第33回土佐赤岡絵金まつり 平成21年7月18日・19日開催
19日・20日「海の日」の連休に兼ねてから希望の「赤岡絵金祭り」と
翌日20日のお天気次第で隣接の香美市の大星山に登る予定で出掛けました
弁天座と絵金蔵
日没から始まる「絵金祭り」は到着時はまだ人出も疎らでした
弁天座(芝居小屋)
弁天座は金毘羅歌舞伎でお馴染みの現存する日本最古の芝居小屋「金丸座」を参考にしたようです
                       弁天座二周年記念「土佐絵金歌舞伎」17:00より上演
第十七回土佐絵金歌舞伎
浄瑠璃式三番叟
お芝居・下座音楽ともに地元有志による伝承会の皆様です
義経千本桜『鮨屋の段』
素晴らしい絵金歌舞伎を楽しみました
江戸時代のはじめから宿場町として栄えた赤岡の商店街
レトロな町並み〜〜
脇宿(脇本陣)長木屋
・・・絵金・・・
「絵金」は土佐の芝居絵師・金蔵の通称です
幕末から明治の初めにかけて活躍しました
もとは土佐藩家老桐間家の御用を勤める狩野派の絵師でしたが
贋作事件に巻き込まれ城下追放になり
叔母を頼りにこの赤岡の町に定住して絵を描いたようです

赤岡町には土佐芝居絵屏風が23点残る
絵金の芝居大屏風  八百屋お七 吉祥寺
義経千本桜 鮨屋 義経千本桜 椎の木

燭台の百匁ろうそくにともされ歌舞伎や浄瑠璃の物語を描いた屏風絵が
暗闇に浮かびあがり妖しい夢幻の世界を繰り広げていました
次回には絵金芝居屏風絵の解説を聞きながらゆっくり町内を回ってみたいもの…

思いがけず弁天座でグランマー啓子さん御夫妻にお会いして嬉しかった(*^_^*)