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(1)
テープをはがすとこのとおり。深くなくても曲がってなきゃそれでいいんです。
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(2) 精密やすり半丸の角を使ってゴシゴシ!多少曲がっていた線もこれでまっすぐになるし、スジ彫りは深くなります。モデラーもビックリの大胆さですよねーっ。
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(3) ほら、意外とまともだったでしょ?物によっては全部これでスジ彫りすることもあります。
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(4) 深さを出すためキサゲで底をさらっていきます。太さのむらもこれで解消します。
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(5) 給油口のモールドを先につけちゃいましょう。鉛筆の線がテンプレートの内側に見える大きさのものを選んで、けがき針でゴリゴリ…
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(6) 線が彫れたらそれに沿って三角のモデリングチゼルでコリコリ彫っていきます。丸いモールドは、車をいろんな方向に持って削らないと丸のバランスが崩れて楕円形やおにぎり形になったりするので注意しましょう。
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(7) 次は窓枠。マスキングテープを貼ったら、さっきの形にボールペンで形を描き、はがしてからカッターで切ります。
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(8) 切るとこのような窓枠テンプレートができるので、それをチョロQに貼り付けます。
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(9) これは細いスジ彫りにしてみましょうか。精密のこぎりでマスキングテープギリギリに彫りこんでいきます。切れてるか心配になるけど、自分を信じて息止めて…時間をかけて集中してやりましょう。ここが正念場です。
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(10) テープをはがすと…やりました!これでもう大失敗は無いでしょう。
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(11) モデリングチゼル三角刀で何度もなぞっていきます。銀色の歯を後ろにしてなぞります。逆にすると刃が食いこんだり線が曲がったりしますよ。
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(12) ここまで彫れば満足の出来ですね。今日は違いを出すためそのままにしましたが、若干の波打ちが自分は気になるところです。肉眼では全く気にならない程度ですが、コンテストに出すようなものはアップ画面で耐えられるよう必ず棒やすり(半丸)でうねりを消しています。
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(13) ドアノブをつけましょう。テンプレートで合いそうなものを選んでけがき針でなぞります。
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(14) ほぼ彫りあがってきました。まだスジ彫りのところはめくれてささくれています。このままだとかっこ悪いので…
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(15) 800番程度の紙やすりを折って溝に合わせてこすります。ささくれたところと多少曲がっていたところをなめらかにするのが目的です。角はすぐダメになるので折り方を変えて何度も。
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(16) それでも溝には凹凸があったり小さな傷がスジ彫りの隣にあったりします。プラ素材の場合は流し込み接着剤を塗ることで全体が落ち着きます。パテは溶けたりし過ぎるので注意しましょう
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(17) 側面のスジ彫り完成です。時間を計ると1時間40分でした。両面やると200分、全面やれば400分、6時間40分で終了する計算ですね。やっぱり毎日少しずつしましょう。(笑)
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こうしてみると、太いスジ彫りも細いスジ彫りも大差ないですね。チョロQのように小さなモデルは、深く太いモールドでないと印象が薄いのです。しかもカスタムの最中についた小傷を埋めるためサーフェイサーを吹くと、浅く細いモールドはすっかり無くなってしまいます。それを計算したうえで「チョロQのスジ彫りは深く太く」すべし、というのが私の結論です。なんて、ほんとは細いスジ彫りが苦手なだけだったりして(^^ゞ
みなさん少しは参考になりましたか?それでは楽しいカスタム、今日もがんばりましょー♪
タキmotoGP
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