組織・歴史
-----------------------
組 織
平成25年4月現在,JBA東北支部は,東北6県(青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島)のJBA正会員49名で組織されています。また,東北支部内に,岩手県部会と宮城県部会の2つの部会があり,岩手県部会がソロコンテスト北東北大会,宮城県部会が同南東北大会をそれぞれ主管しています。
JBA東北支部の主な事業として,指揮法講習会を(財)日本音楽財団のご協力をいただいて,毎年,行っています(平成24年度から休止中)。この講習会は,学校,企業,あるいは一般社会で吹奏楽を指導しているディレクターを対象とした体系的かつ実践的な内容の講習会で,受講者の指揮法スキル・アップを目的としています。
指揮法講習会の代替として,平成28年にはJBA会長の岡田知之氏を講師に打楽器講習会を,平成29年度にはJBA名誉会長の秋山紀夫氏を講師に吹奏楽基本合奏講習会を開催しました。
また,JBA東北支部は,全日本中学生・高校生管打楽器ソロコンテストを全国大会(第1回平成9年3月)に先駆けて,平成4年より実施し,東北地方の中高生の演奏技術向上に貢献してきました。特に,第8回全国大会(平成16年3月)から第10回(平成18年3月)までの3年間,東北支部推薦者が連続して全国大会で第1位(第9回では,中・高両部門で第1位)を受賞しました。今後も東北支部として,中高生が個人で活躍できる場の提供に努め,参加した中高生が,将来,優秀な演奏家,そして優秀な指導者に成長してほしいと願っています。
現在,JBA東北支部は,上記の指揮法講習会とソロコンテストを主な事業として,吹奏楽に関する研究と修養の機会を提供しています。
平成29年6月には花巻で全国通常総会を会員の皆様のご協力で,無事終了することができました。お集まりになった会員の方々が学校関係者だけでなく多種多様な職種に渡っており,様々な年齢の人が様々な場所で吹奏楽の指導に携わっていることを知り,全国に広がるJBA会員の層の幅の広さ・奥の深さを改めて実感しました。今後,JBA東北支部としても,スクールバンド指導者のみならず,一般バンド指導者,プレイヤーにこだわらない多数の楽器(音楽)愛好家が,年齢や職業を越え,気軽に集まって学び,語り合える場の提供に尽力していきたいと思います。
役員は次の通りです。[令和元年5月12日〜]
[顧 問 ] 鎌田 玲子
[支部長 ] 荒井 富雄
[副支部長] 大畠 恵司(岩手)
[幹 事 ] 佐々木孝男(青森)・ 羽川 誠 (秋田)
渡邉 弘之(宮城)
[事務局長] 大森 廣
[監 査 ] 五十嵐真生 ・ 佐藤真樹
[事務局員] 佐藤 学 ・ 斉藤正樹
※支部長,副支部長,事務局長は,幹事を兼ねる
( )付きは各県部会長
トップに戻る
-----------------------
歴 史
JBA東北支部は,昭和46年4月,当時,NHK仙台放送管弦楽団所属の (故) 平田 大三 氏を支部長として東北在中のJBA正会員の14名で発足しました。翌,昭和47年の支部総会では 平田 大三,寺長根 功,西村 昌次,高橋 和夫,木内 博,平山 喜英,佐藤 正惇,箕和 響 の各々8名が集い,本格的な活動について協議しました。
昭和48年から平成17年まで 大宮 司 氏が支部長を務め,その間,吹奏楽器演奏技術検定を平成3年から平成11年まで,ソロコンテストを平成4年から,指揮法講習会を平成5年から実施するなど,新しい事業に着手して参りました。また,全国通常総会第11回(昭和52年・山形),同第19回(昭和60年・盛岡),同第31回(平成9年・盛岡),同第37回(平成15年・三沢)を東北支部内各地で開催しました。
平成18年から 荒井 富雄 氏が3代目支部長に就任し,新支部長の下,全国通常総会第41回(平成19年・松島)を開催しました。平成23年3月11日に起きた東日本大震災の後,各方面からのご協力をいただきながら,被災地での演奏会,被災した学校への楽譜の寄贈や楽器リペアなどの復興支援事業を実施しております。平成29年に 大畠恵司 副支部長の下,全国通常総会第51回(平成29年・花巻)を開催いたしました。
トップに戻る
-----------------------