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更新日:2022年2月15日
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★★ 2021年、OS期限が来た2012年製Mac ★★ にUbuntuとChrome OSを入れて使ってみた雑感について
2020年10月半ば、Appleより新しいOS「macOS Big Sur」が正規配信され対応Macは無償でバージョンアップできるようになった。
対応Macは大体2013年以降のMacで、私が持っている2012年製以前のiMac2012やMacbook Pro2012、MacBook Pro Retina 2012は対応から外れてしまっていた。
●実験としてMacBook Pro Retina 2012に色々OSを入れてみて実用に耐えうるかを検証。
非対応MacにBig Sur&Montereyを入れる方法は下記リンクへ
・OpenCore Legacy Patcherでのセットアップ方法
●主な更新内容●
★ Windows10について ★
一応、Windows10はBootCampが対応しているので、macOSのCatalina入れれば構築できる。
が、たしか専用のUSBインストーラーを作る羽目になる。
中古で買ったのならネットリカバリーでmacOSをリカバリーしてからBootCampユーティリティのドライバ群をダウンロードすることができる。
Windows10専用PCでネット経由でWindows10 64bit版インストーラー(プロダクトキーは用意)を作成する。
ストレージ領域を全て使いたい場合はBootCampユーティリティを手にしたら、Windows10インストーラーで管理すればよい。
「option」起動でWindows10インストーラーにアクセスできる。
あとのインストール作業はPCなどと同じ作業。
無事デスクトップが拝めたら、BootCampユーティリティにてドライバセットアップを行う。
★ Ubuntu 20.04 LTSについて ★
Linuxになるが、UbuntuのUSBインストーラーの作成はそんなに難しくはない。
Windows上で作ったUSBインストーラーでOKである。
最新バージョンがいつも上がるので最新システムにしやすい。
尚、USBインストーラーの作成方法はほかのサイトでも掲載されているので割愛する。
「option」起動でインストーラーを起動、LIVE CD感覚で使用できるし、イケそうなら本体内のストレージにインストールするのもあり。
・MBP Retina 2012にUbuntu 20.04を入れ、起動した画像↓
キーボードが英語バージョンだったため、どうかなと思っていたがちゃんと入力もできる。
日本語環境にせっせと変えていくのもまた楽しみなことなのかもしれない。
command + Spaseで言語切り替えができる。
●良い点
・Linux使いにはイイ感じに仕上がると思われるMBP Retina 2012。
・ある程度いろいろソフトというかアプリが無料で利用できる。
・Windowsっぽく使える。
・USBメディアからの起動で試せる。
●ちょっと辛い点
・英語が少し絡んでくるところ(OS自体は日本語化が進んでる)。
・起動直後、日本語切り替えできるが全角アルファベットになる。
・MBP Retina 2012にLAN直差しができない(FW変換必要)ので、Wi-Fi接続が標準。
・abemaTVがFirefoxで観れなかった(ChromeではOK)。
・FirefoxでTwitter閲覧時、動画が観れない事が多い。
以上が雑感である。
★ google chrome OSについて ★
Chrome OSは一応無料でダウンロードしてインストーラーを作成することができる。
Mac用のインストールメディア作成は他のサイトでも紹介しているので割愛する。
Mac用にインストールメディアが出来たなら、USBを挿してoption起動すれば選ぶことができる。
また、ありがたいのかUSBで起動したらそのままChrome OSを利用することができる。
気に入れば本体ストレージにインストールすれば良いと思う。
・MBP Retina 2012にChrome OSを入れ、起動した画像↓
キーボードが英語バージョンだったため、どうかなと思っていたがちゃんと入力もできる。
Chrome OSの場合、control + Spaseで言語切り替えができるが、ちょっと操作が難しい。
●良い点
・googleアカウントをメインで使ってる方にはイイ感じのMBP Retina 2012。
・インストールする領域はそんなに必要なく動作できる(16GB以上?)。
・Play storeもインストールできる。
・起動が速い。
・インストールしたらVirtual Boxが使えるようで色々できそう。
・USBメディアからの起動で試せる。
●ちょっと辛い点
・macOS、Windows、Ubuntuから見たらできる事が制限される事が多い。
・ファイル管理が難しい。
・使えるgoogle以外のアプリやソフトが現在少ない。
・MBP Retina 2012にLAN直差しができない(FW変換必要)ので、Wi-Fi接続が標準。
以上が雑感である。
●● 今回のOSインストールの考察 ●● (2022.2.15)
2012年製MacがmacOSのバージョンアップから外れ、使い道を考えていた。
まぁ最終macOSのCatalinaは少しの間セキュリティアップデートはしてくれそうだけど時間の問題。
Big SurやMontereyは非公式でインストールはできるが、ちょっと手間がかかる。
・OpenCore Legacy Patcherでのセットアップ方法
結論から言えばintel Macに入れるのはWindows10が好ましいが、無料でOS入れたいなというときはUbuntuが良いかもしれない。
人によってはClome OSがイイという人もいるかもしれないが、Ubuntuでも出来てしまうのでUbuntuが良いような気もする。
2022年でハード的にはまだ使えるMBP Retina 2012なのでちょこちょこ使っていこうと思う。
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