特別講習 改造教室

プラバンを使ったカナードの作り方


今回のモデルはインテグラタイプRです。このままでもかっこいいのですが、
ストリートでさりげなく目立つように作ってみましょう。 by タキmotoGPさん

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@まず初心者用です。エッチングノコかクラフトノコで角度をきめてからガリガリと溝を入れてしまいます。角度を間違えないようにえんぴつなどで印をつけるか、左右のバランスを確かめながら少しずつ切っていきます。私はエッチングノコで切ってから角度を修正するようにクラフトノコで溝を入れました。

A800番のペーパーをたたんで溝に入れて整えます。大体これで0.5mmのプラバンが入ります。

B適当に切ったプラバンを突っ込み、瞬間接着剤を流してとめます。余分についたところは綿棒でふいてしまいます。

C薄刃ニッパーで慎重に形をきめていきます。ツメと同じように切りすぎ注意です。

Dペーパーで整えて初心者用の完成です。これだけの作業で塗装するなら、他のところはマスキングして余計な傷をつけないようにして作業しましょう。

E次は中級者用です。大きめに切った0.5mmプラバンに1.2mmプラバンを瞬間接着剤でちょこんとつけます。

F完全に乾いてから薄刃ニッパーや棒やすりで整形していきます。この大きさです、薄く折らないように作るのは至難の業で、このあたりが中級者以上の技術の必要なところです。

GABS樹脂用接着剤でしっかりつけるため、流し込み接着剤でとろみをつけ、カナードとボディのすき間をパテのようにうめていきます。小さいのでつけてから左右のバランスを修正していく必要もあります。

Hアップにするとよくわかりますが、小さなパーツなので余計に細かい加工を入れてやらないと、特に下のカナードは見栄えがしなくなります。

I今日の作業はここまで。ウイングをわざわざ替えなくてもバランスよく仕上がりました。製作時間は、初心者用が30分、中級者用と合わせても2時間程度で形が出来ました。次回には塗装して完成させたいと思います。

細部塗装