5:25 起床。まだ真っ暗。だんだん日の出が遅くなり、旅が西に向かっている事を体感する。 朝は7時からガーっと音を立てて枯葉を集めるジジイ(職員)が居る(好きな時間に働くのだろう)。安らげる宿地は無いなぁ〜。 今日はキャンプ道具などの修理をしたい物がいくつか有ったが、寒くてやる気が起きない。8:10 出発。 金毘羅さんをレポしようと思ったが、案内標識を見落とし、通り過ぎてしまった。 頭の上に鳴門大橋が有り、前回は何処からそこへ行くのか迷い、この橋は有料道路(高速)でインターチェンジから入る事を知った。今から思えば笑い話である。 今日も昼食は”うどんセット”だ。 鳴門うどんは細麺で柔らかいと言うので、硬い方が好きな自分は鳴門に居るのに”讃岐うどん”を選んだ。うどんはそもそも好きではないのだが、雰囲気で美味しく食べれた。 15:30 ”北の脇海水浴場”に来た。ネットでは徳島で一番大きい・・と書かれていたが??。一応トイレがあるので(他の海水浴場はトイレも無いので)今夜はここにする。 散歩とジョギングの人が多く、来客も多くて設営が遅れた。中でも年配のご婦人が優しい方だったので、「お遍路さんってどんな所に泊まるのですか?」と聞いてみた。答えは、お寺、民宿、無料の宿・・等らしい。長年気になっていた事が(ほぼ想像通りだが)地元の人から答えを貰ってやっと気が済んだ。最後に「今日は主人が居ないので出来ませんが、居れば泊まって頂けるのに・・」との事。このお接待はいつ迄続くやら・。永遠であってほしい。 お客さんと東日本震災の防潮堤の話で盛り上がり、テント設営は更に遅れた。「マァイイや・・」。 設営前から陽は松林で隠れてしまっていたが、それでも明るさが残っているし暖かいので、テントの袋(ケース)が破れている所を縫った。すると縫い針が指に刺さって袋や糸は血だらけ。 そこへ蚊が飛んでくるが、手が離せないのでしばらく我慢。縫い終わって蚊取り線香に火を点けて一安心。 |