能見正比古さんの『血液型女性白書』からの私なりの要約です。
A型の基本気質は、O型ほど、はっきり決めにくい。が、社会を意識する敏感さと、安全意識の2つをあげられそうである。
前者は、O型の力関係への敏感さと匹敵する。社会というよりは、"世間"とした方がいいかもしれない。その範囲は個々のA型によって異なる。「旅の恥はかき捨て」は、A型的俚諺で、旅は、A型が世間から抜け出すことになるのである。A型は、2歳児のころから、人目を気にし、世間を意識するようである。
A型は、優等生的社会人が多い。世間に対して、その慣習やルール、常識を尊重し、羽目を外したり、人の注意も引かないように、後ろ指を指されないように努める人が増える。が、逆に、その反動で、世間的なものに反発する人も目立つ。共に、世間意識への敏感さから出ているのである。全体的には、前者が多数を占めるようである。欧米人には、気の強い積極派のA型が多い印象があるが、人種的な差だろうか。
それと、もう一つの完全主義も幼児期にすでに発現する。自分だけではなく、自分の周囲にも完全な姿を要求することから、強い責任感と自立的行動が生まれ、手抜きをしない丹念さ、緻密さ、慎重さなども出てくる。他面、完全さを要求するため、"アラさがしのA"や"口うるささのA"にもなりやすい。
完全主義と勝ち気が結びつき、自分の理屈をどこまでも通そうとするA型は、シンのある理屈っぽい人間と見られやすい。滅多に謝らないA型に、強情頑固の評判が立つ。優しさと頑固、これがA型の二重性の1つであろう。
A型は身近に沢山いるため、このコメントには事欠きません。まず、A型の特徴は、内面の感情の激しさと「こうあるべきだ」という理屈です。「ウチ」と「ソト」を区別する、日本的な「イエ」の文化は、A型と言えると思います。完全主義が良く出れば優等生的社会人、悪く出れば「小言幸兵衛」となります。また、「和」を大事にする日本の文化もA型的でしょう。外国人(欧米人?)に気が強いA型が多いということですが、「自己主張すべきだ」という文化であれば、社会を意識するA型としては、自己主張が強くなるのは当然といえるでしょう。
でも、A型的な繊細な心配りは、AB型の私としてはやはり感動しますね。
それから、能見正比古さんのほぼ全部の著書に紹介されているA型の気質特性を引用しておきます。
次も、能見正比古さんのほぼ全部の著書に紹介されている「血液型別、人柄のタイプと印象」です。マスコミ関係者だけあって、非常に的確なポイントをとらえていますね。私の迷?解説付きでお届けします。 (H10.1.28)
人柄のタイプ | O型の印象 | A型の印象 | B型の印象 | AB型の印象 |
上に立つ型 | 親分のO | リーダーのA | 親方のB | 大黒柱のAB |
O型は親子関係と同じ全人格的な関係、A型はルールに基づくリーダー、B型は技術指導に目を向け、AB型はあまり口を出さないといった傾向が読み取れます。 | ||||
ほがらか型 | 陽気なO | 明るいA | おまつりB | 洒脱のAB |
O型はシンから陽気で明るく、A型は少し締まった印象を見せ、B型はにぎやかでケジメがなく、AB型は感情的な表現がクールというところですね。 | ||||
人と結ぶ型 | 団結のO | 協調のA | 井戸端B | パイプ役AB |
O型は共同の目的に向かって一致団結し、A型は(自分の考えはあまり変えないが)協調し、B型は井戸端会議的にケジメがなく、AB型は自分が当事者にはならずパイプ役が得意ということですね。 |
最近、外国のサイトを見る機会が多いのですが、特徴は日本とほぼ同じようです。アジアだとこんな感じです、
能見さんの『血液型愛情学』からの抜粋です。詳しくはそちらへ!
O型男性と A型のシンの強さ、O型の明るさに互いに魅かれるが、O型の現実的性格がガメツさに、A型の慎重さが水くさいとうつることもあるので注意。 |
A型男性と 思いやりをもって理解し合える。ケンカになるとプライドとガンコさがぶつかることが多いので、本音で話し合うことが長続きの秘訣。 |
B型男性と 何から何まで対照的なので、熱烈な恋愛におちる。しかしお互いの欠点が気になりだすと最悪。性格の違いを楽しむ、くらいの余裕をA型が特たないとダメ。 |
AB型男性と AB型男性はA型女性の手どもっぽさ、甘えたがりのところを見抜き、かわいいと感じる。A型女性もAB型男性の前では素直になることができる。 |
O型男性に○ 相手の得意な趣味や専門について「教えてほしい」といって誘う。いっしょに酒を飲みながらロマンチックな話をするとよい。デート中に他の異性に気をとられてはいけない。思い出に関したプレゼントを喜ぶ。 |
A型男性に○ なるべく人がいないときに誘う。 清潔な服装で静かな海辺へ行くとよい。無邪気に、または三枚目に振舞い、あらかじめたくさんの話題を用意しておくことが必要。プレゼントはささやかでも相手の役に立つものを。 |
B型男性に○ 相談事を作っていくと接近しやすい。会話さえ弾めば喜ぶ。活動的な服を好み、映画やスポーツのチケットなど、いっしょに楽しめるものを贈るとよい。無視されるのが我慢できず、そういう態度に出ると身を引く。 |
AB型男性に○ 頼まれるとイヤといえないので、頼み事を作ってきっかけをつくる。流行に敏感でシックな服を好む。 美術館や映画など知的関心を高めるところ、あるいは食べ歩きなどもよい。感情表現の多い話は苦手なので注意。 |
O型男性に× 好きな相手には寛大で、少しぐらいからかわれてもニコニコしているが、プライドを持っている部分をからかわれると激怒する。「私のおかげで……できた」などと恩に着せられるのも嫌い。 |
A型男性に× 相当の仲になっても、心の奥をさらけ出させようとしたり、心の内をトコトン問い質そうとするのは禁物。やきもちをやかせようとして、他の人に心が移ったフリをしたりすると、自分から見を引いてしまう。 |
B型男性に× 自分の話に興味を持たれなかったり、ケチをつけられたりするようなことが度重なると、相手に対する関心を失う。また調子に乗っているときに水をさしたり、相手の行動を縛ろうとするのもダメ。 |
AB型男性に× 今までやってもらっていた役目をとりあげたり、他の人に頼んだりすると怒る。ペタペタと甘えられたり、自分の性格をとやかくいわれるのも嫌い。見栄を張ったりウソをついたりすると不信感を持たれる。 |
フランスの心理学者であるブールデルは、1960年に『血液型と気質』という本で、血液型別の特徴を発表しています。私はフランス語は全くダメなので、浅野八郎さんの『フランス式血液型診断』(ワニ文庫 H2.12)の18ページからの引用です。 -- H10.11.9
音楽用語を使って「ハーモニー型(調和型性格)」と名づけています。用心深く、集団の中で自分の個性をあらわしていくとき、比較的細かなところに気をつかい、また、とても敏感で、大きな変化を嫌いやすいのです。
気質特性をいろいろとチェックしたところ、全体的に、能見さんよりは古川竹二さんの方に似ているようです。2,500人のデータは魅力ですが、フランス語では私にはネコに小判状態です(笑)。この本は、どこかの大学図書館にはあるのでしょうか?
次に、能見さんの『血液型でわかる体とココロの関係』からの引用です。
A型人間は、周囲との調和に気を配る人が多く、自分を強く主張しない傾向がある。全体をまとめようとする。“ハーモニー・タイプ”である。
こちらの解説の方が分かりやすいようです。
猫は約90%がA型、約10%がAB型、約1%がB型だそうです。犬よりはAB型の比率が高そうだからというわけではありませんが、私は犬よりは猫の方が好きです(笑)。
手元に東京都衛生局発行の『猫の飼い方』というパンフレットがあるのですが、猫の特徴としては次のものがあるそうです。
2.3.4.は、ほとんどA型の特性で、思わず笑ってしまいます(失礼!)。5.の後半もそうですね。また、自分独自の判断基準を持っているそうです。これもA型的です。
ちなみに、犬は群れで暮らす動物で、飼い主との関係がなんとかという解説があります。これは、どちらかというとO型的なようです。
ですから、ABO式血液型による性格の特徴は、哺乳類ぐらいにまではあてはまるかもしれません。もちろん、爬虫類とか植物には当てはまらないです(笑)。
面白そうな発言をピックアップしておきます。(^^)
【No.154から】
A型20代女性です。
お友達はAかBの子がほとんどです。でも、両方とも一長一短があります。Aの子は、何か共同作業みたいのをやってるときはすごくいいんだけど、時に気配り合戦みたいになって、ちょっと疲れたりします。「気が利かん」て相手に思われたらやだな、とかって互いに気を遣いすぎてる感じで、ちょっと神経戦です。
反面、Bの子は、そういう点ではすごくラクなんだけど、計画とか、共同作業が全然だめです。あまりに無防備なので、相手のぶんもあたしが勝手に心配することになり、これまた消耗戦、といったかんじです。でも、ずーっと一緒にいれば、若干慣れたりもできますけど。
Oの人は、(相手もそうなんだろうけど)扱いに困ります。彼らは、最初あたしを見て、Aっぽい作業運びに満足をおぼえるのですが、やがて「利害が一致しない」、あるいは「指示に服従していない点がある」などということに気付いて、「裏切られた!」と考え、怒りが倍増するようです。
でも、あたしの考えでは、Oの人の計画というのも、はたからみれば超自己満足で穴だらけ、なので、そんなに怒る理由が分からないのです。彼らの「秩序」概念は、普遍性を欠いているのですが、それを彼らは金科玉条だと信じているためにこういう悲劇が起こるようです。従って、もともと適当なBのひとの方が、はるかにマシだよな、などと思ってしまいます。
ABのひとは、あまり見たことがなくて、わかりません。あ、でもはなしが急に戻って、どっかに載ってた、精神的振幅のグラフみたいなの、あれはなかなか面白かったです。そうなんです、多分Bのひとって、よそめには、一人で勝手に、常に小幅に振幅してるように見えるんですけれども、その振幅の理由が誰にも(本人にも?)不可解だったりするので、なんだかすごく不思議ないきものに見えたりします。でも、観察しててすごいおもしろい。それに、その振幅が外部にばりばり伝わってしまうところがポイントなんですね。だから、素直とかって思われるのでしょうね、多分。
【No.491から】
こんにちは。
ずっと前に、子どものことで、面白いネタがあったら提供します、といったのを覚えていますか?
面白いかどうかはわかりませんが、気が付いた事があったので・・
私が自分の子どもも含めて、公園などで子どもを観察していてその血液型らしさを感じるようになったのは3才を過ぎてからです。
それまでも、どの子どももその子なりの自己主張とかあるんですが、個性が特にハッキリしてくるのはそのくらいからと感じます。
私の子どもはB型で、A型の子どもと遊ぶ機会が多いのですが、まずB型が飛びついて、その様子を見てから、A型が遊び出す、ということが多々あります。
あと、子ども同士騒いでいても、A型は周りを見て、どこまでなら許されるか加減して騒いでいるようです。B型はそのような事がありません。
怖いおじちゃんが近づいてくるのにいち早く気がついてぱっと騒ぐのをやめるA型と、夢中になってておじちゃんが来たのに気がつかずに一人で怒られてしまうB型、という感じです。
あとAB型の私から見てすごい、と思ったのが、A型の子ども(複数)は3才でアイコンタクトをとります。目で語り、相手に意味を察してもらう。
我が子のB型の場合、顔を見あわせて笑ったりとかありますが、そこまでアイコンタクトを取りません。(だからといって、親子関係が希薄、というわけではありませんよ(笑い))
もちろん、親の育て方や個人差もありますが、概してA型の子どもは
他の子より、1歩大人びていると感じます。
あともうひとつ、うちの子と、主人(B型)や私の友人(B型)とのやり取りを見ていると、お互いに、年上とか力関係とかそういう垣根を取っ払ってやりとりをしている。これは、B型ならではのような気がします。
AB型の子どもは残念ながら私の身の回りにいません。
いたらぜひ観察したいのですがね。
では、またあそびにきます。
面白そうな発言をピックアップします。(^^)
【No.497から】 「A型家族について」
私の家族は、私をはじめ妻も二人の子供もすべてB型の、B型家族です。
家族ぐるみで付き合いのある人たちは、夫婦そろってA型とか、家族全員A型とか、偶然そんな人達ばかりです。
かつて、一家全員がA型である家族と、1台の車で小旅行をしたことがありました(私が運転)。
私たち(B型)は、宿泊するホテルも決まったし、行き方も、高速道路のどこで降りてどの道路を行けばよいのかも大体把握したし、それで「よしOK」と思っていました。
ところが同行のA型たちは、そこではこれとこれをして、昼飯はどこの店で食べて、晩飯はどこの店で…とすべて決めなくては気が済まないようで、スケジュールがすべて決められていました。
事前にそれを知らされたとき、
「修学旅行じゃないんだから、勘弁してくれよ…」
と思いました。しかし私はあまりマメではなく、相手方にゲタをあずけておく方が気楽なので、全面的にそれに従い行動しました。
また最近結婚した、やはりA型どうしのカップルがいましたが、新婚旅行(海外)の話を聞いても、
「あそこではどこのレストラン、ここではどこのレストラン…とすべて日本から予約して行った。」
と、嬉しそうに話すのでした。
私は、思い入れの強い国へのひとり旅をしたことがあります(旅行社に依頼してホテルの指定だけした。食事は付けなかった。)。
どこにどんな店や施設があるかは事前に調べておきましたが、それも行ってみて滞在中に気が向けば行けばよいし、気が向かなければ行かなくてもよい。ほかに行きたいところができればそこへ行けばよい。また、もし気に入ったところがあれば、そこへ何回でも行けばよい、というつもりで何も決めずに出かけたのでしたが、有意義な時を過ごすことができました(緊張感はありましたが…)。
まアこれはひとり旅という事情もありますが、事前に「すべてを」決めてしまうような旅は、意味がないと思うのです。
決めてしまった段階で、頭の中で旅が終わっているような、実際の旅では単にそれを忠実に再現するだけのような、うまく言えませんが、私の感覚ではつまらないものに思えてしまうのです。
また、すべてがガチガチに決められていると、義務感も生じ、せっかくの旅の楽しみも激減してしまいます。
もし私が家族(B型家族)で旅行することにしたとしても、行きたい店の候補はリストアップすることはあるかもしれない(しないかもしれない)が、
「行けたら行ってみよう。」ぐらいで、きわめてゆるやかなスケジュールを組むと思います。
価値観や楽しみかたは人それぞれなので、当人たちが楽しければそれでよいのですが、皆さんはどう思われますか?
A型はすべてをきっちり決めないと、あるいは決められていないと、やはり不安なのでしょうか?
-- H11.1.29
今年はキティちゃん誕生30周年。キティちゃんの血液型はA型だそうです。ちゃんとバンダイのホームページにありました。
本 名 キティ ホワイト 誕生日 11月1日 血液型 A型 生まれた場所 イギリス ロンドンの郊外 身 長 リンゴ5コ分 体 重 リンゴ3コ
でも、血液型の設定があるのは彼女だけで、家族の血液型はありませんでした。なぜなんでしょうね? -- H16.9.25
A型の特徴としては、次のようなものが共通した傾向としてあるようです。
A型は外部への行動や表現は激しくないのが「原則」なのですが、対照的に内面の感情の動きは激しいのです。ですから、A型のマンガを読んでみるとわかると思うのですが、自分の感情を表現している場面は非常に不安定で動揺が大きくなります。ま、『ゴルゴ13』のような例外ありますが…。ただ、『ゴルゴ13』はやはりストイックな感じがしますね。他にも悲壮感があるマンガが多いのがA型の特徴のようですね。 -- H10.4.26
A型のマンガ家で知られている人といえば、赤塚不二夫さんでしょう。代表作はやはり『おそ松君』でしょうか。A型はサービス精神旺盛なので、人を喜ばせてあげたいということでギャグマンガを書いているのではないでしょうか?
残念ながら、私はあまりA型に特徴的なことはわかりませんでした。(^^;;
と以前書いたら、やっぱりありました(少年サンデーブックス
まんが家インタビュー『オレのまんが道(II)』)。 (H9.11.4)
オレはバカバカしいことが好きなの。単純に面白いことが大好きなんだ。チャップリンとか、キートンの映画が好きで、ずーっと見続けてきた。
手塚先生の手法をまんがに取り入れた、ギャグ映画のような新しいギャグまんがはできないだろうかと思ったんだよ。
A型のマンガ家で有名なのは、もう一人高橋留美子さんがいます。高橋留美子さんといえば、『うる星やつら』『めぞん一刻』『らんま1/2』ですね。
読んでいて、A型の特徴は残念ながら全体的な雰囲気以外にはあまり感じられませんでした。やはり、修行が足りないのでしょうか?
しかし、印象的だったのは、『うる星やつら』で人気が高かったストーリーで、ラムが浮気をした(実際は違うのですが)ときの諸星あたるの反応です。非常にラムのことが気になっているのですが、やはり男のプライドがあるのか?ストレートに行動に出てきません。ここが、感情がストレートに出るO型やB型とは違うところです。AB型だったら、間違いなくいじけているでしょう。
そしたら、最近PerfecTV!で『めぞん一刻』の再放送をやっていたので、ついつい見てしまいました。私は『うる星やつら』だけで『めぞん一刻』はあまり見ていなかったのですが、これはやっぱりA型ですね。登場人物がみんな思い込みが激しいのです。A型のマンガでは、主人公の思い込みが激しくて、しかもその思い込みが最後まで続くというパターンがよくあります。それと、響子さんの表情と反応が特徴的です。表情もあまり動かないのがA型です。O型と比べると表情の特徴がはっきりすると思います。もう少し『めぞん一刻』をちゃんと見ておくべきでした。f(^^;;
またまた 少年サンデーブックス まんが家インタビュー『オレのまんが道(II)』からの引用です。インタビューのところを引用するだけでどんどん書けちゃうのでうれしくなります(笑)。 (H9.11.4)
私はハッピーということが大切だと思っています。読み終わった吾、気持ちがいいというまんがを絶対に描き続けていたい。ハッピーエンドを描き続きていきたいんです。なんたって、漫画は地上最大の娯楽ですからね。
彼女のA型的サービス精神がうまく表現されていますね。 (H9.11.4)
高橋留美子さんといえば、最近は『犬夜叉』が大人気です。『金田一少年の事件簿』の後番組ということもあり、私は毎回見ています。る〜みっくワールドの雰囲気は健在で、犬夜叉もかごめも桔梗も全然素直じゃありません。絶対に謝らないのもA型的ですね(笑)。
残念ながら、私はアニメだけで原作は読んでいないのですが、『うる星やつら』よりは落ち着いた雰囲気になったと感じています。アニメは、絵が安定していてきれいなのも特筆すべき点です。 -- H15.8.16
竹内直子さんも『美少女戦士セーラームーン』でA型を発揮しています。ただ、注意しないといけないのは、原作とアニメの違いです。原作は作者の血液型がストレートに作風に反映しますが、アニメは製作に関わるスタッフが多いせいか、多くの場合原作の雰囲気か薄められた感じになってしまいます。あの、おどろおどろしいところと変身願望を満たしてくれるところがA型の特徴と思いますがどうでょう?
『美少女戦士セーラームーン』で注意すべき点は、主人公の月野うさぎはあまりA型的ではないことです。もしA型だったら、あれほどストレートに感情を現したりしないはずです。逆に、ちびうさや地場衛の方がA型的ですね。他のセーラー戦士もA型的性格が多いようです。
さくらももこさんも、A型で有名なマンガ家ですね。あの『ちびまるこちゃん』の反応がA型的で笑えました。(^o^) 失敗すると、顔に線が入って…というところが面白いですね。ここがA型の特徴です。それと、エッセイも血液型で分析するとなかなか面白いので読んでみてください!
ちびまる子ちゃんのキャラクターですが、ほとんどのキャラクターに星座と血液型が設定されているようです。
もちろん、まる子はA型です。(笑)
それによると、
だそうです。 -- H22.9.25 update
ちょっとマニアックかと思いますが(^^;;、水沢めぐみさんを取り上げます。水沢めぐみさんといえば『姫ちゃんのリボン』で決まりでしょう! 姫ちゃんといえば、誰もが「かわいい〜!」と言うでしょうが、ちゃんとA型の面もあります。例えば、小林大地と喧嘩する場面で、しっかりとA型性を発揮しています。ちょっとしたすれ違いが誤解を生んで喧嘩になるのですが、A型らしく謝らないのですね。頑固なA型の本領発揮というところです。
もちろん、他の場面では、A型らしい清楚なところややさしい思いやりがあります。愛子お姉ちゃんも、あの感じからするとA型的優等生でしょう。
では、小林大地の血液型はどうかというと、残念ながら私には分かりません(笑)。ちょっと不良っぽくて、クールで頼りになるというキャラクターなのですが、どうも水沢さんの好みのタイプらしく、他の作品にも似たようなキャラクターが出てくるという話です。
水沢さんのマンガの特徴は、ヒロインのかわいらしさだと思うのですが、同じ「かわいい」というのでも、B型の人との距離感のなさやAB型の性差のなさ、バイタリティあるれるO型とはやはり一線を画していますね。少女マンガに限らず、同世代・同じ傾向の作品を血液型別に読んでみると、傾向がはっきりわかります。気になる人は、何冊か読み比べて見ましょう。
『姫ちゃんのリボン』のストーリーでは、姫ちゃんがいろいろと悩む場面が出てきます。ピンチになると、どうしようどうしようと非常に悩むのです。やはり心配性のA型なようです。でも、だいたいは小林大地が出てきてなんとかなるのですが…。で、姫ちゃんがB型だったら、こんなに悩んだりはしません。悩むよりは、もっと解決方法を考えるはずです。だから、『姫ちゃんのリボン』は随分違ったストーリー展開になるはずです。かわいいところは変わらないと思いますがね(笑)。
それと、もう一つA型的なのは、姫ちゃんが一人で悩むところですね。A型だったら(AB型もそうだと思いますが)、ストレスがたまった場合は普通は一人で過ごします。姫ちゃんが悩んでいるとき、親友のいっちゃんが「姫ちゃんを一人にしておいてあげよう」というやさしく思いやる場面があるのですが、もしB型だったらそんなことはありません。
ん〜、これはちょっと想像できません。一体どうなるのでしょう?(笑) 悩まない姫ちゃんなんていうのも変だし…。 -- H10.7.1
能見さん主宰のABOの会にも入会していたさいとう・たかをさんなので、インタビューにも血液型の話があります(少年サンデーブックス まんが家インタビュー『オレのまんが道(II)』)。解説は不要でしょう。次からが引用です。
−美容学校を卒業後、家業の理髪店世を手伝いはじめる。
カーッとしたときに止まらなくなってしまうというの、私は。これは、A型の特質だと思うんだな。理髪店ってカミソリを持つでしょ。こうアゴの下なんかを剃っている時に…。恐いですよ。
あのいつも冷静な『ゴルゴ13』の作者にしては意外な感じですね。 (H9.11.4)
江川さんといえば、最近では『東京大学物語』、それから『まじかるタルるートとくん』でしょう。そんな江川さんにA型的なストイックなところがあります(少年サンデーブックス まんが家インタビュー『オレのまんが道(II)』)。
オレは限界に挑戦するのが好きなのね。多分、オフクロの影響が強いと思う。
中学、高校と水泳部で、記録を目ざして真剣に水泳をやってきた。自転車をうちの方じゃ、ケッタと言うのだけど、ケッタも好きで体力の限りを尽して、よく車と勝負したり。食うもんでも、お好み焼き何枚食えるかに挑戦とか。
適当に物事をやると、結局それから得る喜びも適当になっちゃう。苦しみに耐え、自分の限界までやったあとに得る快感っていうのは、やっぱ何ものにもかえがたいというのが、子供の頃からあるんですよ。
これをA型的ストイシズムというのでしょうね。 (H9.11.4)
もちろん『新世紀エヴァンゲリオン』ですね。ただ、原作がGAINAXですので、ストーリー展開はA型的ではないかもしれません。ということで、キャラクターの表情だけ見ていくことにします。
まず、碇シンジ、綾波レイ、碇ゲンドウ、赤木リツコの4人はA型といってもそれほど問題はないでしょう。表情はあまり動かないが、シンが強くて内心の感情は激しいものを持っているというところです。碇シンジがちょっと心配性のところもA型的でしょう。ただ、葛城ミサトはどちらかというO型的という方が正しいような気がします。作者は意図してこういう性格にしている(どうも、『マジンガーZ』のミサトさんと名前も性格も似ているような…)のだと思うのですが。
-- H9.11.23
その後、キャラクター設定がほぼわかりました。あちこちの資料に当たって見たところ、一部違うのもあったので、それは「らしい」方にしました。(^^;
下の表を見れば一目瞭然ですが、驚くほどのA型(太字)の多さとO型の少なさです。O型色の強い『もののけ姫』とはストーリー展開もキャラクターも好対照といえます。メインキャラクターの碇シンジ、碇ゲンドウをはじめとして、ほとんどがA型です。これだけでも、内容と血液型の設定はほぼ一致しているといっていいと思います。貞本さんの設定なのか、それとも監督の庵野さんがA型なのか(残念ながら確認できませんでした)かわかりませんが、A型の特徴が見事に描かれているといっていいでしょう。綾波レイは、まあ、あういう寡黙な性格だから不明でもよしとさせてください(笑)。
キャラクター 血液型 コメント 碇シンジ A 当然! 碇ゲンドウ A 当然! 綾波レイ 不明 不明でもしょうがないか… 惣流アスカラングレー A 当然! 葛城ミサト A アニメではAOとありました 赤木リツコ B 本当にB? 冬月コウゾウ AB まあ、納得でしょう 加持リョウジ A 鈴原トウジ B 日向マコト B 伊吹マヤ A 青葉シゲル A 相田ケンスケ A
とにかく、A型が多くてO型が少ないのが『エヴァ』の特徴ですね。なるほど、これはストーリー展開とピッタリだという声が聞こえてきそうです。解説は不要でしょうが、ちょっとだけ書いておくことにします。
『エヴァ』の特徴は、『もののけ姫』と比べるとはっきりします。心理描写が多いのも分析には好都合です。
主人公である碇シンジやヒロインは、自分の意志でエヴァに乗ることはないのです(『ガンダム』でもそうですね)。最初にエヴァに乗ったときにはいやいやながら乗るのですが、極限にまで追い詰められるとその潜在能力を顕在化させ、第3の使徒を見事に撃破します。能見さんのいう「開き直ると強いA型」そのものですね。これまた宮崎アニメのキャラクターの強烈な自己肯定とは全く対照的です。『もののけ姫』と比べてみてください。
また、異性へのアタックでも明確なコントラストを見せます。『エヴァ』を通して見ればわかると思うのですが、自分から積極的なアタックというのはほとんどないのです。まぁ、それらしいのもありますが、あくまで「察してほしい」ということで、『もののけ姫』のストレートなアタックとは全然違いますね。フムフム。
「ゴメン」という言葉を条件反射的のように連発し、嫌われ拒絶されることを対人関係において極端に恐れるシンジの姿勢は、あきらかに度を越している。それは、自分の中にあるゲンドウ的な非親和的性格傾向を人に気付かれないための無意識の偽装である。
(『エヴァンゲオン限界心理分析』 速水栄+サーフライダー21 ネスコ/文芸春秋)
これを読んで、なるほどこれはA型の解説ではないかと思いました。また、ミサトさんについては、
ミサトは大変に職務熱心な軍人で、冷静かつ目的達成のために多少の犠牲はいとわないという男性的な性格なもち主であるが、場面によっては、暴走するロボット(ジェットアローン)に身ひとつで載り込んだり(第7話)、きわめて成功率が低い作戦を“女の勘”を頼りに実行する(第12話)など、スタンドプレイが目立ち、ギャンブラー的な性格も合わせ持っているようだ。
(『エヴァンゲオン限界心理分析』 速水栄+サーフライダー21 ネスコ/文芸春秋)
この「ギャンブラー的な性格」なところが、AO型のO型の部分なのでしょうか?
さて、碇ゲンドウですが、冷酷・冷静で、一見すると目的のためならなんでもやるというO型的な感じを受けますが、どうもそうではないです。O型だと損得勘定を冷静にやりますが、ゲンドウは損得よりは使命感や完全さを優先しているようにに見えます。そこに私はA型を感じるのですが…。
他のキャラクターにもちょっと触れておきましょう。設定では、B型も何人かいますが、私にはあまり納得できません。特に赤木リツコがB型というのはちょっと…。もっとも、冬月コウゾウがAB型というのはAB型の私には納得できるものがあります。血液型には関係ありませんが、アスカは自己顕示的な性格ですね。これはA型なのかなぁ?
いずれにせよ、メインキャラクターがA型以外の『エヴァ』は私には想像もつきません。明るく愉快で健康的な『エヴァ』って一体どんな『エヴァ』なんだろう(笑)。
そういえば、メンイキャラには海に関係ある名前が多いようです(碇は当然ですが、綾波、冬月、赤木、日向→軍艦)。ただアスカは車の名前です(アスカ→いすず、ラングレー→日産、惣流→韓国の双龍?)。なぜでしょう?
-- H10.7.29
その後の情報によると、庵野さんはA型だそうです(当然か…)。で、『エヴァ』は、庵野テイスト120%の作品だそうで(そうでしょうなぁ…)、となると、A型的なのは貞本さんというよりは庵野さんの影響ということになります。ちょっと複雑な気分…。(^^;;
また、庵野さんは血液型にも詳しいようで、キャラクターの血液型設定も十分考えていることは確かのようです。
なお、庵野さんの血液型については、以下のサイトからいただきました。どうもありがとうございます。-- H12.7.11
【H16.6.21追記】読者からこんなメールが来ましたので掲載します。なるほど…。 No.868 A型男性のカハラヨウコウさんから H16.6.20 23:041.面白いですか?
2.お気に入りのページ
3.血液型と性格の関係は?
4.メッセージ:
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美形キャラで女性に絶大な人気を誇ったのが車田正美さんの『聖士星矢』ですね。ストイックなところがA型でしょうか?ちょっと自信がありません。そういえば、最近では和月伸宏さんの『るろうに剣心』が美形キャラで人気を博していますが、血液型はどうなんでしょう?→A型でした
A型は悲壮感のあるストーリー展開が多いようで、詳しくは読んでいないのですが『聖士星矢』ではあてはまるようです。そういえば、『北斗の拳』でもストイックで悲壮感のあるところは共通しているようですね。表情もあまり動いていないようですし。ここがやっぱりA型?
(H10.4.1)
代表作は『ハーイあっこです』でしょう。原作はあまり読んでいないのですが、最近PerfecTV!で再放送をやっているので、ちょっと見てみました。竹内久美子さんが好きだというので、そういう興味もあったのですが(笑)。ちょっと太めでドジなアッコことあつ子がジュンイチと結婚、ジュンイチの家で姑さんと同居し新婚生活を始めるというのがストーリーです。ジュンイチもお姑さんもなかなかよくできた人なのですが、躾がいいせいか?ちょっと堅苦しいところがA型的でしょうか。もちろん、アッコの実家のようにザックバランな人もいますが、きちんと躾けをされたA型では、やや堅苦しい雰囲気が漂いますからね。もちろん、悪いという訳ではありません。
面白かったのが、アッコとジュンイチがお互いに誤解して焼きもちを焼くところで−原作を読んでないので断定的なことは言えませんが−確かにこれはA型だなあと思いました。A型だと感情には出すのですが、全くストレートではなく、ご機嫌が悪くなるというが一般的なパターンです。O型やB型だと感情はストレートに出ますし、AB型だったらほとんど表情には出しません。ただし、AB型がほとんど表情に出さないからといって、感情を害しているのは変わりませんのでご注意を。
全体として、ほのぼのとした家庭的な雰囲気なところが人気があった理由なのでしょうか?
(H10.2.25)
彼の代表作と言えば『ドラゴンボール』シリーズでしょうが、私は『Dr.スランプ』の方が好きです(笑)。実は、『Dr.スランプ』の中には、蚊が「血はA型に限る」という台詞(せりふ)が出てきます。こういう場合は、ほぼ間違いなく作者の血液型と一致するのですが、確信が持てなかったので今まで黙っていました。(^^;;
最近アニメのリメーク版が放映されましたが、終了してしまって残念です。
しかし、読者からA型との情報が寄せられましたので、ここに安心して公開させていただきます。ありがとうございます>読者の方
A型といえぱ思いこみが激しいパターンが多いのですが、これは言わずもがなでしょう。スッパマンなんかが典型的なタイプですね。やはり、思いこみが強くなければストーリーが展開しないということもあるのでしょうが、血液型の影響もあるということでしょう。
さて、血液型とは関係ありませんが、ドクターマシリトもなかなか愛すべきキャラクターです(笑)。もちろん、彼は当時のタントーさんがモデルなのですが、その後に大いに出世したことは言わずもがなです。(H12.6.6)
※その後、別の読者からO型という情報もいただきました。確認はできてないので、とりあえずそのまま掲載しておきます。ご了承ください。>ALL
最近、NHKのBSでは、なかなか面白いアニメを放映しています。(^^)
最近面白いと思ったのは『だぁ!だぁ!だぁ!』です。作者の川村さんには大変の申し訳ないのですが、主人公のタイプとボーイフレンドの反応は、『姫ちゃんのリボン』によく似ています。クールで頼りになる男の子というパターンも似ていますね。
A型は、男の子と秘密を共有するというのが好きなんでしょうか?
ところが、B型の『名探偵コナン』では、ガールフレンドの毛利蘭に秘密を隠しています。A型とB型との好対照と言えるでしょう。
キャラクターの設定は、クールな西園寺彷徨(さいおんじかなた)がAB型、光月美夢(こうづきみゆ)がO型、彷徨の父親の宝晶(ほうしょう)がB型という設定なのはほぼ納得できます。美夢の母親がA型というのは、自分の分身と思っているのかもしれませんね。(H12.6.6)
まだまだいます!
全体的に、ややストイックな感じがするようですね。
【手塚治虫さんの血液型について】 あまりにも質問が多いので、ここに私なりの回答を書いておきます。なお、〔〕内はいただいたメールの番号です。
私は遺族には確認していませんので、本当は何型なのかは知りません。ただ、息子さん(真さん)がA型であること、最新の資料ではA型となっていること、それとやや悲観的な作風であることから、B型的よりはA型的だと判断しています。なお、この他にもA型であるとのメールをいただいています。 -- H11.1.29
その後再確認しました。結論から言うと、手塚治虫さんはまず間違いなくA型です。赤塚不二夫さんの本は初版が昭和59年で、最近再版が出ましたが、血液型のところはそのままのようです。A型と書いてあるのは、『漫画家・アニメ作家人名辞典』(日外アソーシエーツ H9.4)です。 戦前に検査したときにB型と言われてそう信じていたそうですが、昭和60年頃(?)に入院して再検査したところA型と判明したそうです。(^^;; 従って、以前の資料にはB型と書かれていることになります。 この経緯については、『血液型の迷路』(朝日新聞社 S60)に書いてありました。他の人(SF関係者)からも確認していますので、手塚治虫さんはまず間違いなくA型ということになります。なお、息子さんの眞さんもA型です。 -- H12.6.6 |
浅野温子さん、安達祐美さん、山口智子さん、松たか子さん、紺野美沙子さん、沢口靖子さん、鈴木保奈美さん、原田知世さん、雛形あきこさん、森口博子さんなど (H9.12.3)