■苗づくり
米作りは春の雪解けとともに始まります。
4月になると、土が入った苗箱の中に種もみをまき、苗作りが始まります。大切なお米の赤ちゃんを、ビニールハウスの中で大切に育てます。
■田起こし
昔の人は、牛や馬を使って田を耕していましたが、今は、トラクターで耕します。田起こしは、冬の間雪の下に閉ざされ、固まった土を掘り起こし、やわらかくほぐす作業です。これによって代(しろ)かきがしやすくなります。
■代かき(しろかき)
田起こしが終わると、次は代かきです。用水路から水を引き田んぼに水を張ります。そして、肥料をまいてトラクターでどろんこになるようにかきまぜ、土をたいらにします。これで、田植えの準備はできあがりです。
■田植え
5月10日頃、いよいよ田植えが始まります。田植え機は、4条植え、6条植えなどの種類がありますが、石井農場では8条植えのものを使っています。これは、8列の稲を一度に植えることが出来るというものです。これによって、広い田んぼもどんどん植えることが出来ます。
でも、機械で植えることの出来ない田んぼの端っこは、今でも手で植えているんですよ。
今も昔も、田植えは一家総出の一番忙しい時期です。
|