〜〜 Apple MacBook Pro 2012 改造情報 〜〜
(2023.5.18編集)
2022年秋、macOSが更新されるという事で、対応した最安で高性能のMBPを手に入れてチューンすることとした。
このサイトはMacBook Pro 2012の13inchモデルを主に改造、パワーアップしていこうとするサイトです。
主にメモリーとドライブ周り、バッテリー交換などを記事にしたいと思います。
標準スペック:intel Corei7 2.9GHz、MEM 4GB、HDD 750GBなど。
- - 改造、パワーアップは自己責任で行ってください - -
●主な更新内容●
★★Windows11のセットアップについてはページ下にあります★★
★★OCLPでのmacOS Venturaインストールの使用感はページ下にあります★★
★★OCLPでのmacOS Sonomaインストールの使用感はページ下にあります★★
●●まずは簡単なところでメモリー増設●●
裏ふたの+ネジ10本を外し、内部へアクセス。
バッテリー上にメモリーが2枚重なって装着されている。
DDR3 1600のメモリーを最大16GB(8GBx2)まで搭載できる。
●●SSD換装(純正HDDとの交換)●●
裏ふたを開けているついでにストレージをSSDに換装してしまう。
+ドライバーと六角ドライバーが必要で交換は簡単。
●●サブドライブを内蔵させる●●
内蔵光学DVDドライブを外し、アタッチメントにてさらにSSDを載せる。
データ保存領域として生かしたい。
下記の製品は光学ドライブスペースに2.5inchドライブを搭載できるようにするアタッチメントである。
今回購入したのは「MacLab. 」の製品である。
SSDにしようかとも思ったのだけれど、まだ大容量が高いためにHDDにすることにした。
選んだのがSeagateの2.5inch HDD 2TBのものを選んだ。
特に問題はないとは思うけど購入したのは高さ7mmの2.5inchHDDドライブ。
今回はSeagateの2TBを選んだ。
・Amazon HDD特集:https://amzn.to/2IOt8Ka
光学ユニット化はキッドになっているので簡単だった。
注意するのはMBP用をうたっている製品を選ぶこと。
・Amazonの2.5inch→スリムDVDマウンタ関係特集:https://amzn.to/2GUCToD
上記写真はDVDドライブを外してHDDユニットを付けてしまっている写真である。
意外とネジが多いので、分解時はしっかり覚えておくこと。
★これで内臓ストレージが起動ディスクにSSD、データディスクに大容量HDDを搭載することができた。
しばらくは容量には困らないと思う。
HDDの騒音が気になる方は全てSSDにすることをお勧めします。
・AmazonのSSD特集:https://amzn.to/2TpqWwP
●●新品バッテリー換装●●
中古で購入した場合、内蔵バッテリーが劣化している可能性が高い。
交換用バッテリーも多数出ているので、この際交換しておきたいところ。
・AmazonよりMB用交換バッテリー特集:https://amzn.to/2IKUSzv
●使用感について●
メモリが16GB、更にHDDをSSDに交換、DVDドライブを大容量HDD領域にとかなり早くなったMBP2012。
ちょっと重いけど、バッテリー新品交換によりモバイルにも使えるようになった。
このモデルからUSBが3.0になったりと結構使える2012モデル。
自分でカスタマイズできるMBPの最終モデルなので、相場が安くなってきたらほしいところ。
2018年秋に一般公開されるmacOS Mojabeに対応しているのでしばらく使えるであろうMBPに仕上がった。
・2019年3月3日 追記:
macOS Mojaveがインストールできるようになっていたので、MBP2012で運用している。
BootCampはWin10から対応しているようで、ドライバもAppleが用意している。
サクサク動いてまだしばらく使えるMBP2012の様子。
・2020年11月27日 追記:
macOS Big Surが2020年10月頃に正式リリースされた。
結論から言うとBig SurはMBP2012の対応は除外となってしまった。
インストールできるmacOSはCatalinaまでとなる。
が、Big Sur Putcherで非公式でBig Surをインストールできる模様。
macOSがインストールできるうちにBootCampにてWindows10用のソフトウェア群をDLしておいて、シンプルにWindows10だけをインストールするという方法もある。
また、ちょっと上級かもしれないがUbuntuをインストールするということも可能かと思われるが、キーボード問題で考える場面があるかもしれない。
・2021年11月30日 追記:
Windows11が正規リリースされ、シンプルにバイパス処理してBootcampでインストールしようと何回か試みたが再起動ループで失敗。
悩んだりしたけど、今のところBootcampでWin10を普通にセットアップ、ドライバ群をあててその後にWin11のISOをちょっと加工してアップグレードする方法でWin11起動を確認した。
●方法●
BootcampのWin10を起動している時にMicrosoftからWin11のISOをDLしておく。
↓
DLしたISOをマウントして適当に作ったフォルダーにISOの中身をコピー。
↓
マウントを解除。
↓
適当に作ったフォルダーの中のセットアップ群の中のsourcesフォルダ内、appraiserres.dllを削除か何かで除いてしまう。
↓
適当に作ったフォルダー内のsetup.exeを起動する。
↓
進めていき、ネットワークからセットアップ情報収集をしないで進む。
↓
再起動を何回かしてWin11が起動する。
無事Windows11が起動すれば、あとはいつも通りに使える。
使用してみた感じだけど特に代わり映えしないWindows11である。
一応アップデートはちゃんとDLされるのでしばらくは問題ないとは思う。
・2023年5月18日 追記:
macOS 13 Venturaが2022年10月頃に正式リリースされた。
MBP2012はもちろん正式には対応していない。
が、OpenCore Legacy PatcherでmacOS Venturaを入れることができる。
ただ、ちょっとしたバグを確認しているので、Monterey辺りがシックリ動くmacOSなのかもしれない。
・2023年10月20日 追記:
macOS 14 Sonomaが2023年10月頃に正式リリースされた。
対応していないMBP2012にはOCLP1.0.0以上でSonomaをインストールすることができる。
OCLP1.0.0でインストールした場合、ガジェットがちゃんと表示されないバグがまだ発生していたが、OCLP1.0.1がすぐに出てちゃんとガジェットが表示されるようになった。
Sonomaは一応動かせるもののVentura辺りからの改編で重くなったことを実感できる。
デスクトップにガジェットを置いたりするとやっぱり重たい。
2024年ももう少し使えそうなノートパソコンとしてのMacbook Pro 2012であった。
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