八尾市立埋蔵文化財調査センター
発掘情報
平成24(2012)年度


弥生時代後期のムラ跡を発見!

弥生時代後期前半(1C後半)の居住域を確認

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中田遺跡(なかたいせき)<第54次調査>
中田(なかた)一丁目






中田遺跡北西部の中田一丁目で、発掘調査を行いました。
その結果、弥生時代後期前半(1C後半)、古墳時代前期前半(布留式古相-3C後半)・中期末(5C末)の遺構・遺物が見つかりました。
 弥生時代後期では、遺物包含層を確認し、当該期は居住域であったことがわかりました。古墳時代前期前半と中期末については、遺構が見つかっており、当該時期に居住域の中心であったことがこれまでの調査成果から推定されます。




弥生時代後期前半(1C後半)の長頸壺が発見された状況



弥生時代後期前半(1C後半)の甕が発見された状況



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