占星学って、なーに? その5 |
【ホロスコープのマクロ的な読み方】 石川源晃著 「実習占星学入門」 P72〜 |
前回までで、アストロロジーの基本である、「12サイン」と「10大天体」の説明を終わりましたので、簡単にではありますが、ホロスコープを読む準備がととのいました。 ホロスコープを読むときにいちばん注意したいのは、マクロ的な読み方から始めて、徐々に細部を検討して、ミクロ的な読み方に迫っていく、という方法を実行することでしょう。 始めから、細部にこだわって読んでしまうと、ホロスコープに対する思い込みが生まれて、読み落としや読み違えの危険性が増します。 ホロスコープをマクロ的に読む方法の初歩として、10大天体が、正負、CFM、火地風水の分類では、どのような割合で分布しているのかを検討するということができます。 【読み方の例】 藤原紀香さんの例で、実際に検討してみましょう。 10大天体のサインを見ると
C:F:M=3:2:5 火:地:風:水=1・2・4・3 になります。 1,正負分類 +と−の割合は5対5なので、それほど特徴はありませんが、女性にしては外向性を表す+サインが多いので、どちらかというと中性的な印象を与えるといえます。 2,CFM分類 行動パターン 3:2:5で、 ややFサインが少なく、Mサインが目立っています。したがって、人の意見や説得に流されやすいと思われます。 行動力は普通ですが、それほど考え込まないで、実行できるタイプです。 3,火地風水分類 情緒パターン 1・2・4・3で、火のサインが少なく、風のサインが多いという特徴があります。 したがって、芸能界など華やかな世界には、それほど魅力を感じていないのではないかと思われます。 ただ、風のサインが多く物事にこだわらないので、「こういう生き方がしたい」とか「人生はこうでなくてはいけない」などという、考え方はしないタイプと思われます。 そのために、芸能界の仕事をこだわりを持ってやっている訳ではないが、仕事があるからやっている、という状態であると読めます。 風のサインが多いので、他の分野の仕事が発生すれば、それほど現在の仕事に未練を持たないで、転職する可能性も強いでしょう。 |