八尾市立埋蔵文化財調査センター
発掘情報
平成22(2010)年度


弥生時代前期と後期のムラ跡を発見!

弥生時代前期と後期の居住域を確認

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久宝寺遺跡(きゅうほうじいせき)<第77次調査>
龍華町(りゅうげちょう)二丁目



今回の調査地点は、龍華操車場跡地の再開発事業に関連した、龍華水みらいセンタ―水処理施設内で実施した調査です。
 
 この施設内では、これまでの調査で、縄文時代後期から近世に至る数多くの成果が得られています。なかでも、古墳時代初頭から前期前半を中心とする墓域の発見は、中河内地域の古墳文化受容期の様相を考えるうえで多くの成果が得られています。

 
 今回の調査においても弥生時代前期と後期の遺構・遺物が見つかり、この時期の居住域の広がりを考えるうえで、貴重な資料が得られました。






第6面全景(西から)
弥生時代後期




弥生時代後期の井戸上面の検出遺物(北西から)



井戸枠検出状況(北西から)



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