマンは欠片も無かった。
なんせ、酷暑の中の登り道に男が独り!
片側1車線に多くの車が追い抜いていきます。
しかも、何度も何度も登降の繰り返し。あまりお勧めはできないです。
道中にある丸亀湧水は一見の価値があります。なんといっても水の透明度がすごいです!近くに行ったら見に行くことをオススメします。
どんなに辛い道のりでも進むしかない!峠まで上りきる直前で雨の兆しが見えたので、すぐさま防水装備に切り替え峠からさっさと下り始める。
いやぁ〜、下り道が長い!
alpslabを使って調べてみたら500も下っていた。
これは初めての経験でおもしろかった。
が、実はこのくだりのほとんどは、小雨に降られ続けていました。
後の大型に気を配りつつ、こけないように路面に気を配りつつ・・・。
精神を消耗しました。
ひとまず下りきり新水俣駅で休憩していると、某先輩に似たチャリダーさんが一人休憩していました。
色々話をしてみると、今日の宿は同じところを予定しているらしかったので一緒に走ることに。
ここからも若干の登り道でしたが、一人で走るときよりも気分が楽でした。
縦断中は、仲間の大切さに気づけました。
ペーランで先頭交代で走れば体力的にも当然楽です。
それだけではなく、「一緒に走っている」「独りじゃない」と思えるだけで心がとても楽です。
長期間ひとりでいて始めて気づけた貴重な機会です。
さて『道の駅田ノ浦』にもう一人チャリダ−さんがいて、3人一緒に近くの温泉に入りに行きました。
小高い丘の上で、100upくらいあることを除いては良い風呂でした。
夕日の見える露天風呂が素晴らしいです!
湯は海水が温かくなったもののようで、肌にシミル・・・。イタイ・・・。
帰り道が暗く少々迷いました。
晩飯を各自取りながら、1時間ぐらい会話を弾ませた。
実は、田ノ浦で遭遇した方の人も日本縦断中というではないですかッ!
3人とも奇妙なほどすぐに仲良くなれた。
実は後で知ったサプライズがあるのですが、これは最後にとっておきます。
宿 | 博多のスーパー銭湯 休憩室 |
距離&アップ | 縦断190km+ウロウロ20km & 300up |
道のり | →八代→宇土→熊本→久留米→!博多! |
宿 | 道の駅萩しーまーと(清潔感あり、暗い rank-B) |
距離&アップ | 170km 500up |
道のり | →小倉→門司→下関→小月→長門→!萩! |
宿 | 道の駅 多岐キララ(24時間休憩室利用可? rank-A) |
距離&アップ | 190km 400〜700up |
道のり | →益田→浜田→温泉津→!多岐! |
宿 | 米子市内 大山麓の「ダチョウ農園」 |
距離&アップ | 90km+20km(ダチョウ農園へ) 300up |
道のり | →出雲→松江→!米子! |
宿 | 鳥取の友人の家 |
距離&アップ | 90km 100up |
道のり | →大栄→!鳥取大学付近! |
宿 | 道の駅シーサイド高浜 |
距離&アップ | 200km 700up |
道のり | →浜坂→香住→城之崎温泉→宮津→舞鶴→!高浜! |
宿 | 金沢駅近辺のマンションの公園 |
距離&アップ | 200km+10km(宿探し) 400up |
道のり | →敦賀→鯖江→福井→加賀→!金沢! |
宿 | 道の駅マリンドーム能生(トイレ使いにくい rank-C) |
距離&アップ | 170km 300up |
道のり | →富山→黒部→親不知→糸魚川→!能生! |
宿 | 道の駅豊栄(普通 寝場所に適した場所:少 rank-B) |
距離&アップ | 170km 100〜300up |
道のり | →直江津→柏崎→新潟→!豊栄! |
宿 | 道の駅象潟(24時間休憩所使用可 rank-S) |
距離&アップ | 180km 100〜200up |
道のり | →笹川流れ→由良→酒田→!象潟! |
宿 | 道の駅五城目(rank-B) |
距離&アップ | 110km 100up |
道のり | →本荘→秋田→五城目 |
宿 | 青森駅前 |
距離&アップ | 170km 300〜400up |
道のり | →鷹ノ巣→大館→矢立峠→弘前→!青森! |
宿 | 道の駅浅虫温泉(rank-C) |
距離&アップ | 約20km 50up |
道のり | !青森駅!→浅虫温泉 |
宿 | 五稜郭内のトイレ裏 |
距離&アップ | 140km+30km(函館観光) 200up |
道のり | →陸奥→大間崎→(大間フェリー)→ →函館→(函館観光)→!五稜郭! |
宿 | 道の駅豊浦(休憩室24時間利用可 rank-S) |
距離&アップ | 150km 500〜600up |
道のり | →森→長万部→!豊浦! |
宿 | 札幌の友人宅 |
距離&アップ | 100km 1000up |
道のり | →洞爺湖→留寿都→中山峠→!札幌! |
宿 | 道の駅サンフラワー北竜(芝生で寝れる rank-A) |
距離&アップ | 110km 50up |
道のり | →滝川→雨竜→!北竜! |
宿 | 道の駅天塩(狭いが屋内トイレ前で寝れる rank-A) |
距離&アップ | 160km 400up |
道のり | →留萌→羽幌→!天塩! |
宿 | 縦断最終日! |
距離&アップ | 140km 200up |
道のり | →サロベツ原野→南稚内→!!!宗谷岬!!! |