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通っていた歯医者さんで「「根管治療」を終え、冠を被せた」という患者のBさん。
最初は噛む機能も回復し喜んでいたそうです・・・が、Bさんがおっしゃるには
「神経をとって被せた歯が最近何となく変な感じ」「ボーンと重い感じがするんです」
「噛むと痛いんです。」「でも、この歯は神経取って被せたハズなんです。」
「神経は無いハズなのにどうして痛いんでしょう?」
・・・と訴えて当医院を受診されました。
そこで、レントゲンを撮ってみると・・・
驚いたことに抜髄(神経を取る)をしたハズなのに根管内に「根管治療」の形跡が見られません。冠を外して、またびっくり!その根管内からは強烈な腐敗臭が!
どうして?こんなコトに??
突然ですが・・・こんな経験ありませんか?
ある日、冷蔵庫をゴソゴソしていると・・・容器の底に少し残っているキムチ。
「アラ!いつのだろう?」存在を忘れていました。
見るからにヤバそうです・・・恐る恐るフタを開けてにると「シュ〜ッ」とか「ポンッ!」とガスの抜ける音。
これは、キムチが容器の中で人知れずジワジワと発酵を続けていたからです。
もし、容器でなくビニール袋に入っていたら破裂していたかもしれません。
根管の途中までしか治療されていない「根管充填」のあと
抜髄(神経を取る)をした後
、「根管治療」により充分に清掃されているハズの根管内に歯髄の残骸や細菌が残っていたり、今回のBさんのように掃除すら全くされていなかったり・・・
そんな状態で冠を被せても、その冠の下では根管内に残された残骸の腐敗が進み、細菌の活動や増殖は止まりません。ご丁寧に冠でフタまでしているのですから・・・まるで、先程のキムチの容器です。
腐敗と細菌の活動で根管内の圧はジワジワと高まり続けます。やがて「なんだか違和感が」「噛むと痛い」更には「歯と歯が触れただけでズキン!と痛い」などの症状が出てくることもあります。
さて、冠でフタをされても根管内で高まり続ける圧はどうなるのでしょう?
柔らかいところを見つけて抜け出そうとします。歯の根っこ辺りの歯ぐきがプックリ腫れる。時には時には、顔面まで大きく腫れあがることもあります。また、根管の先(根尖)に抜け出し膿の袋を作ってしまう場合もあります。ここまで進行してしまった歯の予後は決して良いものではありません。
残念にも神経(歯髄)を取らなくてはいけない場合・・・歯髄を取ったら「根管治療」が完了ではありません!
神経を取ったあとにどんな「根管治療」をするかが歯の運命を大きく左右するといえるでしょう。
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