八尾市立埋蔵文化財調査センター
発掘情報
平成23(2011)年度
古墳時代初頭のムラ跡を発見!
縄文時代晩期〜鎌倉時代の遺構・遺物を確認
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久宝寺遺跡(きゅうほうじいせき)<第80次調査>
神武町(じんむちょう)
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久宝寺遺跡中央部の神武町地内で、発掘調査を行いました。
その結果、縄文時代晩期(前5C)、弥生時代前期(前4〜前3C)、古墳時代初頭(3C)、鎌倉時代(12〜13C)の遺構・遺物が見つかりました。
縄文時代晩期では縄文土器深鉢(長原式)が、弥生時代前期では弥生土器壺が見つかっており、調査地に南接するJR久宝寺駅の南部で確認されている居住域との関係が推定されます。
古墳時代前期では、居住域を構成した土坑・溝が見つかっています。
古墳時代初頭の土坑や溝が見つかったようす
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