占星学って、なーに? その7 |
【ホロスコープのマクロ的な読み方3】 石川源晃著 「実習占星学入門」 P77〜 |
●ホロスコープの天体のディスポジターを検討することによって、その人の決断の仕方を知る ことができます。 ●ディスポジター ディスポジターとは、サインと、そのサインを司るルーラーの関係を使って、その人の思考の流れを表す方法です。 特に、その人が何かを決断するときに、どのように思考が流れていくのかを知ることができます。 その人がすばやく決断できるのか、反対にどこまでいっても決断できないで、結局は成りゆきまかせのような形でものごとが決まってしまうのか、 といったことを表します。 ●ディスポジターの作り方 ディスポジターを作るには、まず10大天体がどのサインにはいっているかを調べます。 次に、どの天体からはじめてもよいのですが、一つの天体をピックアップして、何のサインに入っているかをみます。 例として、藤原紀香さんホロスコープを検討してみましょう。 例えば仕事の依頼を受けるべきかどうかという決断を迫られると、公のことを司る太陽が動き始めます。 藤原さんの太陽は、かにのサインです。 もし太陽が、支配サインであるししのサインに入っている場合は、太陽だけで決断を下すことができます。(支配サインに入居している天体を、ファイナルディスポジターと呼びます) しかし、藤原さんの太陽はかにのサインなので、思考の流れがかにのルーラーである月に、流れていきます。 太陽かに→月 月のサインはおとめなので、そこでも考えがまとまらずに、次に水星に流れ込みます。 太陽かに→月おとめ→水星 水星はかににあるので思考は月に逆戻りします。つまり、思考が二つの天体の間でいったりきたりして、結論がでないということになります。 太陽かに→月おとめ→水星かに ← 二つの天体がお互いの支配サインに入居している場合のパターンを、ミューチャルレセプションと呼びます。 他の天体について検討してみましょう。 金星はふたごのサインで、水星につながるので、前述したミューチャルレセプションに流れ込みます。 金星ふたご→水星かに 火星はみずがめのサインなので、ルーラーの天王星につながります。 火星みずがめ→天王星 天王星はてんびんのサインなので、金星につながり、同じようにミューチャルレセプションに流れ込みます。 火星みずがめ→天王星てんびん→金星ふたご、木星はさそりのサインなので冥王星につながります。 木星さそり→冥王星、 冥王星はおとめのサインで、水星につながるので、前述したミューチャルレセプションに流れ込みます。 木星さそり→冥王星おとめ→水星かに 土星はふたごなので、水星につながり、ミューチャルレセプションに流れ込みます。 土星ふたご→水星かに 海王星はいてなので、木星につながり、冥王星を経て、水星につながり、ミューチャルレセプションに流れ込みます。 海王星いて→木星さそり→冥王星おとめ→水星かに。 以上で10天体全てを検討しました。一つの図に表すと次のようになります。 火星みずがめ→天王星てんびん→金星ふたご ↓ 太陽かに→月おとめ→水星かに←土星ふたご ← ↑ 海王星いて→木星さそり→冥王星おとめ 最終的には、10個の天体全てが、月と水星の作るミューチャルレセプションにつながりました。 ●決断のパターン ファイナル・ディスポジターを持つ人は、それぞれの天体の特性がファイナルで代表される天体に統一されてしまうため、決断が早いと思われます。 ファイナルのないホロスコープを持つ人は、決断を下すのに、いちいち細かい事を納得してからでないと行動できない傾向があります。 ファイナルのないホロスコープは次の二つに別れます。 二つの天体がお互いの支配サインに入っている場合をミューチャルレセプションと呼び、支配サインを追っていくと3個以上の天体の間をぐるぐる回ってしまうことをループと呼びます。 ミューチャルレセプションを持つ人は、天体が互いに依存し合っているために、やや無責任になりやすく、最終決断が甘い傾向にあります。 ループの場合は、天体が互いに責任を擦り合って、いつまでたっても自分の意見を決められない傾向があります。 例えば、次のような天体の並びのことをループと呼びます。 太陽かに →月おひつじ ↑ ↓ 水星しし 火星うお ↑ 木星ふたご← 海王星いて |