八尾市立埋蔵文化財調査センター
発掘情報
平成23(2011)年度


古墳時代前期のムラ跡を発見!

弥生時代中期、古墳時代前期前半の居住域を確認

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亀井遺跡(かめいいせき)<第16次調査>
亀井町(かめいちょう)一丁目



  

亀井遺跡東部の亀井町一丁目地内で、発掘調査を行いました。
調査の結果、弥生時代中期(前2〜前1C)の遺物包含層、古墳時代前期前半(3C後半)の井戸などが見つかりました。

 亀井遺跡は、弥生時代の全時期を通じて地域の拠点となる大規模な環濠集落であったことが、これまでの調査で明らかにされています。今回の調査では、弥生時代中期と古墳時代前期前半の居住域が発見されました。
なかでも、古墳時代前期前半の居住域の発見は、弥生時代以降の亀井遺跡の推移を考える上で重要です。







古墳時代前期の素掘り井戸を半分掘った状況



井戸の完掘状況




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