セスナ172P体験操縦! in GUAM

いちFlight Simuratorファンの「実機」操縦体験記

思い立つまで

私は飛行機が大好きで、かれこれ10年くらいMicrosoft Flight SimulatorMSFS)を愛好しています。始めた当時はまだMS-DOSの時代でMSFSもバージョン5.1でした。

MSFSのバーチャルな空を飛び回り、また、さまざまなアドオンを導入して自分なりにリアリティを追求していけばいくほど、実機経験ゼロゆえにこのバーチャル空間での操縦そのものが果たしてリアルなものであるのかどうかといった根本的な部分での疑問が高まり、それが不満として募ってきました。

とはいえホンモノの飛行機の操縦というものはライセンス保持者や航空事業関係者だけの特別なもので、私のような趣味のヒコーキファンには到底体験不能なものだと思い込んでいました。

要は「勝手に諦めていた」わけですが、あるとき私同様MSFSを長年愛好しインターネット上でも関連ホームページを開設されているかずちゃんさんのサイト(※)を訪問した際、「グアムで実機を操縦した」という体験談が載っており、そこで初めて実機の操縦が体験できるということを知りました。しかも、上空でちょこっと触れるというレベルではなく離着陸も含めてフル体験可能なようなのです!(いいのか?というのが第一印象。自分が本当に体験するまではにわかに信じられませんでした)

きっかけ

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「思い立ったが吉日」とはいきません。私のようなフツーのサラリーマン(妻子有)で、しかも一番最近の海外旅行といえば7年前の新婚旅行という者には正直、グアムは遠いなあと思いました。確かに飛行機で3時間程度とハワイや北米と比べれば近いですが、やはり海外は海外です。まとまった休暇や費用が必要です。
たかが趣味でそこまでやるのもなぁ・・・と、誰かに背中を押してほしい心境だったとき、その背中を押してくれるような2つの幸運がありました。
1つは私の勤める会社に
10年勤続のリフレッシュ休暇(1週間)という制度があり、ちょうど今年で10年目なのでこの制度が使えるということ。これでまとまった休暇の問題はクリアです。2つめは、妻が観光旅行として一緒に同行したいと言ってくれたことです。それなら、この機会に家族みんなでグアムに行こう!という運びになり、家計の勘定科目(笑)も「私一人の趣味費用」から「家族旅行の費用」へと格上げされたことで、費用面の問題も(メンタル面で)クリアされました。

そして程なくして妻が34日グアムパック旅行を予約し、計画は一気に現実味を帯びてきました。

とはいっても・・・

(※:かずちゃんさんは今年2月、病で亡くなられました。サイト継続も未定のようなのでリンクは控えました。本来であればこのサイトのオープンを真っ先にお知らせしたい方でしたので、本当に残念でなりません。心よりご冥福をお祈りいたします)

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