特別講習 改造教室

細部塗装


はこすかさんのリクエストによる細部塗装の講座です。 by タキmotoGPさん

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@Mr.カラーのペイントリムーバーをつけた綿棒で塗装を落とします。

Aファンサーフェイサーを吹いて傷を確認、ガンダムカラー1の白を塗ります。

B今回は透明なマスキングを使ってみます。普通のマスキングテープでもやり方は同じです。

C窓のモールドにそってデザインナイフで切ります。ゆっくりなぞるのがコツです。

Dスプレーの霧が変なところから回り込まないように、がっちりとガードします。

Eそれでもこんな風にはみでたり、すきまから色がついたりします。

Fこのへんで初心者はいやになったりしますが、この辺は計算済み。デザインナイフなどで削って色の境目を整えていきます。耳ほじりのようにちょっとずつ。

Gこれなら誰も失敗したなんて思わないでしょう?削るのは上に違う色を重ねるより正確で、にごった色にならないからです。

H面相筆を使って窓枠を塗ります。塗料ビンに直接筆を突っ込まず、厚紙か塩ビ板などによく混ぜた塗料をとって使います。シンナーで粘度を調整しますが、習字の墨より濃く、ポスターカラーより薄い感じが自分の目安です。

Iまず「鉛筆持ち」塗装の左側を見ながらまっすぐになるよう塗ります。

J場所によっては「いあいぎり」筆の腹を使って引っ張るように塗ります。

Kそれでも手が震えたり滑ったりしてはみ出たときは、やっぱり削ります。下地塗装を傷つけないよう、床屋の顔そりのようになでて削ります。

L屋根の線を塗ります。鳥が水を飲むようにちょいちょいと。筆の入りと離れるときに気をつけて、止めないようにするとあまり手の震えが出ません。

M一本の線の左側をそろえた後はひっくり返してまた左側を塗ります。右利きは右から筆が来るので左の方が見やすく、穂先も来るので塗りやすいのです。

Nこれもデザインナイフで削ります。この繰り返しが完成度の高さにつながります。

O筆でなくマスキングという手もありましたが、どうしてもテープのあとがのこるので筆塗りの技は大切です。

Pエンブレムに赤を塗って乾いてから銀で軽くなでると文字が浮き出ます。ついでにライトとウインカーも塗っておきます。

Q銀で塗るのはあとでクリアカラーで実車に近くするため。やっぱりナイフで形を整えます。

Rクリアカラーは水性塗料で下地を痛めないように。あらあら、集中力が切れてはみだしまくってます。水性塗料は苦手です。

Sデザインナイフで整えてほっと一息。

次回は筆以外の道具で塗ったり、
ドアミラーを作ったりしてみましょう。

ドアミラーと仕上げ塗装