あきたこまち産地直送の石井農場

  
お米のできるまで
3月


4月





5月
■苗づくり
米作りは春の雪解けとともに始まります。
4月になると、土が入った苗箱の中に種もみをまき、苗作りが始まります。大切なお米の赤ちゃんを、ビニールハウスの中で大切に育てます。

■田起こし
昔の人は、牛や馬を使って田を耕していましたが、今は、トラクターで耕します。田起こしは、冬の間雪の下に閉ざされ、固まった土を掘り起こし、やわらかくほぐす作業です。これによって代(しろ)かきがしやすくなります。

■代かき(しろかき)
田起こしが終わると、次は代かきです。用水路から水を引き田んぼに水を張ります。そして、肥料をまいてトラクターでどろんこになるようにかきまぜ、土をたいらにします。これで、田植えの準備はできあがりです。

■田植え
5月10日頃、いよいよ田植えが始まります。田植え機は、4条植え、6条植えなどの種類がありますが、石井農場では8条植えのものを使っています。これは、8列の稲を一度に植えることが出来るというものです。これによって、広い田んぼもどんどん植えることが出来ます。
でも、機械で植えることの出来ない田んぼの端っこは、今でも手で植えているんですよ。
今も昔も、田植えは一家総出の一番忙しい時期です。


種まき
種まき

ビニールハウスでスクスク育つ苗
ビニールハウスで
スクスク育つ苗



代かき

田植え
田植え
6月

7月

8月
■肥料やり・除草
田植えから稲刈りの間も、気候や稲の様子を見て、水や肥料の調節をしたり、病気や害虫の予防にも気を配ります。さらに田んぼや周辺の草刈りも大切な作業です。
 
梅雨の頃になると、稲のかぶが大きくなり、丈もどんどん伸び始めます。

出穂は、例年8月5日頃です。稲が水を欲するときです。


除草
除草

出穂・開花
出穂・開花
9月

10月

11月

■稲刈り
秋になると、田んぼは黄金色に輝きます。稲は深くこうべを垂れ、収穫の時を告げます。
コンバインは、稲を刈ると同時に、脱穀も行ないます。写真のコンバインの横についている筒状のものは、脱穀したもみをトラックに積みかえる時のためのものです。その後、刈り取られた籾(もみ)は乾燥させ、大きなタンクで貯蔵します。冬期間中は自然の冷蔵庫で保管され春を迎え暖かくなるまでに籾すりを終えて、低温倉庫に貯蔵されます。

■低温倉庫で貯蔵
運ばれた籾は、低温倉庫で、新鮮な状態で貯蔵されます。石井農場では、精米機も低温倉庫の中にすっぽりと入っているので、籾の状態から袋詰めまで、きっちりと保管されます。
そして、お客様へ発送する時は、一番いいタイミングで精米をし、とれたて・新鮮な状態でお届けしています。


黄金色の稲穂
黄金色の稲穂

稲刈り
稲刈り


低温倉庫で貯蔵
12月

1月

2月
冬の間、田んぼは雪に閉ざされます。次の春に向けて土をゆっくり休ませます。

3月になり、雪がとけ出すと、北へ帰る途中の白鳥たちが、田んぼで土中の虫を食べながらひと休み。こんな様子を間近で見ることが出来ます。さあ、春の訪れはもうすぐです!

冬景色の大潟村
冬景色の大潟村

白鳥もひと休み
白鳥もひと休み
 
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