・トップ
・Cedar インデックスへ
更新日:2021年12月2日
|
★★ iMac2012にOCLPを導入して非対応Montereyを ★★ インストールしてみた件 (2021.12.2)
●主な更新内容●
★ Open Core Legacy Patcher(OCLP)の初導入
古めのintel Macをどうにかして延命したい、、と試行錯誤していた昨今。
パッチを導入してBig Surを動かしてはいたが、アップデートなどの管理が面倒なところが正直辛かった。
Open Core Legacy Patcher(OCLP)の存在を気にはしていたが、試したことが無かった。
macOS 12 Montereyがリリースされ、良い機会だなと思いOCLPを初導入してみた。
結論から言うと簡単だった。
なお、ハード的な改造(ファーム改変)ではなく、起動するHDDやSSD上で疑似的に対応Macと認識させる方法である。
●流れ
特段、面倒なことはないのだけれど、とにかくバックアップだけはしっかりしておいてほしい。
1、手持ちのiMac2012の最終サポートmacOS、CatalinaのUSBインストーラーを作成しておく。
2、純なCatalina環境を起動している時にOCLPをダウンロード。ダウンロードはこちら。
3、純なCatalinaにOCLPを当てて再起動(左のBuild〜を選択)する。
4、option起動するとHDDアイコンともう一つOCLPっぽいアイコンが現れる。
5、OCLPっぽいアイコンを選択するのだが、常に起動させるために「control」キーを押しながら「return」キーを押す。
6、するとOCLPが当たった状態(リンゴマーク起動画面がグレーからブラックになる)でOCLP仕様のCatalinaが起動する。
例:OCLPが当たった状態ではバックグラウンドが黒で起動ドライブ選択画面が出る。Windowsは実験で入れてみたのでお気になさらず(実験ではWin11で起動した)。
6、OCLPが当たってるかの確認はソフトウェアアップデートでMontereyが選択出来たら成功である。
7、いつも通りにソフトウェアアップデートでOSをMontereyにアップデートする。
8、何回か起動を繰り返し(無反応になったようなら電源4秒押しでリブートする)不完全Montereyが起動する。
9、足りないドライバ群をセットアップする事になるが、これはOCLPアプリの「Patch System Volume」を押すことで自動で行われる。ネットに繋がってる必要がある(LANケーブルなど)。
10、グラフィックやチップセットドライバが当たる様子。
11、再起動するとOCLP仕様のMontereyが普通に使えるようになる。
●● OCLPによるMontereyのインストールの考察 ●● (2021.12.2現在)
思い切ってOCLPを導入してみたiMac2012。無事に非対応のMontereyが稼働するようになった。
もし新しいバージョンのMontereyがリリースされた時、アップデートはそのままして、その後OCLPアプリでドライバパッチ当てれば大丈夫そうである。
実験でOCLPで起動しているmacOSでパーティション管理してWindows用の領域を確保、Winで作成したWin10インストーラでWin10をインストール出来た。その後、ホニャララして非対応のWin11を上書きアップグレードできる。
一応、常用できるぐらいにまでは仕上がった。
興味ある方は自己責任でお願いします。
この方法で2022年中はしばらく使えるiMac2012だと思う。
|