日本一周 66日目 天竜川(2)

                      2016/11/1(火) 午前 8:00

7:10 起床。

バイクの修理用テスターの修理やLEDランタンの修理をして雨上がりを待った。9時には上がり、遠くの山に冠雪が見えた。空気が凍りそうだ。
山の雲がだんだん晴れていく景色は美しい。10:20 出発。

ここは内陸で寒い。早く温かい海側に出なくては・・。今日はひた走りに走るのみ。

途中でリンゴ園やブドウ畑が沢山有った。長野県に来た感じがする。

空は晴れて、太陽の光で雲に虹色が付いていた。珍しいなぁ〜。

松本から浜松へは151/152/153号線3本の道がある。

来る時は152で天竜川沿いの緩やかなカーブの道。但し、途中で地図から消える。間違って151に入ると、町が続き、信号だらけ。

今日は木曽街道153号線で戻る。ところがずっとクネクネ曲がっており。峠も多い。林道並の所もある。耐えかねて152に移る。天竜川の景色が郷里熊本の球磨川とラップした。

浜松市を突っ切り、”1国”に乗ると海が見え始める。「戻ったぞー」嬉しいの一語に尽きる。

16:20 今日の宿は静岡県湖西市の道の駅”潮見坂”だ。国道からの駐車場入口にテントを張った。風が9m/sで、このあいだテントのポールがへし折れた7m/sよりも強い。たぶん10m/s位までは経験したので、強行して張った。またもやポールがベキッと音を立てた。トイレの近くにも張れそうな場所が有ったが、今更動けない。今日は車の出入の音と強風に耐えて寝るしかナイ。

道の駅に「鰻コーラ」が売っていた。浜松は何でもウナギですね。


 味はとても私の口には合わなかったが、ご当地品として面白い。

”1(イチコク、国道1号線)”40年前はそう呼んでいた(今は??)。高速道路料金が高かった頃、1国は日本の大動脈だった。トラックが行き交い、道沿いの家は白くホコリを被っていた。

時は変わって、今の1国は高速道路並みだ。高架になって制限速度は80km/h。海の上を走る所も多い。

しかし、そこを走る人達は今も同じ。東京から大阪から、やっと辿り着いて勢い良く道の駅”潮見坂”に突っ込んで来る。限界まで走って辿り着く所・・、昔の宿場の様に疲れた人々の大切な場所だ。

トラックの突っ込んでくる音はグオーン、ギューン、ガガガ、ゴッゴッゴッゴッ、プシュー。・・・と活気がある。



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