特別講習 改造教室

スジ彫りのコツ@


掲示板でリクエストのあったスジ彫り。食玩チョロQが変身しますよ!by タキmotoGPさん

  =>

(1) カスタムを始めると「スジ彫り」の難しさは誰もが感じるところですよね。そこで、私なりに培ってきたスジ彫りのコツを公開したいと思います。最近のチョロQやプラモデルは設計をもとに機械が金型を作るので、細くあまり深さがありません。そのため塗装すると塗料で埋まってスジ彫りが目立たなくなることもあります。そんな時スジ彫りを深くする技術としても役立ちますよ。

(2) これが私の使う道具一式です。よく使うものもあれば、一回使ってもう使ってないものもあります。自分の予算内で使いやすいものだけあれば十分ですね。今回は何通りか違う彫り方をしたので、その中で一つ選ぶといいと思います。

(3) けがき針です。定規を当てて鉛筆で線を引くように使います。売ってない時はコンパスの針で代用できますが、持ち手が痛いかも。


(4) モデリングチゼル(三角刀)です。深さを出すためにはこれが一番で、今回も大活躍です。

(5) キサゲ(両刃ナイフ)です。小型のものは太いスジ彫りに効果的です。スクラッチではデザインナイフより圧倒的に使いやすいです。

(6) 精密やすり(半丸タイプ)です。くねくね曲がったスジ彫りを修正するにはもってこいの道具です。私以外にこれを使ってる人をあまり見ませんが、初心者には心強い味方だと思います。目立てやすりを使っている人もいますね。

(7) スクレイパーです。ガンプラ改造では定番でしょうね。道具としてチョロQには大き過ぎ、失敗した時のリスクが大きいのでほとんど出番がありません。

(8) その他のモデリングチゼル(彫刻刀)です。スジ彫りとモールドを、総合的に仕上げるため使うことがあります。

(9) 精密のこぎりです。特に細いスジ彫りで仕上げたい時はこれに限ります。パテでも欠けることがないので助かります。

(10) デザインナイフにつける専用工具です。改造教室の上級編「モールドとホイール複製」中で使われていますので、そちらをご覧ください。

(11) スジ彫り専用工具です。便利ですが、どちらかというと飛行機模型のような繊細なモデルのほうに向いていると思います。

(12) 精密ドライバー(マイナス)です。太さが三本違うので、昔はスジ彫りの仕上げに使ってました。今は出番なしです。

(13)テンプレート(定規)です。丸いスジ彫りはこれが一番丸く彫れます。柔らかいのでチョロQの上でもフィットして便利です。

(14) 使う時は型に合わせてけがき針でなぞるだけ。一気に彫ろうと思わず何度も削れば深くなってきます。

(15) 道具の説明も終わり、いよいよ実践です。今回使うのは幻の(?)食玩チョロQ。1996年の「はたらくくるま」パトカーです。シールを貼るものだったので、横には全くモールドなし。フルスクラッチに近い状態なので、ここにスジ彫りしてみましょう。

(16) まずシャープペンシルで線を入れます。自分の技量とイメージに合うよう考えながら決定します。

(17) 基本となる太い線に合わせてマスキングテープを貼ります。これが定規の役割をします。

(18) けがき針でテープに沿って線を入れます。少しずつ慎重に…

スジ彫りのコツAへ