八尾市立埋蔵文化財調査センター
発掘情報
平成24(2012)年度
中世の村跡を新たに発見!
萱振寺内町形成以前の居住域を確認
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萱振寺内町遺跡(かやふりじないまちいせき)<第1次調査>
萱振町(かやふりちょう)六丁目
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萱振寺内町北部の萱振町六丁目地内で、発掘調査を行いました。
萱振寺内町は、浄土真宗の恵光寺を中心に室町時代後期以降に形成された寺内町です。
調査では、平安時代後期(11C)〜室町時代中期(15C)の井戸・小穴・溝や、土師器・須恵器・瓦質土器・陶磁器などの遺物が見つかりました。
今回の調査は小規模なものですが、萱振寺内町成立以前の遺跡の様相を知るうえで重要な調査になると考えられます。
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平安時代後期の素掘り井戸や土坑が発見されたようす
室町時代の瓦質井戸枠を持つ井戸が発見されたようす
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